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*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル アラン攻略 最終話 スウィートエンド*

2013-02-14 10:24:18 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちは

イケメン王宮のバレンタインイベント、アランのスウィートエンドです



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アランに渡すためのチョコを用意し、私は中庭を訪れていた。

(今日中に、アランに渡せればいいんだけど・・・・・・)

考えながら空を見上げていると、不意に声をかけられる。

???「カレンちゃん」

振り返ると、そこにはロベールさんの姿があった。

ロベール「お城に、また噂が流れてるみたいだね」

「えっ」

(また・・・・・・!?)

思わず息を呑むと、ロベールさんがくすっと笑みを浮かべる。

ロベール「今度はロマンスではないみたいだけど」

「え?」

詳しく尋ねると、

騎士団長が遠征で功績を残したという噂だった。

(それって、もしかして・・・・・・)

はっとして顔を上げると、ロベールさんが目を細める。

ロベール「これでもう、誰も一介の騎士の噂なんてしなくなるだろうね」

私ははっと息を呑み、レオの言葉を思い出した。


レオ「スキャンダルに足る男になる作戦みたいだよ。アランらしいね」


(アラン・・・・・・)

私は笑みを浮かべ、ロベールさんに頷いてみせた。


そして、その夜・・・―。

私はアランを待っている間に、机に突っ伏して眠ってしまった。

夢うつつの中で、誰かの優しい声が響いてくる。

???「カレン・・・・・・」

(この声って・・・・・・)

机に伏して眠っていた私は、ゆっくりと身体を起こす。

見上げるとそこには、アランの姿があった。

アラン「お前、寝るならちゃんと寝ろよ」

呆れたように言うアランを見上げ、私は口を開く。

(アランを待っている間に、眠ってしまったんだ)

「ごめんなさい。でも・・・・・・」

アラン「・・・・・・・・・・・・」

私を見おろし、アランが悪戯っぽい笑みを浮かべて聞いた。

アラン「なに」

私は静かに立ち上がり、正面を向いて告げる。

「お帰りなさい、アラン」

するとアランがふっと目を細め、私の身体を抱き寄せた。

アラン「・・・・・・ただいま」

アランの胸の中で、私はぎゅっとその腕を掴んだ。

「・・・・・・っ」

(アランの、香りだ・・・・・・)

やがてアランの手が私の腰元まで降り、わずかに身体が離れた。

そっと見上げると、アランが顔を寄せる。

私も自然に、目を閉じていた。

「ん・・・・・・」

重なった唇からは熱い吐息がこぼれ、

私の開いた唇を、アランが軽く舐めあげる。

唇を離すと、アランがぽつりと呟いた。

アラン「・・・・・・お前、なんかいい匂いする」

「え・・・・・・?」

顔を寄せ、アランがくんくんと匂いを嗅ぐ。

その仕草に顔を赤く染めると、私はふと思い出した。

「あ。チョコかな・・・・・・」

(用意した時に、香りが移ったのかな・・・・・・?)

私はテーブルの上に置いたままだったチョコを取り、アランに差しだす。

「はい、アラン」

アラン「・・・・・・・・・・・・」

黙ったまま受け取ったアランが早速包みを開け、中のチョコを口に含んだ。

アラン「ん。美味いよ」

アランが笑みを浮かべて呟く。

(良かった・・・・・・)

アランの姿を見上げ、私はほっと胸をなで下ろした。

「本当にチョコが好きなんだね」

アラン「・・・・・・なんで、そう思うんだよ」

指先についたチョコを舐め、アランが私を見おろす。

「だって」

(本当に美味しそうに、食べてるから・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・・・・」

思っていると、アランが腕を伸ばして私の肩に触れた。

「アラン?」

両腕を肩に乗せ、アランが私の顔を覗きこむ。

アラン「もっと好きなもん、あるんだけど」

「え・・・・・・?」

アランが私の顔を覗きこみ、悪戯っぽい笑みを浮かべている。

じっと見上げると、アランが不意に唇を重ねた。

「・・・・・・んっ」

音をたてる甘いキスに、私は目を瞬かせる。

(アラン・・・・・・?)

唇がゆっくりと離れると、アランが間近から私の目を見た。

アラン「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

(もしかして、アランの好きなものって・・・・・・)

私がかあっと顔を赤くすると、満足したようにアランが笑う。

アラン「なんだと思う?当ててみろよ」

「そ、それは・・・・・・」

(当たっていても、外れていても恥ずかしい)

黙ったままでいるとアランが額を合わせ、

もう一度、ついばむようなキスをした。

「・・・・・・っ」

アラン「早くしろよ」

アランに急かされ、私は微かに震える唇を開く。

「・・・・・・・・・・・・」

「あの・・・・・・キス、とか?」

アラン「・・・・・・・・・・・・」

掠れた私の声に、アランがふっと笑みを浮かべた。

アラン「ふうん。そう思うのかよ」

「・・・・・・!」

アランの言葉に、私は耳までもを熱く火照らせた。

(ち、違ったのかな・・・・・・)

恥ずかしさに顔をうつむかせると、アランの手が私の顎を取る。

そして軽く上向かせると、唇を重ねた。

「んっ・・・・・・っ・・・」


アランの舌が唇を割り、私は思わず声を上げる。

するとアランが音をたてて舌を離し、私を見おろしささやいた。

アラン「正解だけど」

そうして腰元を抱えあげると、私の身体をベッドまで運んでいく。

「あ・・・・・・」


ベッドに降ろされ見上げると、アランが片膝をついた。

アラン「お前はどうなんだって・・・・・・聞くまでもないか」

アランが軽く首を傾げ、くすっと喉をならすように笑う。

アラン「好きだよな」

「・・・・・・え?」

アランが私の頬に手を添え、告げた。

アラン「こんな顔してるし」

「・・・・・・っ・・・」

アランはにやりと笑みを浮かべると、もう一度唇を重ねる。

そうしてキスを繰り返しながら、私の肩を押した。

「ん・・・っ・・・・・・」

アランの指先が、ドレスの上から身体をたどる。

その触れるか触れないかの仕草に、身体が震えた。


アラン「・・・・・・次噂になったら、今度こそおおっぴらに見せつけてやるよ」

アラン「お前は、俺のものだってな」

「・・・・・・え」

(それって・・・・・・)

アランが耳元で、低くささやく。

アラン「いいだろ?」

耳をくすぐるアランの吐息に、私は微かに頷いて答えるしかなかった・・・。





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以上です

*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル アラン攻略 最終話 プレミアエンド*

2013-02-13 12:51:46 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちは

イケメン王宮のバレンタインイベントのアラン編です

③からの続きで、プレミアエンドです







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そして、バレンタインの夜・・・―。


私は手作りしたチョコを前に、部屋でアランの帰りを待っていた。

(アラン、帰ってこられるといいけど・・・・・・)

待っていると静かにドアが叩かれ、ユーリが顔を出す。

ユーリ「アラン様たち、もう帰ってくるみたいだよ」

「え」

ユーリの言葉に、私は慌てて立ち上がった。


するとユーリが笑みを浮かべ、話してくれる。

ユーリ「アラン様が遠征先で大活躍したとかで、」

ユーリ「プリンセスとの噂を言う人はあまりいなくなったみたい」

「どうして・・・・・・」

思わず呟くと、ユーリが目を細めた。

ユーリ「『一介の騎士がプリンセスの心を射止めて登りつめる』って噂だったけど・・・・・・」

ユーリ「そんなことしなくても登り詰めるに足る人だったんだから、もう誰も陰口叩けないよ」

ユーリの言葉に、私はほっと息をつく。

(アランが、認められたってことなんだ・・・・・・)


ユーリが去ると、私は我慢できずに部屋を抜け出していた。

(今すぐ、アランに逢いたい・・・・・・)

思っていると、目の前に現れた人影に気づく。

アラン「こんなことだろうと思った」

「どうして・・・・・・」

足をとめた私の前に立ち、

アランが呆れたように、けれどどこか優しい声音で言った。

アラン「迎えに来たんだよ、バカ」

「アラン・・・・・・」

そして私はアランに手を引かれ、部屋へと向かっていった。


部屋に入りドアを閉めると、

その瞬間、アランが私を後ろから抱きしめた。

腰元にまわった腕に力が込められ、唇が首筋に触れる。

「アラン、ちょっとま・・・っ・・・」

アラン「ん?」

私は身をよじり振り返ると、用意してきたチョコを差し出した。

「約束を、したから・・・・・・」

アラン「ああ」

アランが私の手からチョコを受け取り、ゆっくりと包みを開いていく。

間近からその様子を見守っていると、アランがぴたりと動きを止めた。

(・・・・・・どうしたんだろう?)

思い顔を上げると、アランが少し開いた私の口にチョコを入れる。

「・・・・・・っ・・・」

口の中いっぱいに広がる甘さに目を瞬かせ、私はアランを見上げた。

「なんで・・・・・・」

すると何も答えないまま、アランが顔を傾け唇を重ねる。

「・・・・・・んっ」

差し込まれた舌が、私の口の中のチョコを奪っていった。

口中に広がるチョコの香りに、私は目を閉じる。

やがて唇を離すと、アランがぽつりと呟いた。

アラン「あま・・・・・・」

「・・・・・・!」

唇の端についたチョコを拭いながら呟くアランの姿に、

私の鼓動が破裂しそうなほどに鳴っている。

アランがふっと目を細め、同じ指で私の唇に触れた。

アラン「ついてる」

「あ・・・・・・っ・・・」

アランが再び顔を寄せ、深く長いキスをする。

熱い吐息と舌が重なり合い、

静かな部屋が、むせかえるような甘さで満ちていった。

(何だか、チョコごと食べられてしまうみたい・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・・・・」


やがて唇が離れると、私の身体を抱きしめアランがため息をつく。

「・・・・・・アラン?」

そっと背中に手を回し尋ねると、アランが呟いた。

アラン「思ったより、しんどかったな」

アラン「次は、無理かも」

アランがわずかに身体を離し、私の顔を覗きこむ。

アラン「また噂が流れたら、今度は見せつけてやるからな」

アラン「この国のやつら、全員に」

胸をぎゅっと掴まれるような感覚に、私は自然と口元をほころばせた。

「うん・・・・・・」

(次にスキャンダルが流れるとしたら、きっと・・・・・・)

アランの顔が再び寄せられ、私はそっと目を閉じていった・・・。

「ん・・・っ・・・」

繰り返される深いキスに、私はアランの胸をわずかに押した。

「アラ、ン・・・・・・まっ」

(これ以上は、息が・・・・・・)

吐息をも奪われ、私の息が上がってしまっている。

アラン「待てない」

私の身体を壁に押し付けるようにして、アランが首筋に甘くかみついた。

「ぁ・・・・・・」

抑えつけられた指先が、微かに跳ねあがる。

(久しぶりに逢えたからかな・・・・・・すごく、緊張してる)

首筋に走る甘い刺激に、私は背中を震わせた。

「・・・んっ・・・」

アラン「・・・・・・・・・・・・」

膝から力が抜け、アランの身体によりかかる。

するとアランが、ぽつりと低く呟いた。

アラン「悪い」

アラン「どうやって優しくしていいか、忘れた」

「・・・・・・・・・・・・」

(アランもきっと、戸惑っているんだ・・・・・・)

私はアランの胸に顔をうずめたまま、掠れた声をあげる。

「・・・・・・アランなら、何でもいいよ」

(これは、本心だから・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・・・・」


するとアランが、耳元に吐息を吹きかけながらささやいた。

アラン「そんなこと言ってどうなっても知らねえからな」

そして私の身体を抱えあげると、ベッドまで運んでいく。

ゆっくりと私の身体を横たえると、アランが言った。

アラン「・・・・・・ずっと、お前のこと考えてた」

アランの低い声が、甘く優しく降りてくる。

アラン「カレン・・・・・・」

「・・・・・・っ」

胸元にうずまるアランを抱きしめ、私はぎゅっと目を閉じた。

(私も、アランのことを考えていたから・・・・・・)


朝の光を感じ目を覚ました、翌朝・・・―。

ゆっくりと身体を起こすと、

ソファに腰かけ食べかけのチョコを口にするアランの姿が見えた。

アラン「・・・・・・美味いじゃん」

気づいたアランが笑みを浮かべ、言う。

「良かった・・・・・・」

私は呟き、シーツを口元まで引いて笑みを浮かべた。

嬉しい気持ちのままアランの様子をじっと見守っていると、

アランがふっと目を細める。

アラン「なに?欲しいのかよ」

「え?」

思いがけない言葉に目を瞬かせると、アランが告げた。

アラン「こっちに来いよ。これで最後だから」

「・・・・・・あ」

私は顔を真っ赤に染めながらも、シーツを引き寄せた。

そしてシーツに身体を包むと、アランの元へとそっと足を運ぶ。

アラン「ん」

「・・・・・・・・・・・・」

私を見上げるアランの口元のチョコに、私は唇を寄せていった。

いつのまにかうなじに回った手が、私の顔を引き寄せる。

深いキスを受け止めながら、私はチョコの甘さを飲みこんだ。

(本当に、甘い・・・・・・)

アランの指先がシーツを落とし、私の素肌を撫でる。

「・・・・・・ぁっ・・・」

私はアランの肩に指先を沈めながら、朝の静けさに声を響かせていった・・・。





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以上です

*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル アラン攻略 ストーリー③*

2013-02-12 11:50:48 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちは

イケメン王宮を今日も攻略中です!

それではバレンタインイベント、アラン編第三話です

今回は画像なしです(><)


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後ろからそっと手を取られ、私は驚くまま振り返る。

するとそこには、レオの姿があった。

手が離れると、私は口を開く。

「・・・・・・レオ?」

(アランかと、思った・・・・・・)

レオ「・・・・・・もしかして、その顔。俺のことアランだと思った?」

「・・・・・・っ」

図星をつかれ顔を赤く染めると、レオがくすっと笑みをこぼした。

レオ「わかりやすいな、カレンちゃんは」


冷たい風が吹き抜け火照った頬を冷ますと、私はようやく顔を上げる。

「あの・・・・・・どうかしたの?」

レオ「アランが、近くまで帰ってきてるらしいんだよね」

レオの言葉に、鼓動がとくんと鳴った。

レオ「こっそり、逢いにいこうか」

「それは・・・・・・」

(もちろん、逢いにいきたい。でも・・・・・・)

不安に手を握り締めると、レオが私の顔を覗きこむ。

レオ「大丈夫。ジルも知ってるから」

「え?」

驚き視線を上げると、レオがふっと目を細めた。

レオ「頑張ってる君への、ご褒美だよ」

そして歩きだしたレオが、慌てて後を追う私に告げる。

レオ「でも、くれぐれも他の人には見つからないようにね」


そして、すっかり日も暮れた頃・・・―。


アランは騎士たちの一団から離れ、一人稽古をしていた。

アラン「・・・・・・・・・・・・」

長くため息をつくと、アランがふっと呟く。

アラン「もう限界かもな」

そして何かを振り切るような一太刀を振り下ろした時、

茂みから微かな物音が響いてきた。

茂みを振り返ったアランが、剣を握り直すと・・・。


「アラン・・・・・・!」

茂みから飛び出し、私はアランの名前を呼んだ。

アラン「・・・・・・っ」

驚いたアランが軽く目を見開き、剣をしまう。

アラン「何してんだ、お前?」

アラン「どうやって、ここに・・・・・・」

目を丸くするアランの前に歩み寄ると、私は手を伸ばした。

思わず、アランの腰元にぎゅっと抱きついてしまう。

アラン「・・・・・・・・・・・・」

アランもそっと、私の身体を抱きしめ返してくれた。

(アラン・・・・・・)

大きく息を吸いこみ、私はささやくように言う。

「レオが、連れてきてくれたの」

アラン「あいつが・・・・・・」

アランが呟き、腕に力を込めていった。

そして、私の耳元で呟く。

アラン「借りが出来たって、ことか」

アランの呟きを聞き、私は手の力を緩めてその顔を覗きこんだ。

(もしかして・・・・・・)

「・・・・・・迷惑だった?」

おそるおそる尋ねると、アランが私を見おろし目を細める。

アラン「いつ、そんなこと言ったんだよ」

そしてぎゅっと痛いほどに私の身体を抱きしめると、

耳に唇を触れたまま、ささやいた。

アラン「・・・・・・逢いたかったよ」

そして顔を傾け、頬にキスをする。

「・・・・・・っ」

(アラン・・・・・・私も逢いたかった)

(ずっと・・・・・・)

顔を離すと、今度は唇が重なった。

温かく柔らかな感触に、背中に置いた指先がぴくりと跳ねる。

「ん・・・・・・」


久しぶりに触れるアランの吐息に目を閉じると、

森の奥から騎士たちの声が聞こえてきた。

(人の気配がする・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・・・・」

身体を離すと、アランが私の腕を引く。

アラン「こっち」

そうして手を引かれるまま茂みに隠れると、

アランが後ろから私の身体を包むように抱きしめた。

耳の後ろに吐息がかかり、私は必死で名前を呼ぶ。

「ア、アラ・・・・・・」

(人が、すぐそこにいるかもしれないのに・・・・・・)

ぎゅっと目を閉じると、アランの指先が私の襟まきの中に入り込んだ。

アラン「・・・・・・お前のここ、あったけーな」

耳元で響くからかうような声音に、私は息をつく。

「っ・・・やだ・・・・・・」

身をよじり、私は薄く目を開いたまま振り返った。

するとそのまま、唇が重なる。

「ん・・・・・・」

振り返る体勢のままアランのキスを受け止め、私は息を乱していった。

アランの唇が、何度もついばむように私を求めていく。

「・・・・・・っ・・・ん」

やがて人の気配がなくなると、アランが私の顔を覗き込んで言った。

アラン「もうすぐ帰るから、待ってろよ」


滲んだ私の涙をぬぐうと、アランが立ち上がる。

手を差し伸べながら、照れたように口を開いた。

アラン「あんまちょろちょろ、出かけんなよ。心配だから」

「・・・・・・うん」

私は頷き、アランの手を取る。

そして立ち上がると、アランを真っ直ぐに見上げた。

「待ってるよ、アラン」


そしてアランと別れた、その帰り道・・・―。

私を馬に乗せ帰り道を進むレオが、ふっと笑みをこぼした。

レオ「騎士たちにちょっと話を聞いてきたんだけどさ、」

レオ「アランも、頑張ってるみたいだよ」

「え・・・・・・」

馬の上で軽く振り返ると、レオが言う。

レオ「スキャンダルに足る男になる作戦みたいだよ。アランらしいね」

「・・・・・・?」

(どういうことだろう・・・・・・)

尋ねようとすると、レオが面白そうに目を細めた。

レオ「カレンちゃんも、そのうちわかるよ」


そして迎えた、バレンタインデー当日の朝・・・―。


私は部屋で、窓の外を眺めていた。

(今日は、アランが帰って来る日・・・・・・そして)


アラン「ああ。チョコの日な」

アラン「用意しとけよ?」


「チョコの日か・・・・・・」

ふっと口元をほころばせ、私はカーテンに触れる。

真っ青な空を見上げ、私は息をついた。

(今日は、好きな人に素直な想いを伝える日なんだよね)

(せっかくだからチョコを用意して、待っていたいな・・・・・・)



--------------


ここでプレミアエンドかスイートエンドかの分岐です

やっぱりプレミアが見たいので、まずはプレミアにしました!

続きは次回



無課金派の私も利用しているガチャがいっぱい回せたり、
アフターストーリーが買える裏ワザ!
↓↓↓
イケメン王宮★裏ワザ①
イケメン王宮★裏ワザ②
イケメン王宮★裏ワザ③

*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル アラン攻略 ストーリー②*

2013-02-11 23:38:57 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちは

イケメン王宮を今日も攻略中です!

それではバレンタインイベント、アラン編第二話です

無駄に画像多めです!


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アラン「俺の方が、無理だったかもな」

(アラン・・・・・・?)

抱きしめる腕の力が強くなり、私は顔を上げた。

「・・・・・・・・・・・・」

(もしかしてアランも、寂しいと思っていてくれたのかな)

どこかほっとしたような思いを感じ、

私はアランの胸に顔をつけながら、深く息をつく。

アラン「明日から・・・・・・」

「え?」

アランがぽつりと、低く呟く。

それは、明日から騎士団長として遠征をするという話だった。

「そんな・・・・・・私のせい・・・・・・?」

(私との噂が、原因なんじゃ・・・・・・)

不安に息を呑むと、アランが私の身体を離し、頭を優しく小突いた。

アラン「んなわけねーだろ」

そうして笑みを浮かべると、そのまま髪を撫でる。

アラン「お前はお前のやるべきことを、やっとけよ」

(私の、やるべきこと・・・・・・)

見上げると、アランが真っ直ぐに私の目を見おろして告げた。

アラン「プリンセス」

「・・・・・・っ」

その言葉に、大きく一つ鼓動が跳ねる。

(そうだ。私には、やるべきことはたくさんあるんだよね)

頷く私の姿に、アランがふっと笑った。

アラン「じゃあな」

そして部屋を去る直前、私はアランに尋ねる。

「アラン、いつ帰ってくるの?」

アラン「ん?確か・・・・・・」

アランが口にした日づけに、私はあっと声をあげた。

(バレンタインの日・・・・・・?)

アランから告げられた日づけに、私は思わず尋ねた。

「それって・・・・・・何の日か、知ってる?」

するとアランが軽く首を傾げ、にやりと笑みを浮かべる。

アラン「ああ。チョコの日な」



「うん」

(・・・・・・アラン、もしかしてチョコが好きなのかな)

やがて目を瞬かせる私の顔を覗きこみ、アランが言った。

アラン「用意しとけよ?」



「わかった」

頷くと、アランが目を細める。

アラン「あと、俺がいなくてもべそかくなよ?」

「か、かかないよ」

慌てて口を開くと、アランがふっと吹きだすように笑った。

アラン「どうだか」


アランの視線が、私へと向けられる。

その視線を受け止め、私の鼓動が速まっていった。

(あ・・・・・・)

顔が近付き、キスの予感にゆっくりと目を閉じた、その時・・・―。

「・・・・・・っ」

突然に部屋のドアが叩かれ、私は背中をびくりと震わせた。

???「プリンセス、少しよろしいですか?」

(この声は、ジル・・・・・・?)

見上げると、アランはじっとドアを見つめている。

アラン「・・・・・・・・・・・・」

(どうしよう・・・・・・)


部屋のドアが静かに開き、椅子に腰かけていた私は顔を上げた。

「どうしたんですか?ジル」

ジル「明日からは公務に出て頂きますので、そのことを知らせに・・・・・・」

ふと言葉を止め、ジルが私の顔を覗きこむ。

ジル「・・・・・・どうかしましたか?」

「いえ・・・・・・」

私は跳ねる鼓動を隠すように胸の前で手を握り、首を横に振った。


やがてジルが去りドアを閉めると、私はゆっくりと振り返る。

「行ったよ、アラン」

アラン「ん」

ベッドの後ろから姿を見せたアランが、大きく息をついた。

そのままベッドに腰かけると、黙って私を手招く。

「え・・・・・・?」

私は招かれるまま、そっとアランに近づいていった。

すると正面に回った私の腰元を抱き寄せ、アランが見上げる。

「・・・・・・っ」

アラン「お前はさっきの続き、したくないの?」



アランの言葉に、私の頬がかあっと赤く染まった。

(続きって・・・・・・)

じっと見上げるアランの視線を受け止め、私は息を呑む。

「・・・・・・・・・・・・」

やがて目を合わせたまま、顔を寄せていった。

唇が重なると、アランの手が私のうなじを引き寄せて・・・。

静かな部屋の中で、アランの吐息だけが耳をくすぐる。

「ん・・・・・・」

やがて唇が離れると、アランが軽く首を傾げた。

アラン「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・アラン?」

顔を覗きこまれ、私は目を瞬かせる。

するとすぐに、アランが私の腰から手を離し立ち上がった。

アラン「・・・・・・じゃあ、俺行くから」

(え・・・・・・?)

立ち去ろうとするアランの服の裾をつかみ、私は思わず引き止めた。

アラン「・・・・・・なに」

「あの、もうちょっとだけ」

(しばらく逢えない分、話がしたいのに・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・・・・」

振り返ったアランが、眉を寄せた。

その頬は、心なしか赤く染まっている。

アラン「このままだと、帰れなくなんだろ」



「・・・・・・っ」

アランの言葉に服の裾を離し、私も顔を赤くした。

短い沈黙の後で、アランの手が私の髪に触れる。

アラン「大人しく待ってろよ」

「・・・・・・うん」

笑みを浮かべて頷くと、息をつくように微笑んだアランが、

もう一度だけ、優しいキスで触れた・・・。



そして、翌朝・・・―。


部屋で支度を整えていると、ユーリが姿を見せた。

ユーリ「あれ、カレン様。それ可愛いね」

にっこりと微笑むユーリが、私の足元に視線を落としている。

「ありがとう」

私は鏡に自分の姿を映しながら、

まだ噂がたつ前、アランと交わした会話を思い出していた。


アラン「へえ」

ベッドに腰かけるアランが、私の足に視線を向け声を上げる。

「な、なに?」

尋ねると、アランが手を伸ばし私のタイツの柄をつついた。

「や・・・・・・やめて、アラン」

頬を染め思わず軽く飛び退くと、アランがにやりと笑う。

アラン「じゃあ、脱がされるのとどっちがいいんだよ?」

「え・・・・・・!?」

(どっちがって・・・・・・)

思わず目を瞬かせると、アランが吹きだすように笑いだした。

アラン「バーカ、冗談だよ」


(あの時と、同じタイツ・・・・・・)

あの時と同じように頬を赤くすると、ユーリが不思議そうに顔を覗きこむ。

ユーリ「どうかした?」

「ううん、何でもない」

私は慌てて首を振り、深く息を吸いこんだ。

「行こう、ユーリ」

そうしてアランのいない城で、

私はプリンセスとしての公務に追われていった・・・。


そんなある日、私は息抜きのために庭へと出ていた。

(毎日が忙しくて、あっという間に過ぎていく。でも・・・・・・)

「寂しいな・・・・・・」

ぽつりと呟くと、その瞬間後ろからそっと腕を取られた。

(・・・え?)



-------------


続きは後ほど

*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル アラン攻略 ストーリー①*

2013-02-08 12:47:50 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちはー



イケメン王宮のバレンタインイベントを攻略中なんですが、

ルイの次はアランにしてみました


それでは第一話です、今日も画像ありです!どうぞ




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吹く風が冷たく頬を撫でる、2月のある日のこと・・・ー。


ジルに呼び出され部屋を訪れると、そこにはアランの姿がある。

アラン「・・・・・・・・・」

(アランまで、一体どうしたんだろう・・・・・・)

ドアを閉めると、やがてジルがため息をつきながら告げる。

ジル「実は、噂がたっています」

「噂、ですか?」


ジルの話しによると、

プリンセルと騎士のスキャンダルが、城内で話題を呼んでいるという。

ジル「若い騎士や使用人の間では、まるで物語のように語られているらしいですが」

(それって、まさか・・・・・・)

私ははっと息を呑み、アランを見上げた。

アラン「・・・・・・・・・」

アランは黙ったまま、ジルの言葉に耳を傾げている。

ジル「あなたはまだ正式に王を選んでいるわけではありませんから、」

ジル「このような噂は、波紋を起こしかねません」


そしてアランを見やり、告げた。

ジル「噂が薄れるまでの間、あなた方には少し離れて頂きます」

アラン「な・・・・・・」

アランが何か言おうと口を開くものの、ジルが睨むように視線を送る。

ジル「何か?」

アラン「・・・・・・」

アランは眉を寄せ、口をつぐんでしまった。

私はその横で、自分の手をぎゅっと握り締めていた。

(そんな・・・・・・)


部屋を出ると、私は先を歩くアランを呼びとめた。

「アラン・・・・・・!」

アラン「・・・・・・・・・」

すると足を止め、アランが小さくため息をつき振り返る。

アラン「話しかけんなって、言われただろ」

「・・・・・・う、うん」

先ほど言われたばかりのジルの言葉が、腦裏をよぎった。

(確かに、そうなんだけど・・・・・・)

黙ったまま顔をうつむかせると、アランが私の頭をぽんぽんと撫でた。

アラン「あんま心配すんな。すぐにこんなこと終わらせてやるから」

「・・・・・・終わらせる?」

(どうやって・・・・・・)

見上げるとアランがふっと目を細め、もう一度軽く頭を叩く。

アラン「だからお前は、大人しく待ってろ」



アラン「じゃあな」

それだけ言うと手を離し、アランは再び歩いていってしまった。

振り返ることもなく見えなくなった背中に、ため息をつく。

「・・・・・・・・・・・・」

(アラン・・・・・・どうするつもりなんだろう)

想いながら、私は微かな胸の痛みを感じていた。

(離れなくていけないこと・・・・・・アランは、寂しくはないのかな)


部屋に戻ると、私はユーリから噂の話を聞いていた。

ユーリ「騎士たちの間で、話題騒然らしいよ」


それは一介の騎士がプリンセスの心を射止め、

昇り詰めていく物語として広がっているようだった。

(そんなおとぎな話のように噂されていたなんて・・・・・・)

複雑な思いで聞いていると、お茶を用意するユーリがちらりと私を見る。

ユーリ「正式なお相手にともなれば、大変なことだもんねー」

「・・・・・・・・・・・・」


私はユーリの話に頷きながら、

あの時ジルに言い渡されたことを思い出す。


ジル「プリンセスにはしばらく、部屋で待機して頂きます」

ジル「今後の対策を決めるまでは、外に出ないで下さい」


(私は本当に、部屋で待っているだけでいいのかな・・・・・・)


ユーリの淹れてくれたお茶に自身の姿を映し、ため息をついていると・・・。

部屋のドアが、控えめに叩かれた。

「・・・・・・?」

顔を上げると、隣に立つユーリがドアを振り返る。

ユーリ「ああ、いらっしゃったよ」

ユーリの微笑みに、私は小さく首を傾げた。

(・・・・・・誰?)


叩かれた部屋のドアを、ユーリが開く。

途端に現れた意外な人の姿に、私は思わず声をあげる。

「ロベールさん・・・・・・!」

ロベール「こんにちは、プリンセス」

画材を持ったロベールさんが、にっこりと微笑んでいた。


肖像画を描いてくれるというロベールさんの指示に従い、

私は椅子に腰かけたまま動かずにいた。

「・・・・・・」


真っ直ぐに窓の外を見つめ、私はわずかに唇を開く。

「・・・・・・私」

ロベール「ん?」

ロベールさんが、筆を止めずに私を見やった。

「いつまで、この部屋でじっとしていればいいんでしょうか」

「どうすればいいか、わからないんです・・・・・・」

(このまま、アランと離れていなくてはいけないのかな・・・・・・)

呟くと、私は大きく息をつく。

「すみません。 ロベールさんに、こんなこと・・・・・・」

ロベール「・・・・・・・・・・」

すると黙って筆を置いたロベールさんが、にこやかに告げた。

ロベール「カレンちゃんの気持ちを理解出来るのは、一人だけだよね」

「え・・・・・・?」

思わず顔を向けると、ロベールさんが立ち上がる。

ロべール「そうすると、私に出来ることは一つだけかな。」


そして、その日の夜・・・ー。

私はロべールさんに言われた通り、部屋で一人待っていた。

(ロべールさんはただ、真夜中まで待つようにって言ってたけど・・・)

(一体、何があるんだろう)


考えていると突然、窓が叩かれる。

「えっ・・・・・・」

慌てて立ち上がり、私はそっと窓を開いた。

するとそこには、アランの姿がある。

「アラン・・・・・・!」

アラン「・・・・・・・・・・」


部屋の中へと入ったアランが、私を見おろす。

「どうして・・・・・・」

尋ねると、アランが視線をそらしため息をついた。

アラン「宮廷画家のロベールに言われたんだよ」

アラン「お前のとこに、行ってやれって」

(ロベールさんが・・・・・・)


ローベル「そうなると、私に出来ることは一つだけかな」


ロベールさんの言葉を思い出し、ふっと口元をほころばせる。

(そういうことだったんだ・・・・・・)

アラン「・・・・・・・・・」


見上げると、いつの間にかアランの視線が私へと寄せられていた。

「アラ・・・・・・」

名前を呼びかけると、突然ギュッと抱き寄せられる。

アラン「ほとぽりが冷めるまで会わねえつもりだったけど・・・・・・」

アラン「俺の方が、無理だったかもな」






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ロベールさん来ましたね!!

続きは後ほど



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