カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

中ノ島散策・中央公会堂

2004年10月24日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
 所用で大阪に行った。体調が良かったので、家を出る時、自分に一つの約束をした。

「エレベーター、エスカレーターは一切使わないで、階段を使うこと」

用が、終われば、散策できる所を見つけて歩こう。そんな発想で、淀屋橋から中ノ島に出た。
すぐ目に付いたのが、中央公会堂である。土佐堀川、堂島川の、水風景や、並木とマッチした全景の美しさに惹かれた。









大正2年から、5年4ヶ月もかけて建築されたという建物の外観の、繊細な中にどっしりとした感じが好きだ。改装されてはいるものの、内部の高い天井が、ゆったりとした気分にしてくれる。
当日は、市内の学生の総合文化祭が行われていて、無料公開だとの事から、入らせてもらい、お手前を一服頂いた。
吹奏楽の演奏もあったが、時間が気になり聴けなかったのが残念だった。

重要文化財に指定されている建物を、このように生かされているのは嬉しい。

外回りをぐるりと回った。どの位置から見ても美しい。

高齢者の絵画のグループが、何組か水彩画を描いていた。どこを、どこから、描いても絵になる中央公会堂だ。 大都会の真ん中のこんな空間で暫く過ごせる楽しさを味わった。






短歌 一首

ウインナーワルツを踊る華やぎの
大正ロマンの幻を見し
コメント (11)
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