タタタァン ――
チュン
崖の方から音・・・
僕らの土壁が、攻撃されているのだ。
あの辺にいると土が降ってくるから、僕は森にいる。
土像ネコになるつもりはないのだ。
「チチチ」
小鳥たちが、ボートに集まってる。
大倒木の近くに置いてあるのだ。
パタ パタ
シッポ羽があたってる。
僕もシッポでボートをたたこうかな。
「ニャ~」
チュチュ ?
数羽、僕を見た。
スルリ
ボートにのる。
たたくのは後にして、シッポを上に向ける。
?
? ?
クチバシがシッポを向く。
ニャニャ ニャッ ニャ ♪
ニャ~ ニャ~ ニャ~ ♪
チュチュン ♪ チュチュチュン ♪
ニャニャ ニャッ ニャ ♪
ニャ~ ニャ~ ニャ~ ♪
ニャ~~ァ ♪
チュチュン ♪
「♪」
ピピ ♪
♪
♪
みんな喜んでる。
クチバシや羽が小さく動いてる。
そのうちたき火の周りに人が集まってきたら、披露できるかもしれない。
チワワにも聞かせてあげれば、喜ぶと思う。
ペチ
シッポでたたく・・・・
チュチュン
ヮヮヮヮ ・・・・・
タァン