高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ツキヌキニンドウ

2007-11-28 06:53:00 | 樹木
少し季節遅れであるが、民家の庭からツキヌキニンドウ(突抜忍冬)の花序がのぞいている。
ニンドウ(忍冬)はスイカズラ(吸蔓)の別名で、冬でも葉が落ちないことに由来している。
そしてこの樹木の最大の特徴は、花序のすぐ下の葉にある。2枚目の画像から葉の中央を茎が突き抜けているのがわかる。

 

突抜忍冬/スイカズラ科/ツキヌキニンドウ属。
庭に植えられる蔓性の常緑樹。
茎は細くなめらかで他の木に巻きついて登る。葉は対生で花序のすぐ下の葉だけは基部が合着して1つの長蛇円形になり、この葉から突き抜けて花序がでる。
枝先には深紅色の筒状の花が多数咲く。
名前の由来:「忍冬(ニンドウ)」は冬でも茎葉が枯れないスイカズラのことで、茎が葉の真ん中を突き抜けていることと合わせて、ツキヌケニンドウの名が付いた。
花期:6~9月。
(多摩丘陵)
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コメント (4)
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