こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

結婚記念日登山

2016-10-20 16:07:50 | 風の通り道

アメリカン・ブルーです。


昨日、10月19日・・私たち夫婦も36回目の結婚記念日を迎えました。
早いものです・・・
出会ってから、40年にもなりますね~(笑)
最近は、二人でようやく一人前のような気がする場面が増えてきました。
阿吽の呼吸もうまくゆく日ばかりではありませんが、
このまま、助け合って元気に過ごしたいと高い山から思いました。










昨日はたまたま夫が休みの日で、
「今日は月山へ行こう!!」
月山は日本百名山のひとつで、
標高は1,984m、山形県の中央に位置している山です。

その日になってからいつも行動を起こすので、
相変らず出発時間は10時を過ぎました。
仙台から、高速道路を繋いで、およそ2時間半ほどで着くのですが・・・
途中、あまりの紅葉の素晴らしさに、
なかなか目的地へ着かないという困ったことになりました(笑)
立ち寄ったお蕎麦屋さんの方によれば、
この3日ほどで、一気に紅葉したとのこと。
とても良い日に出掛けられたと、夫に感謝!!







月山高原ラインは道幅がとにかく狭くて、
大きな車同士はすれ違いが大変です。
でも、バスも登るのですから・・・・
怖いですね~(笑)

途中には、絶景ポイントが何度かあるのですが、
なにしろ、狭い道なので、迷惑にならない様に急いで写真を撮るのですが、
この日は、写真撮りに負けないくらいキノコ採りさんもいっぱいでした。

月山・6合目付近です。
遠くに見えるのは、鳥海山です。
山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山です。
姿の美しい山です。







午後2時頃、ようやく、8合目に辿り着きました(笑)
ルナを散歩させてから少し登ろうかと思っていたところに、
犬を連れた方が下山してきました。
山の管理事務所があったので、聞いてみると、
「弥陀ヶ原の木道までならいいよ!」とのこと。
それではとルナにも汚れ防止に服を着せ、そこから山へ。
気温が高く、栗駒の時のような装備は要らず、
私達は羽織物なしで出かけることにしました。










月山、弥陀ヶ原コースはおよそ3年ぶりです。
東根在住の折、父の供養登山以来でした。
ここから見る景色が夫も私も好きで、
何とも表現しがたいのですが、ある意味「空白の時」とでも言いましょうか・・・・







華やかさも無ければ「紅葉」の明るい彩りもありません。
それでも、なにかこの季節の風の通り道を感じます。







木道ですれ違ったお二人です。

最初、遠目には、おばあちゃんを支えている息子さんかと思っていました。
夫がルナを抱き上げて「すみません」と声をかけると、
「あらら、ワンちゃん抱っこされて・・・」
私が、「好きなところは歩くし、疲れると抱っこしたいし・・・」
そんな風に言葉を返すと、
「あらま、私と一緒ね♪」
そこで初めてそばに居る方に目をやると、息子さんではなく旦那さまでした。
にこやかに笑顔で、髪も真っ白でしたが、背筋がしっかりとされていて、
奥様の手を取って、その後ろ姿がなんて可愛く素敵なんでしょう!!


私達も、15年後・・・20年後も、
2人で手を繋いで、この木道を歩けるように・・・・
そう願わずにはいられませんでした。










3時を過ぎると、温かな陽ざしが夕陽に変わってきます。

今年の月山高原ラインは10月25日で閉山です。
コメント (14)
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