高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ゴゼンタチバナ

2010-06-07 00:20:59 | 山野草

画像の整理をしていたら、春の草芸展で注目してたのが、ゴゼンタチバナ(御前橘)があった。買えば高価な花であるが、展示会にぴったり花を咲かせて出展となると、かなりの苦労をしているようなので、寄せ植えに使うたくさんの本数を、実生から育てているかも知れない。
そんなことを考えながら、近くの公園に散歩に出かけると、ゴゼンタチバナによく似た、4弁の総苞片を持つヤマボウシ(山法師)が、花を上にして咲いていた。


(白い4枚の総苞と中央に花が頭状に集まる)

 

御前橘/ミズキ科/ゴゼンタチバナ属。
亜高山の針葉樹林などに生える常緑の多年草。
草丈は10cm程で、未開花の株では4枚、開花株では6枚の広楕円形の葉を輪生状に付ける。4枚の花弁のように見えるのは総苞で、中央に小さな花を頭状に集まる。カラタチバナ(唐橘)の実に似た実を付け、秋に赤く熟す。
名前の由来:白山の最高峰である御前ヶ峰に生え、カラタチバナの実に似ていることからこの名が付いた。
花期6~8月。
(春の草芸展より)
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤い実 (hanatetsu)
2010-06-07 09:37:52
一昨年7月下旬、ご存知アルプの里で午前中にゴゼンタチバナとお話してきました。
やや花期が過ぎたようで寅太さんの画像のように綺麗ではありませんが、秋の赤い実を是非見に来てくれっ!と言っていました。
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ゴゼンタチバナの異説 (寅太)
2010-06-07 12:24:26
hanatetsuさん、こんにちは。
アルプの里で7月下旬に花が残っていれば、高い山ではこれからですね。
さらりと書いて、ボンクラ寅は気付かないと思っておられるのでしょうが、午前橘にはちゃんと気付いています。
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似た者同士 (信徳)
2010-06-07 12:59:38
ヤマボウシの赤い実は台湾のレイシなのにゴゼンタチバナの赤い実はカラタチバナ(百両)の赤い実に似るのですね。花もヤマボウシを一回りも二回りも小さくした花でしょう。
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また比較できるものをでしょう (寅太)
2010-06-07 16:59:13
ヤマボウシの綺麗な花から、レイシに似せないで下さい、ヤマボウシでなくてハナミズキにすればよかった。
ヤマボウシとハナミズキは、花の大きさはほぼ同じですが、ゴゼンタチバナは少し小さい程度です。
ニリンソウよりは大きいと思います。
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美しい姫御前 (デコウォーカ)
2010-06-08 11:49:56
ゴゼンタチバナに時々山で出会うのですが、このように綺麗でヨゴレのない花には出会えません。改めてこの花の美しさを見ました。
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赤い実がみたい (寅太)
2010-06-14 09:16:53
デコウォーカさん、おはようございます。
鉢植えが自然より綺麗とは以外ですが、出展者はかなり苦労していると思います。
赤い実が見たいですね。
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