カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

市の美術協会展鑑賞

2019年06月28日 | アート

 

市の美術協会展が、27日から30日まで開催されるというお知らせを頂きました。

午前中は楽しい歌声サロンに参加して、午後から出かけました。 

 

知人友人が、まだまだ現役で活動している、素晴らしい作品の数々を、ゆっくり鑑賞しながら

市民会館と公民館と両方に出展している作品を観ました。

 

最初は絵画の部です。

私は美術協会に入っていなかったのですが、絵画と写真の部の人たちに、誘ってもらって、

年1回の作品作りの旅で、毎年信州方面へ同行させてもらっていました。

 

足の故障がなかったら、きっと今でも連れて行ってもらっているのにと、作品を観乍ら

黒姫方面を中心にして、カメラを持って歩き回った日々を、懐かしく思い出していました。

 

 

意欲的に大作に取り組んでいる皆さんには、ただただ敬意を表したく思います。

 

 

次に写真の部の展示室へ行きました。

外国へ行って、その国の生活を生き生きと撮っている作品に感動したり、

そんなに年齢が変わらない人たちが、一筋の道を頑張って貫いていることって素晴らしいと、

思わずにはいられません。

 

 

 

最後に書道の部屋へ行きました。

ここでも、何人かの知人の素敵な作品、それも大作に挑んでいらっしゃる生き方に、

現在のお元気さを見て、納得したり、だからこそいろんな面で活動できるパワーを

持って素晴らしい生き方をして行かれるのだろうと、最近消極的な生き方の道を歩む自分を反省したりしました。 

 

 

 

 

3つの会場で、当番の方と話し合って、歳とは関係なしに、

「我が道を行く」その姿勢を学ばせてもらったような気がしました。

 

 いろんなことで一杯刺激を貰って帰ることができました。

家に帰ると、昨日の雨ですっかり開花した紫陽花を見て嬉しくなりました。

 

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『和の彩り』 伊勢和紙プリント作品展

2019年06月22日 | アート

 

 

五條市 新町通りの大野屋さんで、23日まで開催されている、伊勢和紙プリント作品展の

案内状を友人から頂いていたので、今日、行ってきました。

涼しい風が通りを吹き抜けているいいお天気でした。

大野屋さんの前には、現在展示中の案内が、台の上にも置いてありました。

暖簾はお馴染みの柿渋染めで、暖簾の作家さんは、新町通りで工房を持っている方です。

 

「ベストフレンドの会」の方の作品で、代表者の中川 登志男さんが、作品について、一つ一つ

丁寧に説明してくださいました。

写真展は普通の印画紙のプリントのばかりを、通常観てばかりでしたので、「和の彩り」が示すように

特殊な伊勢和紙にプリントされた作品は、柔らかな感触が被写体を包み、色彩感覚がとても優しいものとなって、

作者の主張そのものがとても温かく、作品を観る私の心に安らぎを、もたらしてくれました。

 

私のデジカメ写真で撮っては、「和の彩り」を潰してしまいそうで申し訳ないのですが、

次の素敵な作品を並べていますので、想像の限りを尽くしてご覧ください。

 

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リハビリ施設のショウウインドー

2019年02月14日 | アート

 

 

「めぐりあいの ふしぎ かんしゃ かんしゃ」

正面から写しますと、撮影している私が入ってしまいますので、斜め前からの撮影です。

よく見ますと、文字の配列がハート型になっています。

心の籠ったリハビリの行き届いた計画によって、週1回の通所がとても楽しみです。

 

2月の第1木曜日に撮影したのですが、予定していた作品があったので、2回目の木曜日の今日、

アップいました。

いつも乍ら手作りの可愛い作品です。

早春の歓びが満ちているようで、見る方でも「あぁ!春だなぁ・嬉しいなあ。」と

ウインドウの中の春のおもてなしを嬉しく眺めました。

 

どのお人形にも、春を迎えた喜びの表現が見えます。

 

こちらは、ウサギさんと梅の花ですね。

細かい作業を楽しみながら制作しているのが、目に浮かんできます。

毎月の作品が楽しみです。 

 

 

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バンドネオン&ギターLive

2018年05月08日 | アート

 

 

 

出演者のタンゴ・グレリオのお二人 <バンドネオン・星野俊治 ギター・米坂隆広>

ゴールデンウィークの4日の素晴らしい演奏を、目の当たりにして鑑賞した日のことです。

会場は音楽サロンOtoyaさんで、近くでしたので、お誘いのあった1か月ほど前に、喜んで申し込んでいました。

 

 

ギターの米坂隆広さんが、タンゴについて、楽器について、演奏曲について、初めての私にとっても

よく分かるように丁寧な説明をしてくださったので、とても興味深く鑑賞することができました。

ボサノバ、黒いオルフェ、最後のコーヒー、アマの花、映画ヒマワリのテーマ曲、ラ・クンパルシーター、

アマポーラ、エルチョクロ他 

アンコール2曲も交えて演奏された曲をみんな覚えてはいなかったのですが、

100年前に アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスで誕生した “タンゴ” その軽快で哀愁のある 圧巻の演奏に

酔いしれたような時間でした。

 

昔ダンスを習っていた頃、ステップが難しかったのが、タンゴだったのだなんてちょっぴり思い出したりしました。

 

希少な楽器 “バンドネオンだそうです。

音色
アコーディオンの音色が丸くソフトな音色だとするとバンドネオンの音色はシャープでストレートです。

そんなバンドネオンの音色がタンゴの曲にピッタリということで、

バンドネオンはタンゴ発祥の地アルゼンチンで広く普及してきたとのことです。

 

アコーディオンはピアノのような鍵盤がついています。

このバンドネオンにはボタン型の鍵盤がついています。

タンゴの演奏で用いられる標準的なバンドネオンには左33個、右38個の合計71個のボタン型の鍵盤がついています。

このボタン型の鍵盤の配列が不規則であり、伸縮の度合いにより発音が変わります。

それゆえに習得が難しく「悪魔が発明した楽器」と呼ばれているのだそうです。

 ラジオであったり、CDであったり、何かの器機を通して耳に親しんでは来たものの、

実際にタンゴの演奏を耳にし、楽器を目の前にしたのは、初めてでした。

こんな田舎の街でなかなかこんな機会に、接することの無い環境ですので、

とても感動的で印象に残る連休2日目でした。

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芸術の秋 友人ご夫婦の展覧会

2017年10月01日 | アート

 

  

昨日のことです。

最後の学生時代を一緒に過ごしたKちゃんと一緒に、橿原文化会館へ、展覧会を観に行ってきました。

和代さんから招待状をいただいた時、すぐにKちゃんに連絡して、行く日も決めていました。

「敏夫と和代の春秋展」と題した展覧会です。 

 

和代さんも同窓生で、毎年秋の同窓会には出席したり、幹事を引き受けたりする間柄でした。

ご主人は写真と彫刻、和代さんは書道の道を退職後もひたすら歩んできた、素敵なご夫婦です。

  

写真の好きな私は、専ら写真の前に足を止め、素晴らしい作品に感動しながら、30点の作品と3点の仏像彫刻を、

鑑賞しました。

県内だけでなく、18の作品は県外で、自然現象の捉え方に大きな感動を頂き、今も瞼の裏に焼き付いた、

いくつもの光景が浮かんできます。

 

 

 

 

  

写真をされていることは、今までによく話を聴かせてもらっていたのですが、今回は仏像彫刻の分野にも研ぎ澄ませた感性を、

地蔵菩薩・不動明王、聖観音の3体を彫り上げておられるのには、その多才さに写真と共に、拝見できてとてもよかったです。

 

 

和代さんの書は、いずれも大作で、「万葉を巡る」「母の追憶」の書には心打たれました。

桜井のご自宅に伺った時に、家中書の作品に溢れていたのを思い出して、日々作品の制作に

力を注いでいたのだと、つくづく思いました。

 

 

改めて、「敏夫と和代の春秋」と題した写真と書の作品展を、写真と書道とジャンルは違っていても、

長い人生を共にしたご夫婦が、それぞれに紡いでこられた芸術作品の、大成であることに

友として心から喜び、祝福をさせていただきたいと思います。

コメント (2)
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