夢で愛ましょう!すべてのひとが幸せにあるために  姫野修一郎

どうしたら幸せに暮らせるのか。ご一緒に考えてみましょう。あなたにたくさんの祝福がふりそそぎますように!

折々の懺悔(さんげ)

2021-02-14 20:07:54 | Weblog
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 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
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2021年 令和3年
2・14(日)

   折々の懺悔

 姫野です。
 昨日今日京都は暖かな晴れの一日でした。
 
 ど~も、
 いかがお過ごしでしょうか
 
 今日は好天に誘われて、近くの
 小野小町の寺と呼ばれるひとつ
 小野の随心院と醍醐寺の周りを
 自転車で散歩しました。

  花の香や うぐいすを待つ 小町寺

               修一郎

 さて
 中国では今も旧正月前にその年の
 借金を清算するという習慣があります。
 また、従業員に給与をまとめて支払います。

 つい先日、中国山東省で、墓石屋の社長一家6人が
 給与日本円で約10万円を支払ってくれない。
「もう自分は死ぬしかない状況に追い込まれた」
 と恨んだ従業員が6人を殺害し、自分も自害する
 という事件がありました。
 今の中国の1面を垣間見れる事件です。

 「う~ん、わずか10万円のために6人も
  人を殺さなければならないものか」

 何とも言えない気持ちにさせられる記事でした。

 でも、誰であれ人は追い込まれると
 そんな考えにもなります。

 仏教では
 貪・瞋・痴・慢・疑・悪見と
 人を滅ぼす六大煩悩を教えます。

 貪欲(とんよく)「もっともっとと欲張る心」
 瞋恚(しんに)「怒り。恨む心」
 愚痴(ぐち)「妬み、そねむ心」
 慢(まん)「自分は偉い、正しいとおごる心」
 疑(ぎ)「疑う心」
 悪見(あっけん)「よこしまな教えを信じる心」

 あなたも、僕もその心から
 生涯逃れられません。

 特殊な悪人だけが持つのではなく
 誰もが行動するかしないかは別にして
 理性をあざ笑うかのように、心には
 縁にふれて湧いてくるのです。トホホ…

 ですから
 幸せに生きるために悟りを得るのが仏教の
 目的ではあります。
 しかし、私たち凡人はそう簡単には悟る
 ということはできません。

 それで
 心を整えるために
 折々にお寺・神社などで懺悔(仏教では「さんげ」と読みます)
 するのも役に立ちます。
 
 <懺悔文>
 我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
 皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
 従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)
 一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)

 (意味)
 私が昔から作ってきた色々な悪い業は、
 遠い過去から積み上げてきた、貪瞋癡(とんじんち)の三毒によるものです。
 それは、体で行った・話した・思ったという三業から生まれたのです。
 私は今、それら全てを懺悔します。
 
 僕もよく参拝の折に、心で唱えます。
 全部覚えるのが難しければ
 最後の部分だけでもよいと思います。
 一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)

 あるいは
 「一切を懺悔いたします」と唱えるのでも
 よいと思います。

 あなたも
 腹が立って、やり場のない怒りなどが湧いたとき
 よこしまな悪い心が湧いたとき
 参拝してこれを唱えると
 不思議に気持ちが落ち着いてきます。
 冷静に今の自分のあるがままの事実をみれると
 ほかに解決策も湧いてくるのです。

 よろしければ
 試してみてください。

 ではでは
 愛を込めて! Mahalo!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。
 
 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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