高尾山などの「寅太の山野草」

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山野草を中心にしたブログです。

アズマイチゲ

2008-04-05 13:15:13 | 山野草
高尾山の春の代表的な花の一つであるアズマイチゲ(東一華)を取り上げてないことに気づいた。
この季節にはイチリンソウ(一輪草)ニリンソウ(二輪草)キクザキイチゲ(菊咲一華)そしてアズマイチゲが競うように咲く。
この中でキクザキイチゲとアズマイチゲはたいへん似ているので、しばしば間違うことがある。花の下の3枚の茎葉が尖って切れ込んでいればキクザキイチゲ、丸ければアズマイチゲであるが、その中間的な茎葉にしばしば出会う。
意外にも群生するところを今まで見ていなかったが、今回はかなりの群生地に出合った。


 

東一華/キンポウゲ科/イチリンソウ属。
山地や落葉樹林内に群生する多年草。別名ウラベニイチゲ(裏紅一華)。
高さ20cm前後で、根生葉は長い柄があり3出複葉、茎葉は3枚輪生し先は丸みがあり少し垂れ下がる。
茎の先に8~13枚の萼片を持つ白い花を付ける。萼片の裏側は薄い紅色を帯びる。
名前の由来:関東地方に多く分布し、花が一輪(一華)付けることからこの名がついた。
花期:3~5月。
(高尾山)
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3 コメント

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初めての花 (デコウォーカ)
2008-04-06 00:22:52
初めて見ましたが綺麗な花ですね。キクザキイチゲとの見分け方も良く解りましたが実際に見たらこんがらがるかなと思いました(笑)。
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紛らわしいものはお断り (寅太)
2008-04-06 18:38:45
デコウォーカさん、こんにちは。
両方の中間的な葉のものがあるんですよね。
時々間違ってしまいます。
どちらにも取れるものは遠慮して欲しいのですが。
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流石! (hanatetsu)
2008-04-06 20:16:09
またまた高尾シリーズですね。アズマイチゲ下段左側の画像、ハレーションもなく陰影も良くアズマイチゲそのもの。流石ですね!
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