高尾山などの「寅太の山野草」

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ヒメキンミズヒキ

2011-09-02 05:18:20 | 山野草
似た植物で、キンミズヒキ(金水引)とヒメキンミズヒキ(姫金水引)があるのは知っていた。いままでは親になる前はみんな姫だろうと、安易な気持ちで分けないできた。
でも最近やたらと小型のキンミズヒキに会う機会が多くなり、庭のキンミズヒキを見るとこれも姫である。こんなことから姫を、そろそろ一人前として認めることにする。
キンミズヒキに比べると、草姿が小さい、花つきが少ない、小葉の先端が丸い感じ、花弁が細い、雄しべの数が少ないなどの特徴がある。


(花数はすくなく、葉の先端にやや丸みがある)

 

数本生えている家の庭のキンミズヒキを調べたると、みんな姫であった。開花している花の数だけでなく、ルーペで見ると、花弁の形や雄しべの本数の違いが確認できる。

 
(寅太の庭のヒメキンミズヒキの花)   (かなり違うキンミズヒキの花)

姫金水引/バラ科/キンミズヒキ属。
山野の木陰などに生える多年草。
葉は羽状複葉で、先端の3枚が大きく、根元に葉が集中して付く。黄色の花弁は細く、狭長楕円形~長楕円形で、同時に咲く花は数個程度である。
名前の由来:キンミズヒキよりも小型(姫)であることからこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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2 コメント

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小さいとヒメ (信徳)
2011-09-02 09:26:23
小さいからと言って勝手に「姫」などと呼んでは困ります。確かに姫は小さいものに掛かる枕詞ですからそう呼びたくなるのも分かります。「岡村」に小さいからと言って「ヒメオカムラ」と言わないで下さいね。
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私の友人にも岡村がいます (寅太)
2011-09-02 13:19:42
信徳さん、こんにちは。
台湾では奇異に感じるかもしれませんが、日本では小さいものを姫と呼ぶことが多いのですよ。
私の友人にも岡村がいますが、誰も姫を付けてはいません。
もっとも姫という顔ではありませんが、三橋美智也の歌を歌わせれば、もう本物より上手いんですよ。
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