「弁天さんの桜」と通称言っている御廟の桜が、次の観桜でした。
全山満開で、素敵な花日和でした。
石段だけでなく、スロープを通っての桜道があるのですが、
今の私の足では、奥まで行く自信がないので、桜天井をしっかり眺めて
与えられた桜日和を、堪能させてもらいました。
昨年の今頃は、病室の窓から、ここに続く小学校の桜坂を
眺めていたのとは大違いのいい日でした。
我が家から見える、御廟の桜です。
望遠で引き寄せて見ますと、このように朧な桜の山のように見えるので
「もう満開だろうな・・・」
「美しく咲いてるだろうな・・・」
などと、想像しながら日々に白い固まりがよく見えてくるのを眺めているだけでしたが、
この日花日和のドライブに連れて行ってもらえた喜びはひとしおでした。
公園の、トリムコースの、花のトンネルの所までは、とても歩くのが無理
ですので、ごく一部の桜を写してから、外に出ました。
公園に入る前に、菜の花畑の黄色が目に入っていましたので、
前に電車を写したところへ行ってみました。
春は菜の花、夏はひまわり畑で美しい黄色の広がっていた場所が、
大きな重機が入っていて、工事中でした。
久しぶりの上野公園です。
池の水面にも花が映り込んで、春爛漫の賑わいです。
桜だけでなく、シモクレンや辛夷も花を咲かせています。
元気だったころ、毎日１０００mのコースを５周して桜並木を楽しんだものです。
普通だったことが、普通でなくなると、今日のような予期しない観桜が、
ワクワクした大きな喜びになることをつくづく感じました。
そういう機会を与えてくれた、カズコさんは、私の足並みに合わせて
桜の下をゆっくり歩いてくれました。
「晴れても降っても花日和」今朝ラジオで聴きました。
朝からよく晴れ上がって、本当に良い花日和になりました。
ラジオを聴きながら、朝のリハビリ歩きをしてきました。
お隣さんの塀の中から伸びている、白い花が、小さくて可愛い花を沢山つけているのが
目に付きました。
昨年は今頃入院中だったので、この花を見ていなかったし、１昨年前は、塀から見えるほど伸びていなかったので、
こんな白い花をつけているのは、今年初めて私の目に入ったのです。
何の花か尋ねてみますと、スモモだと教えてくれました。
スモモの花と聞いて、在職中５年生の子供たちと感動を一つにした
国語の学習のことが懐かしく鮮やかに思い出しました。
椋鳩十の「大造じいさんとがん」の最後の場面で、がんの群れの頭領「残雪」を青空に逃してやって、
それを見送った時、「白いスモモの花がハラハラと散った。」と、じいさんの心情を浄化したような白いスモモの花。
スマホのラジオㇻジルで、この物語をもう１度聴きながら、遠い昔を思い出していました。
例年より早く咲き始め、今が満開の可愛い花です。
もうずっと前に、ブログの友達から送られてきた花の茎が、
マッチ棒のような大きさだったのに、今はこんなに沢山の花をつけています。
山茶花も散ってしまって、色のある花が何もないところで、
我が世の春と、楽しませてくれているのが、とても愛しいです。
春に先駆けて咲く花だったので「迎春花」と思っていて調べてみると
★ ウンナンソケイ
★ オウバイソケイ
★ オウバイモドキ
このような３つの名前を持つ花だと分かりました。
昨日の雨で花が落ち始めましたが、まだまだ蕾があって、次々と
花を咲かせてくれます。
庭の大きい木をみんな伐ってしまいましたので、黄色い枝垂れて咲くこの花を見るのが
今唯一の楽しみです。
