さてさて、たまには自分のクルマの話でも。
先日は、2CVのなりたちなどをお知らせしましたが、
今日は唐突に、コクピット・ドリル編をお送りいたします(笑
コクピット?についた豪華装備????のご紹介を、
図の番号に沿ってやっていきましょう。
1・・・ウインカーレバー。
通常操作ですが、自動復帰しません。ちなみに、か細いプラ製で、折れすいです。
2・・・ドアオープナーです。
上に持ち上げるだけ。設計かんたん過ぎです。
3・・・メーター類。扇形の大きなものが速度計。左下が燃料計、右下が電圧計。
これだけです。空冷なので水温計もないっす。
電圧計はたいへん重要。
もとより発電の弱い2CVでは、これとにらめっこです。
夜、ヘッドライト点けて停車していると、メーターがぐんぐん減ります。
走ると充電されて、元に戻ります(笑
4・・・デフロスタ(曇り止め)吹き出し口。
...必要最小限の部位しか曇りを取ってくれません。が、意外とそれで困りません。合理的?
後述の9にも詳しく書いておきます。
5・・・ワイパースイッチ。
ただのボタンです。無論、ワンスピードのみです(笑)。これはちょっと不便。
アフターパーツで間欠に出来たりするんですが。
6・・・セルフチェックボタン。
押すとランプが点きます。ブレーキフルードのチェック用です。あてにしていませんが(^^;
7・・・ライトレバー。
二段回すと、ロービーム点灯。この状態で奥にレバーを押すとハイビーム。
これはフツウの操作と同じですが、ややこしいのが一段回したとき。
通常のクルマなら、一段回すとスモールのみなのですが、
これは一段回してスモール、その状態で奥にレバーごと押すとロービームになります。
昔フランスでは、停車中のヘッドライトオフが義務づけられていたので、
スモール/ロービームの切り替えを容易にするため、このレイアウトになったと言われています。
郊外で走るときは、ロー/ハイの切り替えの方が便利なので、その場合は2段階回せばいいわけです。
よく考えられていますね。
8・・・ベンチレーターダイヤル。11・・・ベンチレーター。
夏にはコレ無しで乗れません!8をぐりぐり回すと、
11の部分が外に開き、なんとダイレクトに風が入ってきます。
一応網があるので、虫やゴミは侵入しにくいですが、フィルターもなんもない
まさしく「外気導入」です。
9・・・ヒーター調整レバー。17・・・足下/デフロスタ切り替えレバー。
空冷ですので、ヒーターはエンジンの熱を利用する以外ないのですが、このレバーでその調整をします。
つまり、エンジンからの熱を遮断するか、入れるかを調整するだけ。
ちなみに、2CVには、ヒーターのファンがありません(!)。
走ったら、その風でエンジンからの熱が車内に導入されるだけです。
停まっているときは、一応アイドリングの熱が入りますが微々たるもの。
そんななので、下り坂でエンジンに負荷がかからない状態などでは、
暖かい空気すら入りにくくなります。
なお、4に関連して、曇り止めを使う場合は9のレバーで暖気を導入し、
17のレバーを操作して足下か、曇り止めか、両方かに切り替えできます。
10・・・灰皿。
12・・・ヘッドライト光軸調整ダイヤル。
荷物や人を積むと大きく沈む2CVには、その場合にヘッドライトの向きを調整できる
ダイヤルがいっちょまえに付いています。僕のは固くて回りませんが(笑
13・・・イグニッションキー。
左手で回すのでちょっとやりにくい。
裏の配線はむき出し。いつか膝とかでダメにしそう。こわい。
14・・・アクセル/ブレーキ/クラッチペダル。
ブレーキは無論ノンサーボ。
でも、フィーリングはソリッドで、キモチイイ!
15・・・サイドブレーキ。
トラックみたい。ボタン押してリリースします。効きはすごくいいです。
スッドはサイドが甘くて良く坂道を落ちそうになったっけ。
16・・・チョークレバー。
必須品。一応、レバーの先端に作動中はランプが点きます。
18・・・シフトノブ。
ダッシュ正面から生えているので
一瞬「?」になりますが、実際の手の動きは床から生えているのと変わりません。
ただ、パターンが左下が1速なので要注意。うっかりすると、通常の1速の位置がリバースなので、
バックしてしまいます(笑
この後退-1速が縦に並んでいるのも意味があって、バンパーぶつけて路上駐車する彼の地では、
この配置の方が前進後退が容易なのですね。すげ~。
19・・・棚(笑)。
>>改めて見ると変なクルマ!でもむこうのひとは老若男女、あたりまえのように
乗っていたのですからオドロキ。
それにしても2CVがいかにシンプル(原始的ともいう)なのか、
おわかりいただけるかと思います(^^
>>2/27追記です
5番と6番のスイッチは逆でした。
下のボタンがワイパー、上のボタンがチェックです。
もう一点、ヘッドライトですが
二段回した状態でハイビーム、レバーを前に押してロービームでした。
すみません、間違えていました(汗
先日は、2CVのなりたちなどをお知らせしましたが、
今日は唐突に、コクピット・ドリル編をお送りいたします(笑
コクピット?についた豪華装備????のご紹介を、
図の番号に沿ってやっていきましょう。
1・・・ウインカーレバー。
通常操作ですが、自動復帰しません。ちなみに、か細いプラ製で、折れすいです。
2・・・ドアオープナーです。
上に持ち上げるだけ。設計かんたん過ぎです。
3・・・メーター類。扇形の大きなものが速度計。左下が燃料計、右下が電圧計。
これだけです。空冷なので水温計もないっす。
電圧計はたいへん重要。
もとより発電の弱い2CVでは、これとにらめっこです。
夜、ヘッドライト点けて停車していると、メーターがぐんぐん減ります。
走ると充電されて、元に戻ります(笑
4・・・デフロスタ(曇り止め)吹き出し口。
...必要最小限の部位しか曇りを取ってくれません。が、意外とそれで困りません。合理的?
後述の9にも詳しく書いておきます。
5・・・ワイパースイッチ。
ただのボタンです。無論、ワンスピードのみです(笑)。これはちょっと不便。
アフターパーツで間欠に出来たりするんですが。
6・・・セルフチェックボタン。
押すとランプが点きます。ブレーキフルードのチェック用です。あてにしていませんが(^^;
7・・・ライトレバー。
二段回すと、ロービーム点灯。この状態で奥にレバーを押すとハイビーム。
これはフツウの操作と同じですが、ややこしいのが一段回したとき。
通常のクルマなら、一段回すとスモールのみなのですが、
これは一段回してスモール、その状態で奥にレバーごと押すとロービームになります。
昔フランスでは、停車中のヘッドライトオフが義務づけられていたので、
スモール/ロービームの切り替えを容易にするため、このレイアウトになったと言われています。
郊外で走るときは、ロー/ハイの切り替えの方が便利なので、その場合は2段階回せばいいわけです。
よく考えられていますね。
8・・・ベンチレーターダイヤル。11・・・ベンチレーター。
夏にはコレ無しで乗れません!8をぐりぐり回すと、
11の部分が外に開き、なんとダイレクトに風が入ってきます。
一応網があるので、虫やゴミは侵入しにくいですが、フィルターもなんもない
まさしく「外気導入」です。
9・・・ヒーター調整レバー。17・・・足下/デフロスタ切り替えレバー。
空冷ですので、ヒーターはエンジンの熱を利用する以外ないのですが、このレバーでその調整をします。
つまり、エンジンからの熱を遮断するか、入れるかを調整するだけ。
ちなみに、2CVには、ヒーターのファンがありません(!)。
走ったら、その風でエンジンからの熱が車内に導入されるだけです。
停まっているときは、一応アイドリングの熱が入りますが微々たるもの。
そんななので、下り坂でエンジンに負荷がかからない状態などでは、
暖かい空気すら入りにくくなります。
なお、4に関連して、曇り止めを使う場合は9のレバーで暖気を導入し、
17のレバーを操作して足下か、曇り止めか、両方かに切り替えできます。
10・・・灰皿。
12・・・ヘッドライト光軸調整ダイヤル。
荷物や人を積むと大きく沈む2CVには、その場合にヘッドライトの向きを調整できる
ダイヤルがいっちょまえに付いています。僕のは固くて回りませんが(笑
13・・・イグニッションキー。
左手で回すのでちょっとやりにくい。
裏の配線はむき出し。いつか膝とかでダメにしそう。こわい。
14・・・アクセル/ブレーキ/クラッチペダル。
ブレーキは無論ノンサーボ。
でも、フィーリングはソリッドで、キモチイイ!
15・・・サイドブレーキ。
トラックみたい。ボタン押してリリースします。効きはすごくいいです。
スッドはサイドが甘くて良く坂道を落ちそうになったっけ。
16・・・チョークレバー。
必須品。一応、レバーの先端に作動中はランプが点きます。
18・・・シフトノブ。
ダッシュ正面から生えているので
一瞬「?」になりますが、実際の手の動きは床から生えているのと変わりません。
ただ、パターンが左下が1速なので要注意。うっかりすると、通常の1速の位置がリバースなので、
バックしてしまいます(笑
この後退-1速が縦に並んでいるのも意味があって、バンパーぶつけて路上駐車する彼の地では、
この配置の方が前進後退が容易なのですね。すげ~。
19・・・棚(笑)。
>>改めて見ると変なクルマ!でもむこうのひとは老若男女、あたりまえのように
乗っていたのですからオドロキ。
それにしても2CVがいかにシンプル(原始的ともいう)なのか、
おわかりいただけるかと思います(^^
>>2/27追記です
5番と6番のスイッチは逆でした。
下のボタンがワイパー、上のボタンがチェックです。
もう一点、ヘッドライトですが
二段回した状態でハイビーム、レバーを前に押してロービームでした。
すみません、間違えていました(汗
MEGANE2も今頃わかるビックリ機能がついてたりと
フランス人の合理性に驚いてばかりです
エクスにナイナイよ!
>ヘッドライト光軸調整
エクスにナイナイよ!
うらやましい~
ウチのmixiにカキコ頂いたお礼に参りました。
昨年末まで赤黒2cvに乗ってました。
現在、車検切れで冬眠中です。(^^ゞ
2cv、マトモなタマをマトモに乗ってれば、そうそう壊れるクルマではありません。
消耗はしますが。。。
維持費的にはイマドキの国産車より安く上がると思います。冗談抜きで。
いいオモチャですよ。ホントに。^^
>ほしい、ほんとにほしい!
ぜひ、ほんとにぜひ!?
たしかに旧車に属しますが、壊れるところがあんまりないので、あまり気負いもせずに乗れますよ~。
a3o@meganisteさま>
>見るだけじゃ覚えられそうにない
いえいえ~ほんとに何も付いてないので、
すんごく操作がシンプルです。
スイッチ類の意味に、僕も感心しました。
ubarさま>
>電器品が少なそう
...少ないというか、ワイパー、ラジオ、灯火類、室内灯、警告灯...くらいなので、走るのに必要なもの意外ほとんど無いです(笑)
ももんがさま>
>エクスにナイナイよ!
なんだか何も付いてない割には、他のクルマにないものがあったりして、笑えます(^^
実は他に、2CVにあってエクスに無いものが......いや~そんなのナイナイです~
みやしんさま>
はじめまして~。アリガトゴザイマース!
>維持費的にはイマドキの国産車より安く上がると思います
おっしゃるとおりですね。ほんと、壊れないし、お金がかかりませんよね。
2CVは原始的ですが、でもそれが「クルマってなんだろう」と思わせる、そんな「乗り物」だと思います。