死を前にしたカリスマはたかってきたハゲタカにこう言った。
流した血を汲み取ってやれるのか。
やり直したいなら何もやらないことだ。
父を死に追いやられ、弔い合戦を仕掛けた息子(新鋭IT企業をおこす)は、結局力のあるバックに躍らされ、冷静さを失って突っ走って、全てを失った。
自分が担当していた町工場への融資が、上司の許可を得られずに「貸し渋り」となり、町工場の社長を自殺へと追い詰めてしまった元銀行員。
上司への反発心は「矛盾した正義」となって、海外投資ファンドに転職、病んだ日本企業の負債を買いあさって救済することが「彼の正義」にすりかわる。
しかしゆく先で彼は「あやまちを二度侵してしまう恐怖」から自分の都合でアメリカの命令を捩曲げる行為をした。
命令を理屈で通そうとしたって通用しない訳だ、あくまで命令なので。
そして彼もすべてを失う。
電気会社社長は外資に乗っ取られると自分が犠牲になってしまうという自分の保身に走って、新鋭ITの投資話に手を出してしまう。
新鋭ITは弔い感情の暴走からやはり危ない橋を渡っていた訳で、それが検察にばれて話しはオジャン。
社長も結局全てを失う。
元銀行員のやり手は「銀行のしがらみの中では本当の企業救済が出来ない」と自分の理想を突き通したいが為に銀行を辞め、電気会社に転職。
しかしやはり外資に乗っ取られた後はコストカッターとして利用されてしまう。
そんな中で、昔自分が部下に味合わせた得意先社長の自殺同様、自分の部下を自殺に追い詰めてしまい、同じ心の苦しみを味わうこととなってしまってもがき苦しむ。
カリスマの真実
心の傷を欲望とスレスレの復習劇にしてしまった息子
心の傷を正義にすり替え、その正義の使い場所を間違えた元銀行員のハゲタカ
心の傷を理想に切り替え、その理想を貫きたいが為に、大事なものを失うこととなってもがき苦しむ元銀行員。
誰も別に悪くない。
その時そのように動くことしか出来なかっただけ。
だけどひとつだけ言えることは「欲望」「理想」ってやつは本能のまま突き進めばどこかで必ず崩壊にぶちあたるということだ。
そして知らず知らずに誰かを追い詰めているってことだ。
そこだけは本気でみんなが肝に命じてくれたらいいよなぁって思う。
そうなったら随分世の中も変わるだろうに。
だから「欲」も「理想」も子供の頃から捨ててるし、あたしゃ。
受けた傷を誰かに対して「復讐」する気もない。
受けた傷を「正義」にすりかえる気もない。
傷を受けたからって「逃避」する気もさらさらない。
そんなことより「実」ありき、「義務の遂行」ありき、「使命感」ありきだし、あたしゃ。
とにかく案外子供の時から型を決めてやってきてる。
だから、
「動じないし、強いね。」
とか
「ホントいい人なんだからー(あんな人のかたをもつ必要ないじゃん的な)」
って言われる由縁かも。
あの方からこの方から、
「おとなしいのは損だよ、自己アピールしなよ。」
だのと言われ続けてますが、あたしゃこういう型だから仕方ないのだ。
どう考えても悪いことしてないからこのまま行かせていただくのだー!(笑)
ということが分かったドラマです、ハゲタカ。(笑)
そうそう。
「流した血を拭ってやれるか」って、血を流してくれなけりゃ、拭う気持ちにはなかなかなれないのが人間。
今って「血が流れない人間風ロボット」が多いのも事実、ということも書き留めておこう。
流した血を汲み取ってやれるのか。
やり直したいなら何もやらないことだ。
父を死に追いやられ、弔い合戦を仕掛けた息子(新鋭IT企業をおこす)は、結局力のあるバックに躍らされ、冷静さを失って突っ走って、全てを失った。
自分が担当していた町工場への融資が、上司の許可を得られずに「貸し渋り」となり、町工場の社長を自殺へと追い詰めてしまった元銀行員。
上司への反発心は「矛盾した正義」となって、海外投資ファンドに転職、病んだ日本企業の負債を買いあさって救済することが「彼の正義」にすりかわる。
しかしゆく先で彼は「あやまちを二度侵してしまう恐怖」から自分の都合でアメリカの命令を捩曲げる行為をした。
命令を理屈で通そうとしたって通用しない訳だ、あくまで命令なので。
そして彼もすべてを失う。
電気会社社長は外資に乗っ取られると自分が犠牲になってしまうという自分の保身に走って、新鋭ITの投資話に手を出してしまう。
新鋭ITは弔い感情の暴走からやはり危ない橋を渡っていた訳で、それが検察にばれて話しはオジャン。
社長も結局全てを失う。
元銀行員のやり手は「銀行のしがらみの中では本当の企業救済が出来ない」と自分の理想を突き通したいが為に銀行を辞め、電気会社に転職。
しかしやはり外資に乗っ取られた後はコストカッターとして利用されてしまう。
そんな中で、昔自分が部下に味合わせた得意先社長の自殺同様、自分の部下を自殺に追い詰めてしまい、同じ心の苦しみを味わうこととなってしまってもがき苦しむ。
カリスマの真実
心の傷を欲望とスレスレの復習劇にしてしまった息子
心の傷を正義にすり替え、その正義の使い場所を間違えた元銀行員のハゲタカ
心の傷を理想に切り替え、その理想を貫きたいが為に、大事なものを失うこととなってもがき苦しむ元銀行員。
誰も別に悪くない。
その時そのように動くことしか出来なかっただけ。
だけどひとつだけ言えることは「欲望」「理想」ってやつは本能のまま突き進めばどこかで必ず崩壊にぶちあたるということだ。
そして知らず知らずに誰かを追い詰めているってことだ。
そこだけは本気でみんなが肝に命じてくれたらいいよなぁって思う。
そうなったら随分世の中も変わるだろうに。
だから「欲」も「理想」も子供の頃から捨ててるし、あたしゃ。
受けた傷を誰かに対して「復讐」する気もない。
受けた傷を「正義」にすりかえる気もない。
傷を受けたからって「逃避」する気もさらさらない。
そんなことより「実」ありき、「義務の遂行」ありき、「使命感」ありきだし、あたしゃ。
とにかく案外子供の時から型を決めてやってきてる。
だから、
「動じないし、強いね。」
とか
「ホントいい人なんだからー(あんな人のかたをもつ必要ないじゃん的な)」
って言われる由縁かも。
あの方からこの方から、
「おとなしいのは損だよ、自己アピールしなよ。」
だのと言われ続けてますが、あたしゃこういう型だから仕方ないのだ。
どう考えても悪いことしてないからこのまま行かせていただくのだー!(笑)
ということが分かったドラマです、ハゲタカ。(笑)
そうそう。
「流した血を拭ってやれるか」って、血を流してくれなけりゃ、拭う気持ちにはなかなかなれないのが人間。
今って「血が流れない人間風ロボット」が多いのも事実、ということも書き留めておこう。