カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

再び・里の秋

2004年10月27日 | ☆ ふるさと・大和
25日夕方のウォーキング途中の日暮れの写真を、改めて整理した。
気が付いたことは、撮影モードのシーン設定を変えると、全く目で捉えた明るさと異なった作品が出来上がることに・・・
マニアルどうりでしか取り扱いが出来ないので、それに頼っての写真である。


  

 歩き始めたのは4時半を過ぎていた。

西の山に入ろうとする夕日は、銀杏並木の梢に差して、色づき始めた葉に残り陽が留まっていた。




 

   

10分も歩かないうちに、太陽は、西の山に隠れてしまった。
散らばった雲が面白い。
撮ろうとしたが、シーンメニューをどうすれば良いのか迷ってしまった。







通常にしようか・逆光にするか・トワイライトにすれば良いのか。
明るさが、まだ回りいっぱいに残っている状態であったが、影絵で、里の秋を残したい。










 結局シーンメニューを、トワイライトに慌てて設定にて、シャッターを切った。

UPして見ると、夕暮れというよりも、写真で見る限り、すっかり暮れなずんだ中に入日を見つめている自分の姿があるよう見える。

PCは2年と少し、デジカメは1年とこれも少し。若葉マークが取れたものの、今度は落ち葉マークかなあぁ~~
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中ノ島散策・並木

2004年10月26日 | △ 旅 あれこれ ドライブ



京阪淀屋橋から、この辺り不案内の私は、公会堂の表示を目宛てに、地上に出てすぐ目の前に目的の公会堂を見つけほっとした。
そこに続く緑の並木が、後方の建物を一層鮮やかにしている。
常緑樹である。イブキだろうか。木の名前に疎いのが悔しいが。綺麗に刈り込んだ傍を行くのも気持ちがいい。





車道と歩道をを隔てるケヤキ並木が、僅かに褐色になり深まりゆく秋を待っているような色合いで、遥か向こうまでその列が伸びている。
週末の夕方近くの時間のせいか、人通りが少なく、ゆっくりと散策できるのが嬉しい。
毎日、のんびり、ゆったりの田舎暮らしの私のペースで動くことが出来る。



東洋陶磁美術館の裏手に回ると、何の木だろう。幹がすっと伸びて、梢の先に夕日を透かすような木立と出会う。
ここには4年位前に来て、素晴らしい陶磁器の展示品の数々にすっかり魅了された思い出がある。
このように裏から見た美術館は、親しみ易くて、好きなシーンの一つとなった。

中ノ島界隈ブラブラ、半日の呟きは、これまでとしよう。
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里の秋

2004年10月25日 | ☆ ふるさと・大和
夕方、気分転換を兼ねて、3キロのウォーキングに出た。
こんな夕焼けの中、歩けたので、気分すっきり。
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中ノ島散策・水辺

2004年10月25日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

中ノ島は堂島川と土佐堀川の中洲にあるので、大阪の街の中にありながら、静かでで落ち着いた、時を楽しめる。
川自体水は綺麗とはいえないが、川面には、辺りの並木や建物を、優しく浮かべている。









川面が、大きなキャンバスとなり、空に浮かぶ雲によって、その地色を変えていく。
すっかり雲に覆われてしまった空の下、川面のキャンバスに描かれる並木は川を縁取る黒い影になる。
僅かな漣がビル影を揺らす。










川に架かる橋の橋脚のアーチが、それぞれ形が違うのも面白い。
遠くからでは、同じように見えるアーチも、近づくと異なったデザインを見せてくれる。
この辺りの橋だけしか見なかったが、川縁の散策を続けると多く橋脚の美しさに出会えることだろう。






突然、平らな川もが割れて、エンジンの音と共に水上バスが現れた。バスの前面のキャンバスが、かき消され並木もビルも、波紋にぼやけて見える。
水上バスが残していく白波を眼で追いながら、私の好奇心が、川を行く船に向いていく。
あの水上バスからの目線で、この界隈を眺めたい。太陽の下の街も、ネオンの街も。いつかきっと実行してみよう。
川べりの散策が、またの日へと楽しみを繋いだ。
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中ノ島散策・中央公会堂

2004年10月24日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
 所用で大阪に行った。体調が良かったので、家を出る時、自分に一つの約束をした。

「エレベーター、エスカレーターは一切使わないで、階段を使うこと」

用が、終われば、散策できる所を見つけて歩こう。そんな発想で、淀屋橋から中ノ島に出た。
すぐ目に付いたのが、中央公会堂である。土佐堀川、堂島川の、水風景や、並木とマッチした全景の美しさに惹かれた。









大正2年から、5年4ヶ月もかけて建築されたという建物の外観の、繊細な中にどっしりとした感じが好きだ。改装されてはいるものの、内部の高い天井が、ゆったりとした気分にしてくれる。
当日は、市内の学生の総合文化祭が行われていて、無料公開だとの事から、入らせてもらい、お手前を一服頂いた。
吹奏楽の演奏もあったが、時間が気になり聴けなかったのが残念だった。

重要文化財に指定されている建物を、このように生かされているのは嬉しい。

外回りをぐるりと回った。どの位置から見ても美しい。

高齢者の絵画のグループが、何組か水彩画を描いていた。どこを、どこから、描いても絵になる中央公会堂だ。 大都会の真ん中のこんな空間で暫く過ごせる楽しさを味わった。






短歌 一首

ウインナーワルツを踊る華やぎの
大正ロマンの幻を見し
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