無茶な挑戦？

無謀とまでは言えない。それなりに、国立大学で物理も数学も学んでいるし、長い人生で様々な体験もしているのだ。決して、難しい「作業」ではない！

ただ、問題は針穴にどうやって糸と通すか、という挑戦が「無謀」かもしれないわけだ。第一、指先で針を拾うことさえ、そう簡単ではない！　ましてや、糸の先をいくら舐めても、老眼鏡を斜めにして見通しを立てても、そう簡単に糸の先を針穴に通せない。

で、やっと「糸通し」という小道具を見つけた。一円玉ほどの小さな、吹けば飛ぶような小道具だが、なんと便利なものか。スイスイと、針穴に糸を通せるじゃないか！

よし、お前には「文化勲章」を与えるぞ。偉いねえ、こんなものを発明するなんて。

これで、掛け布団の一部に、タオルを縫い付けることができる。なあに、綺麗な縫い痕なんて、求めちゃいない。

ヤキが回った！

また、同じ本を中古本で買ってしまった！　わたしゃ、ヤキが回った。くそ！

腹立たしいのは、それだけではない。毎晩、寝るとき、布団カバーにしているマイクロファイバーと言うのか、何かしらないが、毛布系の繊維で、暖かいのだが、それが顎や顔に触れると、痒くて仕方がない。うとうと眠りにかかると、無性に顔がかゆいのだ。

昨夕は、どうしようもないので、タオルで覆面して眠った。意外に首筋が暖かくて、良かったのだが。

我慢にも限界がある。今朝は「切れている」。根本的な「解決策」に手を打つぞ！

完読

2019年1月17日（木）：By Yahoo [ 1c/8c/90% 79P67K ] 雨

トタン屋根がうっすら白くなっている。今にも降り出しそうな、暗い朝。雪の混じった雨の1日になりそうだが、日中の気温はそれほど低くない予想だから、積雪はない。

昨夜、ついに分厚い本を読み終えた。戦後史の裏側に消えた破防法第一号事件の「予防革命」顛末。登場する人物名だけでも、千人を超えそうな史実を元にしたフィクションだと大野芳という作者は小さな但し書きをつけているが、膨大な資料を元にした、極めて現実に近い話。

これだけのことを、よくもまあ、一人の作者が書いたものだと恐れ入る。トルストイの「罪と罰」を思い出す。
稀代の起業家川南豊作の一代記とも言うべき栄華盛衰だが、冷徹に看過すれば、成功した事業家が、一度つまずくと、原点に戻れずに起死回生策の大儲けを狙って、墓穴を掘り続ける悲しい性（さが）の物語である。

そんな例は、めちゃめちゃミニ版だが、身近にたくさん知っている。純粋に国を憂えても、金がなきゃ、何もできないと言う話だ、と結論づけると、これまた身も蓋もない。

さあて、今日はどんな「詐欺事件」を調査するか？