。*.☆ぱちょのイケメン王宮ブログ☆.*。

iPhone版イケメン王宮にハマりました!!現在攻略中ー(^^)

*彼服ワンピガチャ ルイ編*

2016-07-12 15:30:49 | イケメン王宮☆ガチャ


よく晴れた空に小鳥のさえずりが響くある日…―


ウィスタリアの建国記念日のため、休日をもらっていた私は、

公務で城に滞在しているルイと過ごすため、部屋を訪れていた。

ルイ「何か…不思議な感じ」

ソファの隣に座ったルイは、

侯爵服に似せて仕立ててもらった、私のワンピースを見つめている。

(…やっぱりびっくりするよね…)

かすかに目を瞬かせるルイの様子に、少し気恥ずかしさを覚えた。

「せっかくのお休みだから、特別なことしたくて…」

そう話す声も次第に小さくなっていき、頬が火照ってしまう。

すると、ルイは私の言葉を受けてぽつりとつぶやいた。

ルイ「じゃあ、俺も特別なことしたい」

(何だろう…?)

首をかしげる私に、ルイはやわらかくほほえんだ。

ルイ「カレンに甘えてほしい」

「えっ?」

今度は私が目を瞬かせてしまう。

「それが…特別なこと?」

尋ねると、ルイは小さくうなずいた。

ルイ「いつもカレンが甘えさせてくれるから…」

ルイ「今日は反対。カレンが甘えて…?」

そういったルイは、やわらかく目を細めている。

「甘えるって…?」

ルイ「たとえばこうやって…」

するとルイに腕を取られ、優しく抱き寄せられた。

(わっ…)

お互いの鼓動が聞こえそうなほどの距離に、頬が一気に熱を持つ。

(これがしたいこと、かな…)

そう思っていると、ルイは私の胸元にそっと頬を寄せた。

「ル、ルイ…」

ワンピース越しに伝わるルイの熱に、胸が大きく音を立てて跳ねる。

恥ずかしさに、そのまま動けないでいると、

ルイは顔をあげて、面白がるように囁いた。

ルイ「…カレンもやってみて」

そう言って身体を離したルイは、ふっと笑って私を見つめている。

(恥ずかしいけど、ルイがしたいこと一緒にやりたいし…)

イタズラっぽくほほえむルイを見つめ、

私は火照る頬をルイの胸元にそっと寄せた。

ルイの香りとぬくもりに包まれ、きゅっと胸が甘く締め付けられる。

(あれ…でも…)

次第に聞こえてくるルイの鼓動に徐々に安らかな気持ちになっていく。

(ルイに触れるといつもドキドキするのに…)

「こうしてると…ちょっと安心するかも…」

「ルイが傍にいるんだってわかって、胸が温かくなる」

顔をあげてルイを見ると、わずかに目元を赤らめていた。

ルイ「俺はいつもそういう気持ちもらってる」

嬉しそうに言ったルイは、

私の頬に手を添えて、優しく唇を寄せる。

ルイ「ありがとう」

ふわりと瞳を細めるルイに、鼓動が甘く震えた。

(ルイ……)

同じようにほほえむ私を、ルイはぎゅっと抱きしめてくれる。

(ルイといると、たくさんの思いで満たされて…)

(胸がいっぱいになる)

そうして再び重なった唇は、次第に深められていく。

私は、いつの間にか背に触れていたソファのシートにそっと身をゆだねた…―。



--------------------

おわり


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*彼服ワンピガチャ アラン編*

2016-07-12 15:12:46 | イケメン王宮☆ガチャ


真上に登ろうとする太陽の光が、木漏れ日となって降り注ぐある日…―



ウィスタリアの建国記念日でお休みをもらった私は、

どこか落ち着かない気持ちでいっしょに過ごす約束をしたアランを待っていた。

(…なんか思ったよりも恥ずかしいかも…)

鏡に視線を向け、アランの騎士服に似たデザインのワンピース姿の自分を見る。

不意に扉がノックされた。

???「入るけど、大丈夫?」

(…せっかくこの日のために用意したんだから)

「うん、どうぞ」

かすかに跳ねる鼓動を感じながら、ゆっくりと開かれる扉を見つめる。

アラン「いつもの格好で来たけど何で…」

そう言いながら入ってきたアランは、私を見て目を見開いた。

アラン「……」

そのまま何も言わずに、アランは私の目の前に立つ。

(ずっと見つめられると…余計恥ずかしいよ)

アランの視線に、頬が次第に熱くなっていくのを感じる。

すると、アランがふっとほほ笑んだ。

アラン「それって騎士服?」

「うん…せっかくのお休みだからアランとおそろいに仕立ててもらって…」

言いながらさらに顔がほてっていくのを感じ、顔をそらしてしまう。

アラン「ふーん、それで俺の真似してんの?」

「真似のつもりじゃなかったんだけど…」

私は、改めてアランの服装と自分のワンピースを見比べる。

(でも、確かに…)

「…そっくりになっちゃった」

はにかみながらそう言うと、アランは声に出して笑っている。

(そんなに笑わなくても…)

そう思ってアランを見つめると…

アラン「それじゃあ…」

言葉を切ったアランはふっと笑みを浮かべた。

アラン「格好だけじゃんくて、俺の行動も真似してみろよ」

「えっ…?」

(アランの真似って…)

「どういうこと…?」

戸惑い首をかしげていると、アランは考えるように視線を彷徨わせている。

そして、すぐに何かを思いついたように口角に笑みを浮かべた。

アラン「キス、とか」

「……!」

(キ、キスって…)

顔を真っ赤にする私に、アランはぐっと顔を近づけた。

アラン「ちなみに団長命令だから」

アラン「騎士服着てるってことは、俺の部下って思ってもいいんだろ?」

悪戯っぽくほほ笑むアランの瞳には、目を瞬かせる私が映っている。

(からかってるのかもしれないけど…)

(アランからキスされるの…嬉しいから……)

私はうるさいほどに響く鼓動を押さえながら、瞳を閉じてアランへ口づけた。

ぬくもりが触れた瞬間、胸が甘く締め付けられるのを感じる。

そっと唇を離すと、真っすぐなアランの瞳とぶつかり、

その恥ずかしさに、身体を離そうと足を引くと…

(あっ……)

後ろにあった椅子につまづいて、身体がよろけてしまった。

倒れてしまうと思った瞬間、アランのたくましい腕に抱きとめられる。

アラン「ったく。お前って本当、危なっかしいヤツ」

そう言ったアランは、小さく笑ってため息をつく。

「そんな言い方しなくても…」

アランの様子に、つい拗ねたように言うと、

楽しげに目を細めたアランが、優しく口づけを落とした。

アラン「だから、俺がずっと守ってやる」

澄んだ瞳で真っすぐに言われ、心が甘くくすぐられる。

そうして、アランはふっとほほ笑むと、私の頬を大きな手のひらで包み込んだ。

(いつでも優しく支えてくれるアランが…好き)

再び唇が重ねられ、次第に深くなっていく口づけに、

私は幸せに高鳴る鼓動を響かせた…―


--------

おわり


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