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*Love Holic アルバート編 Premiere End*

2014-05-27 10:42:55 | イケメン王宮☆Love Holic


イケメン王宮のイベント、「Love Holic」

アルバート編のプレミアエンドです



以下ネタバレ




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時間は少し遡り……

昨夜、アルバートの部屋でのこと…-。

私は薬を飲んだアルバートに紅茶を入れてあげると、

カップをテーブルにそっと置いた。

(アルバート、大丈夫かな…)

アルバートはしばらく目を閉じて、顔を伏せていたけれど、やがてふっと顔をあげた。

アルバート「…どうやら、頭痛は治まってきました」

アルバート「ありがとうございます」

アルバートはそう言ってメガネをはずすと、こめかみに指をあてた。

(あ……)

その思いがけない素顔に、私は少し胸がどきっとした。

(アルバートって綺麗な顔してるんだ…)

私のそんな気持ちをよそに、

アルバートはいつもの仏頂面を作ると、私を見つめてため息をついた。

アルバート「しかし、よくよく考えてみても…あなたという人は……」

アルバート「ぼんやり誰かの背中についていってしまったり…」

アルバート「酔って部屋を間違えたり…」

アルバートはふん、と息を漏らす。

アルバート「まったく、あなたは不用心がすぎる」

アルバートはそう言って、メガネを持つと改めてくいっとかけなおした。

「ご、ごめんなさい…」

そう言われるとその通りなので私は返す言葉もなかった。

「でも、アルバートの部屋でよかったです」

(ゼノ様の部屋では大変なことになっていたし…)

(ジルの部屋だと怒られてしまっただろうし…)

私は他意なくそう言っただけなのだけど、

アルバートはまた、眉根を寄せて何かを言い淀んでしまった。

(……アルバート?)

私が疑問に思っていると、

アルバートはこちらをじっと見つめて、やがて思いつめたように口を開いた。

アルバート「……だいたいあなたは」

そして、アルバートはたまりかねた様子で、私の腕を引き寄せた。


アルバートはたまりかねた様子で、私の腕を引き寄せた。

アルバート「…あなたは、もっと自覚したほうが良い」

(え……)

私は、急に腕をとられて、少し驚いてしまった。

いつもより感情が激しいアルバートの様子を見て、

思わず鼓動が速くなる。

(頭痛は治まったって言ってたけど、もしかして、アルバート…)

(……酔ってる?)

アルバートは、真面目な顔をして続ける。

アルバート「無防備なあなたを見ていると、いくら俺でも…」

アルバート「どうなるか、保障できない」

私の顔を見つめて、アルバートは少し苦しげにそう呟いた。

(アルバート…)

「大丈夫です…」

「私、アルバートは優しい方だと思ってますから」

私はアルバートの瞳を見つめて、そう答える。

すると、アルバートは少し眉を寄せ険しい顔をした。

アルバート「これでも、そう言えると…?」

そして、少し顔を寄せて、私に唇を近付けた…―。

「あっ……」

不意にアルバートの顔が近付き、私は驚いて

とっさに身体を離してしまった。

「あの……」

(どうしよう……)

私が顔を赤くして、どぎまぎしていると、

アルバートは、ばつが悪そうに眼を伏せた。

アルバート「すみません、度が過ぎました」

「いえ……」

アルバート「どうやら…俺も思っているより酔いが回っているようだ」

アルバートはそう言って立ち上がり、ベッドにどさっと腰かけると、

私を見つめて薄く微笑んだ。

アルバート「…紅茶を、もらいます」

「どうぞ……」

アルバートはカップを持って口元へ運ぶ。

私はその横顔を黙って見つめていた。

(まだ、どきどきしてる…)

私の胸は、まださっきの動機が収まらずにいた…。


―アルバート「…あなたは、もっと自覚したほうが良い」

―アルバート「無防備なあなたを見ていると、いくら俺でも…」

―アルバート「どうなるか、保障できない」


(あんな近くでアルバートの顔を見たの初めてだな……)

(びっくりした…けど…)

私はまた胸が甘く高鳴るのを感じて、

思わずアルバートのほうをちらりと見た。

(アルバート…あんな顔するんだ…)

アルバートは紅茶を飲み終わったようで、腕を組んで顔を伏せている。

私はしばらくその様子を見つめていた。

「アルバート…?」

顔を上げないのを変に思い、私が呼びかけるが返事はない。

(もしかして……)

私がこっそり近付くと、

アルバートは座ったまま静かに寝息を立てていた。

(アルバートったら…)

私は思わずくすっと微笑む。

眠ってしまったアルバートのメガネをそっとはずして、

サイドテーブルの上に置いてあげた。

「…おやすみなさい」

私はそう呟くと、優しくアルバートの髪をなでた。

(じゃあ、部屋に戻ろうかな…)

私は数歩ドアに向かって歩いたけれど、

ふと後ろを振り返った。

アルバート「……」

(でも、また具合が悪くなったら大変だし…)

(もうしばらく様子を見たほうがいいかな…)

私は戻って再びソファに座ると、

温かい気持ちで、しばらくアルバートの寝顔を見つめていた…―。



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