前後際断（ぜんごさいだん）を知る

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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２０２２　令和４年
１１/１３（日）


　　　前後際断（ぜんごさいだん）を知る
　　　
　　　　
　姫野です。
　今日京都は久しぶりに午後から雨の
　一日でした。

　ど～も、いかがお過ごしでしょうか。
　京都は秋の観光シーズンで団体のバス、
　観光客であふれています。
　　人ごみを歩くのは苦手ではありますが
　大勢の楽しそうに流れる人々を、傍で
　見るのは楽しくもあります。
　やや矛盾した心理ですね。
　

　　秋はただ　今宵一夜の　名なりけり

　　　　同じ雲居に　　月は澄めども

　　　　　　　　　　　　　　　西行

　さて
　幸せのために憶えておくとよい言葉に
　道元禅師の「前後際断」という教えが
　あります。

　　薪は灰となる、
　　しかし帰りて薪となるべきにあらず
　　前後ありといえども、前後際断せり。
　　人の死ぬる後、さらに生とならず。

　仏教は因果法則を説きます。
　因果法則の深い理解は幸せを助けます。

　薪は燃やせば灰となります。
　しかし、薪の時は薪としてあり
　薪は灰ではありません。
　灰の時は灰としてあります。
　
　現象はそれ自体で完結しています。
　人生も一瞬一瞬それ自体で完結しているのです。

　そうすると
　「すべてはなるべくしてなっている」と
　いちいち動揺しなくて済みます。
　
　あなたはいかがでしょうか？

　ではでは
　愛を込めて！ Mahalo!

　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）

　今日も笑顔でニコッとね。

　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　
　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。
　
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