カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

菊人形

2004年10月07日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
枚方の菊人形展に行って来た。高く晴れた空の下で、うきうきした気分で訪れた。
子供が小さい頃来て以来だから、40年ぶりだ。

今年のテーマは、NHK大河ドラマの「新撰組」だ。その名場面の数々が、綺麗に着飾った人形で再現されている。人形の面立ちも綺麗だし,着飾った小菊の衣装が美しい。
美しいもの、綺麗なものを見ていると、心が和む。
平日の上、開催から1週間にならないので、人足が少なく、一場面ずつの前でゆっくり丹念に見ることが出来た。    
そこで私の目を捉えたのは、人形の着せ替え中の「菊師」の作業だ。
黒い半纏を着て、小菊を2~3株ずつ束ねミズゴケを根に巻いて、胴体に差し込んでいく。衣装の布地の滑らかさを表現する細かい作業に、暫くは見とれていた。何でもこの作業は,江戸時代からの伝統技術であると、傍らの説明で知った。

このような華やかな人形展を支えている、技術を受け継いでい「菊師」の技は、40年前に来た時には、気にも留めなかったような気がする。

華やかさを演出する、伝統時術に、感動し、菊人形の美しさに安らいだ時間だった。
コメント (5)
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