「神無月の高尾」シリーズを中断して、きょうはピンク色のアキギリ(秋桐)を取り上げる。
小仏峠のバス停の先の道端に、ピンク色の綺麗な花が咲いていた。花の形はキバナアキギリ(黄花秋桐)とそっくりで、セージの仲間の園芸種の一つと思ったが、念のため2枚だけデジカメに残しておいた。帰ってきて友人のブログを見て、山野草の仲間のアキギリと判明し、お蔵入りが濃厚だった画像がここに登場することになった。アキギリは青紫色の花が多いが、中にはピンク色もあるとネットにもでてくる。
現地では気付かなかったが、左下の藪の中に偶然写っている赤い実も気になる。
山地の木陰に生える多年草。葉はほこ形で先端は尖り、葉縁には荒い鋸歯があり対生する。茎の先端に花穂を出し、唇形の青紫色やピンク色の花を数個付ける。花は、雌しべが長く花冠から突き出ている 。
名前の由来:秋に咲き、花の形がキリ(桐)に似ているからこの名が付いた。
花期8~10月。
(小仏峠)
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やはり野生で育っている花は綺麗です。
赤い実、何でしょう?
やはり花色で趣も違いますね。
赤い実はヤブコウジと予想します??。
グリーンライブセンターのアキギリにそっくりですよね。ピンク色から園芸種と思いましたが、ちゃんとブログに登場しました。
アキギリ情報をありがとうございました。
でも背景がゴミゴミし過ぎています。
気になる赤い実
私もアキギリは紫色だと思っていました。
ですからこれは園芸種ではないかと・・・。
赤い実はヤブコウジ?
いい線いっていますね。藪にあるからヤブコウジも最もらしいし。
葉の付き方はヤブコウジですが、葉が少し長く、赤い実が多いように思います。
十両と千両の交配種で、五百両ではいかがでしょうか。
一両、十両、百両、五百両、千両、万両
アケボノショウマはアスチルベなので、センブリには余り似ていません。
綺麗な蝶にマーキングするのはあまり感心しないほうで、書いてあればがっかりです。まして台湾の「陳信徳」とあったら、次回からはアサギマダラと遊んではあげません(本当はこちらが遊んでもらっていますが・・・)。
高尾のアケボノショウマ
百両におまけしていただきたいような気がします。
葉や実の付き方から千両や万両ではない。ましてや一両とは全く違う。
消去法でいけば、十両と百両が残る。
sakurasouのご指摘のように、十両にしては葉が長く実が多い、百両だと葉がもう少し狭くて長い、そして実はかたまって付く。
小仏のこの植物は、私の過去の経験では解けない。
これじゃあ、髪の毛が薄くなる(ないのに薄くはならないか)
なるほど、紫色のアキギリとキバナアキギリの掛け合せで生まれる説もあるんですね。
世の中でよくいう、カラスがトンビを生むということですね。
1年草なら周りに種を撒いて実験したいところです。
それとも、絵の具を取り出してきて、紫色と黄色を混ぜてみましょうか。
青+黄=ピンク