越後の山野には、いたる所にフキノトウが出てくる。残雪の下で蕾となり、雪を押しのけるように顔を出す。
フキ味噌にして食べるとほろ苦く、嫌いな人もいるが、この苦さが早春の味である。また晩春には遅れて出てくるフキの茎(葉柄)や葉が成長し、今度は茎をキャラブキにして食べると、こちらも田舎の味で美味である。
「ツクシ何の子、スギナの子」と同じように、フキとフキノトウが同じ植物とはちょっと信じがたい。 蕗/キク科/フキ属。
山地に生える多年草。雄雌異株で、雄株は花後に枯れるが、雌株は成長し冠毛を付ける。
フキノトウ、葉、葉柄ともに食用になる。
花期:3~5月。
(多摩丘陵)
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フキ味噌にして食べるとほろ苦く、嫌いな人もいるが、この苦さが早春の味である。また晩春には遅れて出てくるフキの茎(葉柄)や葉が成長し、今度は茎をキャラブキにして食べると、こちらも田舎の味で美味である。
「ツクシ何の子、スギナの子」と同じように、フキとフキノトウが同じ植物とはちょっと信じがたい。 蕗/キク科/フキ属。
山地に生える多年草。雄雌異株で、雄株は花後に枯れるが、雌株は成長し冠毛を付ける。
フキノトウ、葉、葉柄ともに食用になる。
花期:3~5月。
(多摩丘陵)
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