カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夏も近づく八十八夜

2024年05月01日 | 日記

 

五月に入りました。今日は「八十八夜」です。

 茶摘み 

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘じゃないか
茜襷に菅の笠

日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

小学生の頃、この歌を歌いながら友達と「せっせーの よいよいよい」と言って手遊びをしたものです。

「茶摘み」の歌は、文部省唱歌3年生の音楽の本に載っていましたが、今はどうか分かりません。

作詞作曲とも不詳で、明治45年尋常小学校3年用として採用されて、2007年に日本の歌百選に選ばれています。

明治45年は、亡くなった母の生まれた年で、随分古くから歌われてきたものだと感慨無量です。

「八十八夜の別れ霜」とよく言われますが、この日をもってもう寒い日もお終いとのことでしょうが、

今日の寒いこと、起き抜けにはストーブを点けていました。

カーディガンを羽織って今タイピングをしていますが、さすがに、ストーブは消しました。

朝から降っていた雨が、ときどきやむようになってきました。

小庭にスズランの花が咲いています。

小さくて可愛い花ですが、根には毒があるそうです。

22年前に最後の勤務先のお母さんから貰った花が、初夏になると、毎年白い優しい花を咲かせてくれています。

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節分

2024年02月03日 | 日記

 

 

日の出少し過ぎの東の空は、太陽の居所を知らせるような朝焼けの名残がありました。でも高見山をはじめ奥の山並みは雲の中でした。

 

お昼前には、風が強いものの、たっぷりした陽ざしが届いて、洗濯日和になりました。

 

まるで春のような綿雲があるばかりで、冬と春の季節の分かれ目=節分と言ったような陽気の

空模様がお昼過ぎまで続きました。

頼んでおいた1週間分のお買い物が届きました。

豆撒きはしないのだけれど、福豆は買っておきました。

子供の頃の節分を思い出しますと、恵方巻の記憶はありませんが、豆まきと福豆を頂くのは思い出の中にきちんとあります。

今日まで続いてきた節分の歴史を思いつつ、家族の健康と幸福を祈る意味で、両親が続けてくれていた風習を、

この歳になっても節分には続けたいと思いながら、福豆の用意だけはしたかったのです。

 

 

福豆は、自分の数え歳に一つたした数の豆を頂くものだと両親が教えてくれて、家族それぞれの数の豆を数えて半紙に取り分けました。

今は歯が弱くなっているし、歳の数は反比例して多くの豆を頂かなければなりません。

もう何年か前から、私は福豆を数えて、瓶に入れそれに酢を加えて「豆の酢漬け」にしてきちんと数だけは食べることにしています。

しっかりと酢に浸かった煎り豆は軟らかいし、香ばしくて、酢の物の好きな私は、節分でなくても、残った豆を酢漬けにしておやつ代わりにしています。

「数え年より1つ多く」というのは、翌年も健康でいられますようにとの願いだそうです。

それも父が教えてくれた幼い頃の私の記憶です。

今年は空き瓶がなかったので、ワイングラスにサランラップの蓋をしました。2つに分けないと酢を含んた豆が

飛び出してしまうからです。

 

 

恵方巻は丸かじりできないので、最初から切っておきました。

今朝からラジオで何度か、幼い子の豆の食べ方と、高齢者の恵方巻の丸齧りには周りの人が気を付けて…と聴こえてきました。

毎年何人かの救急搬送があるそうです。

無事に節分のお食事もできました。

孫のお嫁さんから「家では豆撒きをしますよ。」とラインがありました。

次第に曇り空になって来ています。明日は雪が降るかもしれないとの予報です。

寒くなるのは厳しいです。

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2024年 お正月日記

2024年01月04日 | 日記

 

      

1月1日 大過なく過ごせる年でありますように。

 

朝日を浴びて小庭の山茶花が賑やかです。

田圃を隔てたお隣さんの寒椿も初日に輝いています。

太陽が、時々顔を出したり、隠れたりする日になってしまいました。

 

 

日常的に外食をすることも全くなくなった今、お一人様のおせち料理は、加賀屋のお取り寄せにしました。

お雑煮だけは、右手首の骨折以来使いにくくなった手を労わりつつ、作りました。

    

平穏な年でありますようにと、祈っていたのに大変なことが起こりました。

能登の大地震です。

こんなに離れたところでも、4時過ぎ部屋の中を歩いていたら、血圧が上がったようなふらふらした感じになりました。

ラジオから地震速報と津波避難の速報が連続で流されています。ベットに腰かけて周りを見回すと、カレンダーと、版画の額、電燈の吊るしひもがゆらゆら動いているのです。地震は今までの経験から「がたがた」なるものとしか思っていなかったのに、ゆらゆらとしているのとラジオの放送でこのゆらゆらは、遠く離れた能登の地震の揺れがここまで届いていたのだと知りました。

痛ましい報道に心が痛みます。

1月2日~3日

綺麗な朝焼けでした。

この2日間は毎年テレビで、箱根駅伝の観戦をしています。

    

    

    

テレビを見ながら印象的だったことや、感動の場面などを、沿道で観戦しているような気持ちになって

カメラに収めていました。順不同の画面です。

3日間家から1歩も出ないで過ごした2024年のお正月でした。

 

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