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*LOVEフェチガチャ レオ編*

2015-10-04 20:45:08 | イケメン王宮☆ガチャ
LOVEフェチガチャ レオ編



以下ネタバレ



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涼やかな風が木々を揺らす、とある休日の朝…―。


まどろみから覚めて目を開くと、レオの唇が額に押し当てられた。

レオ「おはよう、カレンちゃん」

レオ「今、眠気覚ましの紅茶用意してたところだよ」

レオは私の髪をそっと撫でながら、柔らかな声で告げる。

(レオ、優しいな…)

「ありがとう、レオ」

嬉しくなって微笑んでお礼を言うと、レオは首を振る。

レオ「いいよ、これくらい」

レオ「だって…昨日は少し無理させたでしょ?」



内緒話でもするように耳元でささやかれて、一気に頬が熱くなった。

同時に、昨晩の記憶が脳裏によみがえる。


レオの部屋を訪ねた私は、

肘掛け椅子に座るレオに引き寄せられるまま、

レオの膝の上に座った。

「ん……」

レオは私に口づけすると、器用な指でドレスの襟もとを緩めていく。

肌があらわになると、レオの唇は私の首筋へと伝わっていった。

レオ「綺麗だよ、カレンちゃん…」

レオ「このまま、もっと触れてもいい?」

尋ねながらも、レオは私の答えを待たず、手のひらで肌を撫でる。

(っ…すごく、恥ずかしいのに…)

どこまでも優しいレオの触れ方に、頭がぼうっとしてきてしまう。

抵抗できずレオの胸に身を任せていると、レオがふっと笑みを浮かべた。

レオ「カレンちゃんて…意外と、好きでしょ?」

レオ「俺と、こういうことするの」

「…!そんな、こと…」

あまりに恥ずかしい問いかけに、否定する声が震えてしまう。

レオ「俺は、好きでいてくれた方が嬉しいけど…」

レオ「本音を教えてくれないなら、確かめてみるしかなさそうだな」



「あっ…」

笑みを一層深くしたレオは、私のスカートに手を触れると、

いたずらっぽい眼差しのまま、更に私を追い詰めていった…―。


(やだ…昨日のことがどんどん頭に浮かんできて…)

真っ赤になっていると、レオに抱きよせられる。

「レ、レオ…?」

一枚のシーツの中で、私のレオの肌と肌が重なり合った。

レオ「カレンちゃん、ドキドキしてるね」

レオ「それに……身体も熱くなってる」

「っ…だって、レオが急に…」

困って俯くと、レオは微笑んで私を抱く腕に力を込めた。

レオ「ごめんね。俺、カレンちゃんと抱きあうのが好きだから」

「え…?」

レオ「カレンちゃんを身近に感じられるし、それに…」

レオ「カレンちゃんの肌にたくさん触れられて、安心する」

(レオ…)

「…ありがとう」

「私も、レオに触れられてると、安心する…」

レオ「カレンちゃん…」

抱きよせられると、触れ合った胸からお互いの鼓動が伝わる。

その心地いい音を感じながら、

私とレオは満たされた気持ちで笑みを交わしあった…―。


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おわり


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