都立野山北・六道山公園に、ムラサキ(紫)の花が咲いていた。万葉集にもその名が出るほど歴史は古く、江戸紫などの染料や暗紫色の根は生薬「シコン(紫根)」として薬用に使われ、武蔵野を代表する野草であった。
この野草も明治時代以降の合成染料の登場で、利用価値が薄れ、いまでは絶滅危惧種である。
数年前に武蔵野市の井の頭公園でこの花を見たが、武蔵野市では市の花として保護していることを聞いた。 名前のムラサキとは違って、花は真っ白である。
紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも
(高貴な紫の衣が似合う美しい貴女も 今では人妻ですが恋しく思います)
紫/ムラサキ科/ムラサキ属。
山地の草原に生える多年草。
葉は披針形で互生し、茎頂にロート状の白い花を付ける。 果実は4個の分果である。
名前の由来:根が紫で紫染めの染料になるところからこの名が付いた。
花期:6~7月。
(都立野山北・六道山公園)
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この野草も明治時代以降の合成染料の登場で、利用価値が薄れ、いまでは絶滅危惧種である。
数年前に武蔵野市の井の頭公園でこの花を見たが、武蔵野市では市の花として保護していることを聞いた。 名前のムラサキとは違って、花は真っ白である。
紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも
(高貴な紫の衣が似合う美しい貴女も 今では人妻ですが恋しく思います)
紫/ムラサキ科/ムラサキ属。
山地の草原に生える多年草。
葉は披針形で互生し、茎頂にロート状の白い花を付ける。 果実は4個の分果である。
名前の由来:根が紫で紫染めの染料になるところからこの名が付いた。
花期:6~7月。
(都立野山北・六道山公園)
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