3月3日は「雛祭り」、すなわち「桃の節句」である。この季節になると女の子のいない我が家でも、パンフラワーの雛人形が殺風景な玄関を飾る。
お内裏様は向かって左側が日本古来の姿かと思っていたら、京都では古式に則って右側に置くという。明治以前は左が高位(向かって右)ということであったが、文明開化により洋式化した結果、向かって左が高位になったという。
従って、お内裏様を向かって左に置くのが現代式、右に置くのが古式として、どちらも正しいのだそうだ。
長岡のグランドホテルで、牧野家ゆかりの雛人形を展示している。
幕末の藩主牧野忠訓の正室となる彝姫(とうひめ)の最初の節句に、父親の11代藩主忠恭の正室籌姫(ひさひめ)の実家遠州掛川城主太田資始から贈られたという。
雛人形は数奇な運命を辿り、現在は長岡市栃尾小貫の瑞雲寺に伝わり、栃尾市との合併を機に今回公開したとのことである。
人形師は二代目仲秀英で、人形師の最高位法橋を名乗り、都梁斎と号した逸材とのことである。古式に則った大名家の雛人形で、本来なら向かって右にお内裏様があったはずであるが、今回はどちらで公開するのだろう。お内裏様、お雛様とも昔と違う位置に座らされたら、少し勝手が違うかも知れない。
河井継之助とともに、激動の時代を駆け抜けた彝子(とうこ)の思い出の雛人形である。
お内裏様は向かって左側が日本古来の姿かと思っていたら、京都では古式に則って右側に置くという。明治以前は左が高位(向かって右)ということであったが、文明開化により洋式化した結果、向かって左が高位になったという。
従って、お内裏様を向かって左に置くのが現代式、右に置くのが古式として、どちらも正しいのだそうだ。
長岡のグランドホテルで、牧野家ゆかりの雛人形を展示している。
幕末の藩主牧野忠訓の正室となる彝姫(とうひめ)の最初の節句に、父親の11代藩主忠恭の正室籌姫(ひさひめ)の実家遠州掛川城主太田資始から贈られたという。
雛人形は数奇な運命を辿り、現在は長岡市栃尾小貫の瑞雲寺に伝わり、栃尾市との合併を機に今回公開したとのことである。
人形師は二代目仲秀英で、人形師の最高位法橋を名乗り、都梁斎と号した逸材とのことである。古式に則った大名家の雛人形で、本来なら向かって右にお内裏様があったはずであるが、今回はどちらで公開するのだろう。お内裏様、お雛様とも昔と違う位置に座らされたら、少し勝手が違うかも知れない。
河井継之助とともに、激動の時代を駆け抜けた彝子(とうこ)の思い出の雛人形である。
パンフラワーは家内です。この近所では中高年の女性を中心に結構流行っているようです。
花が多く、花びらや葉など1枚1枚作っているので、かなり根気のいる趣味のようです。(大雑把な男性には向いていない)