夢で愛ましょう!すべてのひとが幸せにあるために  姫野修一郎

どうしたら幸せに暮らせるのか。ご一緒に考えてみましょう。あなたにたくさんの祝福がふりそそぎますように!

個人とは何か?

2019-07-28 14:54:08 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2019年 令和元年(平成31年) 
7・28(日)

   個人とは何か?
   
 姫野です。
 今日、京都は昨日は台風の影響で一日雨でした。
 今日は薄日さす蒸し暑いくもりのお天気です。

 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。

 特異点(シンギュラリティ)で
 AI(人工知能)が人間の頭脳を超えるのが
 2030年頃ということです。
 もうすぐです。

 今の子供たちが大人になるころには
 どんな社会になるのか
 想像すら難しいところです。

 歴史を学んでいてよく思うのですが
 そのとき果たして「人は幸せだったのか?」
 ということに何も触れません。

 人が生きるのは
 楽しく幸せに生きたい
 そう願うからです。

 今の学問・科学の発達が
 それを抜きに進んでいいのか?
 僕はそれがいつも疑問です。


 さて
 では幸せとは何か?

 近代市民社会は
 幸せは、王侯貴族に仕えることでも
 国家に仕えること、氏族・家名を守ること
 宗教にすがることでもなく
 一人ひとりの個人を尊重すること
 にある。

 それは、今世界の先進国の多くの人の共通
 の認識になってきていると言えるでしょう。

 それはそれでよいとは思うのですが
 逆に、地域コミュニティ・家族で助け合う
 という絆もなくなり、

 子育て・病気・老衰・生活苦になっても
 個人の自己責任で対処すべきことで
 すべては自業自得の世、
 バラバラの個人となって
 あまり才能のない凡人には
 かえって暮らしずらい、
 幸せではなくなっている世の中になっている。
 という面もあると思います。

 若くて元気のよい若者のときには
 よいのでしょうが
 ひとたび自分が将来が見えない弱者になると
 先行き不安な世の中になってしまう。
 そんな弱点・問題点があります。
  
 その弱点の大きな原因のひとつが
 僕は「個人とは何か?」それを理解していない
 そのことにあると思います。

 個人の尊重の「個人」とは何か?

 自分とは何か?
 という点です。

 あなたは自分とは何だ
 と思っているでしょう?

 多く人は深く考えていません
 学んできていないのです。

 そんなのは
 自分の身体
 自分の感情・欲望に決まっているだろう。

 なんとなくそう考えています。

 個人の尊重ということが
 一人ひとりの感情と欲望をそのまま尊重する
 ということになると
 世の中まとまりません
 うまくいかなくなります。
 自分の欲望・感情は正しいのだから
 他人は俺の言うことを聞け!

 仕事したり、勉強したりするよりも
 セックスする方が楽しい
 美味しいものを食べて、
 友人と人のうわさ話をする方が楽しい
 そういう方も多いでしょう。

 個人をそう捉えると
 実は幸せからはかえって遠ざかるのです。

 仏教では教えます。
 他人がどうだこうだと
 偉そうに言うのではない!
 今のお前はどうなのか。それを知れ!

 「お前は何者か?」
 自己の本質を知れ!
 「個人とは何かを知れ」と教えます。
 
 仏法とは自己を習うなり
 自己を習うとは
 自己を忘るるなり

 個人を学び
 個人などいないことを知る 

 マインドが創り出すことは
 すべて虚構だと知る
 
 それが分かると
 世界はずべて自分だと知る

 自分を忘れて世に生きる
 それが自分のために生きることであり
 個人を尊重することだ
 そうわかってくる。

 あなたはいかがでしょうか?

 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。
 
 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。

今人類に必要なこと

2019-07-22 01:48:02 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2019年 令和元年(平成31年) 
7・21(日)


  今人類に必要なこと
 
  
 姫野です。
 今日、京都は一日くもりのお天気でした。

 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。
 いや~、体調が今一つすぐれずに
 仕事優先でこのところ過ごして、
 間が空いてしまいました。

 京都はぐずついて蒸し暑いお天気が
 続いています。祇園祭も今年も華やかに
 行われています。

 祇園祭りを僕は毎年楽しみにしています。
 機会があったら一度ご覧になるのも
 お薦めです。

 僕は学びが好きで合っているのでしょう。
 「う~ん、確かにこれはどう考えたら
  よいのだろう…?」
 といろんなことを毎日考えるのです。

 「仏法の学びの庭」を歌った寂然法師の和歌

  吹く風に 花橘や にほふらん
  
   昔おぼゆる 今日の庭かな

 さて
 それで最近考えさせられたのが
 ユバル・ノア・ハラリ著
 「サピエンス全史 上・下」です。

 2017年ビジネス大賞受賞の
 ベストセラーですので、お読みになった
 方も多いかと思います。
 まだの方は、ぜひ一読をお薦めします。

 私たちホモサピエンスが
 なぜ地球上で栄えたのか。
 それを、多面的な視点で
 緻密なデータを示しつつ論じています。

 私たちは、つい一面的な自分の視点から
 しか物事を見れませんが
 この本は冷静に多面的な視点から
 データを示しつつ論じているのが
 素晴らしいです。

 「すべての人の幸せのために」
 僕の危惧していることは
 「科学の発達が、
  人間的成熟・成長を追い越している。
  これが、悲惨な結果を招く恐れも高い」
 ということです。

 それが、この本を読むとよくわかります。

 もちろん、人は賢いのですが
 他方で、充分に無知で愚かです。
 いろんな、愚かな行為、間違いも
 起こり続けています。

 しかし、科学の発達により
 少数の人の愚かさ間違いが
 全人類に
 もう取り返しのつかない悲惨な結果を
 生んでしまう。
 
 「間違った、ごめん」ではすまされない
 時代に入ってきているということです。
 科学の発達が、人を神の地位に押し上げて 
 来ています。

 しかし、私たちの人格・人間性の成熟度は
 まだ追いついていません。

 もちろん僕も含めてですが
 未熟で愚かで全体が見えていない
 感情的にも未熟な
 大人はごろごろしています。
 いや、人はほとんどそうだと言って
 よいと思います。

 私たちは、自分が生きている意味も
 目的もよくわからず
 なんとなく不満とむなしさを抱えながら、
 もう無責任に
 「自分の楽しみに生きよう」などと暮らしています。

 しかし科学の発達は
 私たちを神の地位に押し上げています。

 自分が生きている意味も分からず
 すぐ感情的になり
 心の奥にむなしさを抱え、無責任で、
 もう自分や家族の利益と快感だけを生きよう
 という無知で愚かな神様がいたら
 とても危ない世界になります。
 
 今本当に真剣に
 人生の意味・人の幸せというものを
 見つめ考える必要がある
 残されている時間は少ないと思うのです。

 あなたはいかがでしょうか?

 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
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智慧の完成の精髄についての教え

2019-07-01 22:27:04 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2019年 令和元年(平成31年) 
7・1(月)


  智慧の完成の精髄についての教え

  
 姫野です。
 今日、京都は一日くもりのお天気でした。

 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。
 いや~、何やかやと過ごしているうちに
 はや7月になりました。

 おととい、夜9時すぎに僕が会社に
 戻るため、四条の路地を歩いていたら
 「姫野さん」と声をかけられました。

 僕が仕事で通う大学の職員の方で
 若いかわいい女性です。
  顔を逢わせたときに挨拶する程度の
 関係です。

 「あれ!」
 「なに、雨降ってるのに傘もささないで」

 いや~、どこで誰に観られているか
 人生悪いことはできませぬ。
 (別に、悪いことはしていませんが…)

  京都は、このところ蒸し暑く雨も降ったり
 やんだりのお天気です。

  ひやひやと 壁を踏まえて 昼寝かな

               芭蕉

 さて
 今日はたいそうな題ですが
 般若波羅密多心経のことです。

 「般若」が智慧
 「波羅密多」が完成
 「心」が精髄
 「教」が教え

 日本では般若心経を唱える宗派は
 多いです。日本には
  唐の玄奘三蔵の名訳で伝わっています。
 ただ、その意味をよく理解している人は
 少ないのではと思います。
  それが僕は残念なので、今日は少し
 それについて触れましょう。

 空の思想を手短にまとめたもので
 非常に優れた内容で僕は大好きな
 お経です。
             
 すべては「空」である。
 空とは、虚無ではありません。
 固定的な実体をもたず
 絶えず変化している本体です。

 人間を五蘊(ごうん)で)構成されている
 とみます。

 色 物質的存在(肉体といってよいでしょう)
 受 感受作用
 想 心に想う作用
 行 動かす力・エネルギー
 識 意識

 あなたも、私もこの5つの要素が
 縁により仮和合してできています。

 このすべてが、何ら固定的な実体はない
 絶えず変化して私たちは出来ている。

 色 肉体は産まれ成長し死を迎えます
 怒り憎しみ不安・恐怖・悲しみ
 傲慢なプライド・劣等感
 楽しみと歓び
  
 すぐに変化します。
 
 また変化するからこそ
 私たちは生きていると言えます 

 これを少し高い見地から見ると
 増えることも、減ることもなく
 汚いことも清いこともなく
 老いもなく死もなく
 苦しみもなく、また苦しみがなくなることもない

 さとりもなく、智慧を得るということも
 智慧がなくなるということもない

 偉大な不可思議なエネルギーの流れ
 の中で、絶えず変化する流れの中で
 生かされていることを知ります。

 とらわれない
 執着しない
 輝きに満ちた空の理解

 それがあなたを幸せにします。

 この世は知れば知るほど嫌になる
 「ひどい」「見苦しい」
 「人としてこんなことが許されていいのか」
 と思える事にも満ちています。

 インテリが虚無的になるのも
 ニヒリストとして「あきらめ」の中で
 人生を送る人が多いのも
 理解できます。

 しかし、虚無ではなく「空」を生きる
 それが平安なこころで生きる智慧だ
 そう説くのですね

 ガテガテパラガテ パラサンガテ
 行けるものよ、行けるものよ 彼岸に行けるものよ

 ボーディー スワハー
 悟りよ、  幸いあれ

 あなたはいかがでしょうか?

 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
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 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
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