散歩をしていると、桜を見物している一団と出会う。
「ニャー」
挨拶をしたらお花見団子をくれた。
桜色の団子をかじる。
「ニャー」
おいしい。
残りの串を銜えて桜の木の上に登る。
空がきれい。
桜の花びらが目の前に見れるのだ。
ネコ冥利。
木の上で白いお団子を食べる。
「ニャー」
おいしい。
ここは田舎なので、そんなに人がいない。
みんな好き勝手に桜を見物している。
「ワン」
犬がいる。
木から下りてみる。
「ワン」
最後のヨモギ色のお団子をあげる。
「ワン♪」
食べた。
僕はもうおなかが一杯なのでいいのだ。
去る。
・・・・・・
犬が付いてくる・・
「ニャー」
「ワン」
・・しょうがないので上に乗る。
すると、ひと際大きな桜の木の下にやってきた。
「ヮゥ・・」
寝た。
僕も木の上で寝ることにする。
サワサワサワ・・・・