羽とクチバシ

2017年08月17日 13時54分44秒 | 黒猫のひとりごと

                                              タタタァン   ――

      チュン

崖の方から音・・・

僕らの土壁が、攻撃されているのだ。

あの辺にいると土が降ってくるから、僕は森にいる。

土像ネコになるつもりはないのだ。

「チチチ」

小鳥たちが、ボートに集まってる。

大倒木の近くに置いてあるのだ。

        パタ パタ

シッポ羽があたってる。

僕もシッポでボートをたたこうかな。

「ニャ~」

  チュチュ ?

数羽、僕を見た。

                      スルリ

ボートにのる。

たたくのは後にして、シッポを上に向ける。

         

                       

クチバシがシッポを向く。

                        ニャニャ ニャッ ニャ ♪

                                   ニャ~ ニャ~ ニャ~  ♪

              チュチュン ♪ チュチュチュン ♪

   ニャニャ ニャッ ニャ ♪

                ニャ~ ニャ~ ニャ~ ♪

                                 ニャ~~ァ ♪

                                            チュチュン ♪

「♪」

          ピピ ♪

                      

                              

みんな喜んでる。

クチバシや羽が小さく動いてる。

そのうちたき火の周りに人が集まってきたら、披露できるかもしれない。

チワワにも聞かせてあげれば、喜ぶと思う。

                   ペチ

シッポでたたく・・・・

                  チュチュン

                                                ヮヮヮヮ  ・・・・・

                                    タァン