田んぼの近くを歩いていたらヒメシオン(姫紫苑)に出会った。なんだヒメジョオンのことかと勘違いしそうであるので、ここで整理をしておきたい。全国にはびこっているヒメジョオン(姫女苑)は江戸時代の終わりころ北米からやってきた。よく似た花にハルジオンがあり別名ハルジョオンで漢字で表すとどちらも春紫苑である。ここで真ん中の漢字「女」と「紫」が違うのに気づく。またヒメジオンはネット検索でたくさん出てくるが間違いである。今回出会ったのはヒメシオンで平安時代から観賞用に栽培されたシオン(紫苑)の仲間である。姫紫苑/キク科/シオン属。湿った草地や田のあぜなどに生える多年草。高さ0.3~1mで上部で枝分れする。葉は線状披針形~披針形で互生する。茎の上部に密な散房花序をつくり、小さな頭花を多数付ける。舌状花は白色で中央は黄色。名前の由来:同属のシオン(紫苑)に似ていて全体に小さく優しい感じからこの名が付いた。花期:8~10月。(多摩丘陵)【山野草の索引(2)へ】
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シオンの小さいのがヒメシオン。
もう一つ雑草のような道草に生えているのが
ヒメジョンですね。
ヒメジョンは茎が空洞でしたよね?
シオンは薄い紫色で高さも2mもありますが、ヒメシオンは白色で高さも
1mもありません。
ここまでは良いのですが、ヒメジョオンにリンクを貼ってあるのによく
見てません。
ヒメジョオンは茎が空洞ではなく、空洞はハルジオンです。
ヒメジョオンは外来種の雑草のようなものですから、数本折っても
文句はでないでしょう。
いま咲いているのはほとんどヒメジョオンですから確認しましょう。