カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

金剛山冠雪の朝

2024年02月24日 | お写ん歩

 

久しぶりの太陽が窓を明るくしています。北の窓のカーテンを開けてみてびっくり。金剛山が白くなっています。

太陽が当たるとすぐ消えてしまいそうな気がして、何を置いてもカメラを持ってのお写ん歩を優先しました。

綺麗に冠雪している金剛山はめったに見ることが無いのですが、今朝は太陽の贈り物のように、

歩き始めた9時過ぎでも、雪は消えていません。

手前の黒い山は、この町の5万人の森のある低い山です。ここには雪でなく昨夜は雨だったのでしょう。

お写ん歩は、いつものように野道を西へ向かいました。

右に冠雪の金剛山を見て気分はルンルンです。

帽子が飛ばないように、チェーンで襟にしっかり止め直しましたが、寒さが感じません。

田んぼの中の1本の梅の木を背景に、左の方の西吉野の白雲山も冠雪しています。

満開の梅の木と雪の山は、名残の雪と早春の取り合わせで気に入りました。

歩くにつれて、紀伊山地の山並みも冠雪しているのが見えてきました。

この町にしては珍しい光景です。

お写ん歩の引き返し点に来ました。再び金剛山です。

 

 

今度は満開の椿と金剛山です。

住む人の無くなった家に、季節を忘れずに咲く椿が、一層哀れを感じます。

家並や、体育館の後ろの金剛山。

南の遠くの山並も雪化粧をしています。

いつも見る東の高見山の方は、雪雲のなかに隠れてみることが出来ません。

もし今日夕焼けが綺麗だったら、見ることだできるかもしれないなあ・・・

 

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青ときどき白

2023年12月30日 | お写ん歩

 

年末とは思えないほどの、温かくて穏やかな日です。

残すところ今日と明日で今年も終わりになりました。

いいお天気の時に、少しでも歩いておこうと、カメラを持って裏道のお写ん歩です。

空は真っ青、所々に綿のような雲が浮かんでいるばかりです。

「青ときどき白」なんてわけのわからない題名ですが、本当は所々白の今日の空でした。

ゆっくり歩いて、立ち止まったのは、金剛山の全容の見える場所です。

 

西の方には、隣県との境の低い山、鉄塔や電線の並ぶ光景。何の変哲もない田園風景が

青空の下に広がっています。

 

高い山は白く霞んで、まるで春景色のようです。

 

「ときどき白」の雲はこの軒並みの上に見られます。

こうして見ますと高い建物がないので、電柱と電線がやけに目立つ田舎の風景です。

 

少し上りになっているこの道は私の足にはかなり応えます。

全く困ったものです。

 

戻ろうとして回れ右をした目の前には、お馴染みの鉄塔とその右に高見山が霞んでいます。

お散歩コースをみんな歩いたのは、最近では今日が初めてです。

最初は4分の1くらいしか歩けなくて、次の日は3分の1、やっと何度目かで決めていたコースを歩けました。

暖かさのせいだったような気もしますし、「青ときどき白」に励まされたのかもしれません。

コメント (4)
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そろそろ 野道のお写ん歩

2023年10月03日 | お写ん歩

 

午前中は、爽やかな秋晴れでした。気温も低く、外に出たい気持ちになりました。

裏道へ出るのは、3か月ぶりくらいです。

家の中から外を眺めていつになったら散歩に出ることが出来るのかしらと、夏から秋へと移り変わる外の風景を眺めて暮らしていました。

田んぼの端に植えてある柿の実が、薄く色づいています。

 

2~3本の木には、それぞれ沢山の実がついて、今年は豊作のようです。

もう枯れてしまっているだろうと思っていた彼岸花は、土手のあちこちに最後の花を咲かせています。

周りが緑だから、彼岸花の赤がよく目立ちます。

 

 

 

稲刈りの済んだ田圃には、ひこばえの苗が背を伸ばして、まるで田植えをした直後のようになっています。

 

ひこばえの田もあれば、晩稲の稲刈り中の田もあって、ゆっくり歩きながら見ていると面白いです。

 

散歩道と決めている1番西の端まで歩きました。

出発点より少し高台になっているので、高見山や、大台の峰々が見渡せます。

歩き始めた時より雲が多くなって来ています。それが陽を遮ってくれるので汗も出ません。

 

南の山の上の秋の雲が、この季節の歌を奏でているように浮かんでいます。

 

    

私のお散歩は、停まり停まりのお写ん歩道です。

あの暑い日の続いたころからずっと、この何でもない田舎の畦道を、膝をいたわりつつ歩きたかったのです。

歩数計の数字は少しでも、足を馴らせば増やすことが出来ると信じています。

思いを果たせて今日は爽快な気分です。

 

何気なく金剛山の方を見て写していた自分がカーブミラーの端っこに入っています。

季節変わりのお写ん歩記念に    

コメント (4)
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