高尾山などの「寅太の山野草」

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マルバフジバカマ

2011-09-19 05:36:47 | 山野草
マルバフジバカマ(丸葉藤袴)は帰化植物でありながら、秋の七草のフジバカマ(藤袴)の名を名乗り、関東から東北に侵入しているようである。葉が丸いかと言えば丸くはなく、フジバカマのように葉が3裂してないからである。
中国から奈良時代に渡来したフジバカマと、山渓ハンディ図鑑では並んで記載されているが、占有している文字数も同等で、今に本家を追い抜くのではないかと心配である。

 
(名前は丸葉であるが、葉は丸くはない)

丸葉藤袴/キク科/フジバカマ属。
北米原産の帰化植物。昭和初期に箱根で見つかり、各地に広がっている。
葉には長い葉柄があり対生し、葉身は卵形でふちに粗い鋸歯がある。頭花は白色で、密な散房状に付く。フジバカマの頭花が5個の管状花からなるが、マルバフジバカマは15~25個と多い。
名前の由来:フジバカマに似ているが、葉が3裂しないことから丸葉と付いた。
花期:9~11月。
(軽井沢町植物園)
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