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*誓いのプロポーズ ルイ編*

2014-06-19 10:44:43 | イケメン王宮☆誓いのプロポーズ


イケメン王宮☆誓いのプロポーズ ルイ編


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月が夜空に滲む真夜中のこと…―。

ルイはジルとの用事を済ませて、城の廊下を一人歩いていた。

ルイ(遅くなってしまった…)

ルイ(もう少し早く終わったら、カレンと過ごせたのに…)

ルイはそう思いながら、カレンの部屋の前を通りかかる。

すると、細く開いた部屋の扉から、光の線が延びていた。

ルイ(…カレンは、まだ起きているのかな?)

ルイは視線を上げると、

そこには必死にティアラに石を埋めるカレンの姿があった。

ルイ(カレン……)

ルイは笑みをこぼして、ノックをしようとした手を、ふと止めた。

ルイ(もう遅いし、邪魔しちゃ悪いかな…)

ルイは目を細めて、そのまま部屋を通り過ぎて行った。


ルイ(カレンが作っていたあのティアラ…)

ルイ(あれを被せるのは、俺がいいな…)

ルイは階段を下りながら、カレンの横顔に思いを馳せる。

ルイ(今日の用事だって、本当は明日でも良かったんだ…)

ルイ(俺が、どうしても今日カレンに会いたかったから…)

ルイは階段の最後の一段を踏みしめると、ふと顔を上げた。

ルイ(…やっぱり今から少しだけでも、カレンに会いに行こう)

ルイ(伝えたいことがある…)

ルイがそう思って踵を返そうとしたその時、

聞き覚えのある声が、静かな廊下に響いた。

「ルイ……!」

ルイが振り返ると、カレンが息をきらして階段の上に立っていた。

ルイ「カレン…」

「ルイ待って…!私、ルイに渡したいものが…」

カレンの手には、光るティアラが握られている。

ルイはそれを見て、思わず笑みをこぼした。

ルイ(カレン、俺が帰るのを知って追いかけてきてくれたんだ…)

ルイ「カレン」

ルイが手を差し伸べると、カレンは頬を緩めて階段を下りてきた。

「ルイ、あのね…」

カレンはティアラを手にしたまま、恥ずかしそうに俯いている。

ルイはカレンのあごに手を添えると、そっと上を向かせた。

ルイ「…渡したいものじゃなくて、渡されたいもの、でしょ?」


「うん…」

カレンは頬を染めて、頷く。

ルイは、カレンの手からティアラを受け取って、

目の前に掲げてみせた。

ルイ「カレン…ティアラに誓わせて」

ルイ「世界でたった一人の…俺だけの花嫁になって欲しい」



ルイがそう囁くと、カレンは目を見開いて、ゆっくりと大きく頷いた。

「うん…」

ルイがその頭にティアラを載せると、

カレンはルイにぎゅっと抱きついてきた。

ルイ(カレン…)

ルイ(この腕に、君がいる幸せを知ったときから…)

ルイ(もう俺は、こんな大きな幸せを手放せない…)



「ルイ、私からも言わせて…」

カレンは顔を上げると、ルイににっこりと微笑んだ。

「世界でたった一人の、私だけの王子様でいて…」

ルイ「はい、仰せのままにプリンセス…」

ルイ(愛してる……)

ルイ(俺の、世界でたったひとりの、最愛の人…)

伝えきれない程の愛おしさを感じながら、

ルイはカレンの身体をいつまでも抱きしめていた…。


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*誓いのプロポーズ ゼノ編*

2014-06-17 21:14:33 | イケメン王宮☆誓いのプロポーズ


イケメン王宮☆誓いのプロポーズ ゼノ編



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とある暖かな初夏の午後のこと…―。

ゼノは公務の合間、ひとり客間までの廊下を急いでいた。

ゼノ(……まだカレンは滞在しているはずだが)

カレンは昨日から、公務でシュタインを訪れている。

ゼノが考えごとをしながら歩いていると、

廊下に光る何かが落ちていた。

ゼノ(……?)

近付いて拾いあげると、それは小さなティアラだった。

ゼノ(確か、本で読んだことがある。ウィスタリアでは、今の時期…)

ゼノ(恋人にティアラを贈って、将来の誓いを交わす習慣があると…)

ふとティアラを拾い上げ、ゼノがさらに廊下を進むと、

客間のドアが細く開いているのが見えた……。


ドアの隙間からは、ソファで眠っているカレンの姿が見えた。

ゼノ(…まるで、眠り姫のようだな)

ゼノはふっと笑みをこぼして、部屋に入ると、

カレンの傍らに佇んだ。

ゼノ(婚礼など…カレンに出逢うまで、俺には意味を持たないものだったが)

ゼノは微笑みながら、カレンのその柔らかな髪を撫でた。

ゼノ(…だが、今は違う)

ゼノ(こんな何気ない瞬間さえ、愛おしい…)

ゼノは持っていたティアラを、カレンの頭に載せた。

「……ん」

すると、カレンはゆっくりと目を開けた。

ゼノ「すまない、起こしてしまった」

「……私、いつのまに……すみません」

カレンは慌てて身を起こす。

ゼノ「気にするな、お前が目覚めるのを待つ時間もなかなか悪くなかった」

ゼノ「誓いを交わすことができたからな」

「え……?」

すると、カレンはふと頭に手をやって、

載せられたティアラに気付いた。

「あ、これ…」

ゼノ「このティアラは、勝手に俺の元にやってきたが?」

ゼノはそう言って目を細めた。

「…失くしたとばっかり思っていました」

カレンは照れたように俯いた。

「…起きていればよかったです」

「そうすれば、その…ゼノ様の誓いの言葉を聞けたかもしれないのに…」

カレンはそう呟いて、頬を染めた。

ゼノ「…カレン」

ゼノは優しい声で名前を呼ぶと、

身をかがめてカレンの瞳をじっとのぞきこんだ。

ゼノ「…お前と共にいられる誓いなら、いくらでもしよう」

ゼノはそう囁いて、ゆっくりとカレンの唇にキスをした。

ゼノ「…生涯をかけて、お前だけを愛している」



「ゼノ様……」

ゼノを見上げるカレンの瞳は、みるみる潤んでいく。

ゼノ(いつだって、俺の心を動かすのは…)

ゼノ(カレン、お前だけだ……)

口づけを交わす二人の頭上で、

ティアラの石が美しく煌めいていた…―。


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*誓いのプロポーズ ジル編*

2014-06-13 09:36:01 | イケメン王宮☆誓いのプロポーズ


イケメン王宮☆誓いのプロポーズ ジル編



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初夏の、ほのかに暖かい夜のこと…―。

ジルが城の廊下を歩いていると、

どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。

ジル(この声はカレン…?)

ふと角を曲がって足を止めると、

そこにはメイドと楽しそうに話しているカレンの姿があった。

ジル(あれは……)

カレンの手には、小さなティアラが乗っている。

メイド「…プリンセスは誰に渡すのですか?」

そう問われて、カレンは恥ずかしそうに顔を伏せて言い淀んだ。

「えっと…」

ジルはその様子を、目を細めて見つめた。

ジル(…私、でなければ困るのですけれどね)

ジルは思わず近付いて、カレンに声をかけた。

ジル「プリンセス、少しよろしいでしょうか」

「ジル…!」

カレンは慌ててティアラを自分の背中に隠した。

ジル(何ともわかりやすい…)

ジル(まあ、そこが可愛らしいのですが…)

ジルは思わず目じりを緩める。

ジル「少し相談があるので、部屋まで来てください…」


部屋に入ると、カレンはティアラを後ろ手にしたまま首を傾げた。

「…ジル、いったいどうしたんですか?」

ジル「今日、貴女に教え忘れたことがありました」

「え…?」

ジルはカレンに近付くと、腕を回して、隠していたティアラをそっと奪った。

「あっ……」

ジルは思わず声を上げるカレンを制して、傍らのベッドに座らせる。

ジル(忙しい中、どうにか時間を空けて作ったのでしょう)

ジル(そういう健気さがまた…)

ティアラを手にジルが微笑むと、カレンは顔を赤くした。

ジル「私に隠しごとは通用しませんよ、プリンセス」

「えっと、その……」

頬を染めたまま、カレンは恥ずかしそうにジルを見上げている。

ジル「貴女は本当にいけない方ですね」

ジル(何気ない仕草で、こんなにも私を誘惑する…)

ジル(私がこの視線ひとつに、どれほど翻弄されているか…)



ジル「今日の教育は特別です、ちゃんと覚えていてください」

ジルはベッドに腰を下ろすと、カレンの頭にそっとティアラを載せた。

ジル「…私は貴女の教育係を、この先もずっと辞めるつもりはありません」

「…え?」

不意にそんなことを言われて、カレンは大きく瞬きをした。

ジル(今日だけではなく、いつも心の中に抱いている言葉を…)

ジル(カレンに伝えたい)

ジル「貴女を一生幸せにすることが、私の仕事で…」

ジル「貴女の仕事は、私の隣で幸せになることです。いいですね?」



ジルがそう囁くと、カレンはさらに頬を染めて、嬉しそうに俯くと、

涙ぐんだ顔を上げて、にっこりと微笑んだ。

「はい……」

「…でもジル、これでは教育になっていません」

そう言われて、ジルもふっと笑みをこぼした。

ジル「…ええ、私も今気がつきましたよ」

ジルはカレンをベッドにゆっくりと組み敷くと、

その唇に、優しく口づけをした。

ジル「これは誓いですね……」

ジル(必ず……私は貴女を幸せにしますよ)

ジルはもう一度心の中で誓うと、

カレンに深く口づけた…。



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*誓いのプロポーズ シド編*

2014-06-12 09:50:01 | イケメン王宮☆誓いのプロポーズ

イケメン王宮☆誓いのプロポーズ シド編



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日差しが眩しい、初夏のとある昼下がりのこと…―。

シドは、照りつける太陽に目を細めながら城門をくぐった。

シド(用事を片づけるのを口実にして、あいつの顔見に来るなんて)

シド(俺も大概、重症かもしれねえな…)

青い空に向かって息をついたその時、

不意に見知らぬメイドに声をかけられた。

メイド「あ、あの…」

シド「…あ?どうした」

メイド「シド様、あの…これを私の頭に載せていただけませんか…?」

見ると、メイドの手のひらには小さなティアラが乗っていた。

シド(ああ、確かティアラを載せてもらうと、将来の誓いを交わせる…だったか?)

メイド「わがまま言ってすみません…」

メイド「でも、誓いの言葉はいらないんです。ただ、思い出が欲しくて…」

メイドの言葉を聞きながら、シドは目を細める。

シド(言葉はいらねえ、か。…前の俺なら同意してたかもしれねえが…)

シド「悪ぃが、それは出来ねえな」

メイド「え…」

シドは言葉をつづけようと、ふと顔を上げると、視線の先に

カレンがバルコニーでティアラを手にしているのが見えた。

シド(…何やってんだ、あいつ)

思わず、シドは口の端を持ち上げた。

シド「そのわがままは…」

シド「どうしても誓いが欲しいと思えるような奴と出逢った時にとっとけ」

シド「…女は少しくらいわがままな方が幸せになる」

メイドが驚いたように目を見開いたのを見た後、

シドは城の方へ歩き出した。


シド(…やっぱ、ここにいたのか)

シドがバルコニーに出ると、

少し拗ねた表情でティアラに視線を落とすカレンの姿があった。

シドはカレンを囲うようにバルコニーの手すりに手をついた。

シド「おい、何拗ねてんだ」

「……シド」

顔を覗き込んで頬を掴むと、カレンは視線をそらして呟いた。

「拗ねてるんじゃないよ…。ただ自分に呆れてるだけ」

シド「呆れてる?」

「さっきシド、ティアラを渡されそうになってたでしょ?」

シド(やっぱり、見てたのか…)

「すごくわがままだけど、私が一番に渡したいって思ってたから…」

そう聞いて、思わずシドはふっと笑みをこぼした。

シド(好きな女のわがままは、嬉しいもんだな…)

シド(想いが強ければなおさら、だ…)

シド「…お前はわがままなプリンセスだな」

「わかってる…っ…ん…」

言葉の途中でシドはその唇にキスをすると、

手からティアラを奪って、カレンの頭に載せてやった。

シド(それに、らしくねえかもしれねえが…)

シド(想いが強いほど言葉にしたくなるもんだな…)

シドは唇を離して、カレンを背中から抱き締め直した。

シド「…わがままなお前に、俺は一生付き合ってやるよ」



「え…」

シド「その代わり、お前も俺のわがままに付き合え」

シド「お前は俺しか愛せねえんだろ?」

シドがそう耳元で囁くと、カレンは頬を染めてゆっくりと頷いた。

シド「…俺も、もうお前以外愛せねえ」



シドはカレンのうなじに唇を滑らせながら、

目を閉じて、そう囁いた……。



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*誓いのプロポーズ レオ編*

2014-06-09 09:33:42 | イケメン王宮☆誓いのプロポーズ
イケメン王宮☆誓いのプロポーズ レオ編



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初夏の日差しが眩しい、とある昼下がりのこと…―。

いつものように、レオは部屋でカレンに勉強を教えていた。

レオ(カレンちゃん…)

レオ(今日はなんか、そわそわしてる…?)

レオは、いつもと違って、

どことなく落ち着きがない様子のカレンが気になった。

レオ(…あれ?)

レオは、ふとペンを持つカレンの手元を見ると、

そこに小さな傷があるのに気がついた。

レオ(この傷、どうしたんだろう…)

ちらりと机の隅に視線を向けると、

そこにはストールに包まれたティアラが少しだけ覗いていた。

レオ(もしかして、これを作ってたのかな…?)

レオはしばらくカレンの様子を伺っていたけれど、

それらしいことを言い出す気配はない。

レオ(…このまま、カレンちゃんが言うのを待ちたい気もするけど…)

レオ(俺が待てないな…)

レオはふと笑みをこぼし、本を閉じた。

レオ「…今日の勉強はおしまい」

レオ「それで、カレンちゃんに教えてほしいことがあるんだけど…」

そう言うと、カレンは驚いたような顔をしてレオを見上げた。

「…なに?」

レオはメガネを取り、机に頬杖をつくと、

机の上のティアラに視線を向けた。

レオ「それ、俺のだって思っていい?」

「あっ……」

レオがふっと笑ってティアラを手に取ると、

カレンは慌てた様子で頬を染めた。

「そうだよ……」

「レオしか、渡したい人はいないから……」

カレンは頬を赤くして俯きながら、そう呟いた。

レオ(カレンちゃん…可愛いな)

レオはそのままカレンの頭上にティアラを載せようとして、

ふと、その手を止めた。

レオ「…もう少し先になるけど」

レオは、カレンの瞳を覗き込む。

レオ「カレンちゃん。俺の恋人、やめない?」

「え……」

カレンが心細げに小さく声を上げると、

レオはティアラを頭に載せて、その唇に短くキスをした。

レオ「俺のお嫁さんになるんでしょ」



「レオ……」

泣きそうになっているカレンを、レオは抱きしめると、

今度は長く優しいキスをした。

レオ「カレンちゃん、返事は……」

レオはそう言いかけてカレンの顔を覗き込んだけれど、

その涙にぬれた顔を見つめて、そっと瞼にキスを落とした。

レオ(この顔を見れば……もう答えなんていらない……)



レオは抱きしめた身体のぬくもりと共に、

カレンから伝わる想いを感じていた…。


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