カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

目の代わりのお手伝い

2004年10月13日 | ★ 日々の呟き
2ヶ月に1度回ってくるボランティアの日。市の福祉センターに「青い鳥」グループのメンバーが、分担された原稿を録音したテープを持ち寄ってくる。

市の広報誌を、120分のテープ1本に編集するのだ。
広報は毎月発行されるのだが、二つのグループに分けているので、隔月の仕事となっている。
ところが、編集日までの家での作業がなかなか大変だ。
ゲラ刷りの原稿は、読み辛い。僅か2ページばかりの割り当てなのに、何度も音読練習をしなければ、間違ってしまう。広報の文は、日頃の生活で読み慣れない文字や、語句が多く出てくる。ことに、議会の報告や、会計に関する数字など、読み違えると大変だ。自宅では、マイクの前と機器の間を何度も行ったり来たり。トチル回数と比例する。  そんな苦労のテープを、編集し、完成した時の安堵感は、グループ全員共通する。
編集したテープを、マザーテープとして、申し込みの人数分をコピーして、市に在住する視力障害の方に郵送するための袋に入れて、その日の作業が終了となる。


編集テープにまだ余分に録音するスペースがあるときは、新聞のコラムなどから「声の絵手紙」として朗読を入れる。
たそがれさんに紹介して頂いた河井酔茗氏の『ゆずりは』を、いつか「声の絵手紙」に朗読してもらうように、係りの人にプリントを託した。

コメント (6)
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