高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

フキ

2007-02-24 01:16:24 | 山野草
越後の山野には、いたる所にフキノトウが出てくる。残雪の下で蕾となり、雪を押しのけるように顔を出す。
フキ味噌にして食べるとほろ苦く、嫌いな人もいるが、この苦さが早春の味である。また晩春には遅れて出てくるフキの茎(葉柄)や葉が成長し、今度は茎をキャラブキにして食べると、こちらも田舎の味で美味である。
「ツクシ何の子、スギナの子」と同じように、フキとフキノトウが同じ植物とはちょっと信じがたい。

 
(隣でフキの葉も成長中)

蕗/キク科/フキ属。
山地に生える多年草。雄雌異株で、雄株は花後に枯れるが、雌株は成長し冠毛を付ける。
フキノトウ、葉、葉柄ともに食用になる。
花期:3~5月。
(多摩丘陵)
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コメント (4)
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