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将棋駒作家のつぶやき

対上手戦記1 ~その6~

2019年09月01日 | 対局日誌
●第11図までの指し手
▲6五銀
△同 歩
▲8二金
△7三玉

先手は▲6五の桂馬を外さないと飛車が使えず、また7七からの脱出路が確保できない。
双方の王将が顔を突き合わせそうな場面だが、下手が狙っている筋がある。

●投了図までの指し手
▲5六馬
△同 と
▲6四金
△同 玉
▲6五飛
△7三玉
▲6二飛成
△同 玉
▲4二龍
△5二銀
▲5三金
まで先手の勝ち。

本譜の手順が以前から狙っていた詰み筋である。金を捨てて、飛車を捨ててと派手な手が多いが、詰め将棋好きな方には見えやすい手順かと思う。
なお、△5二銀では△5二飛とした方が手順は長いが即詰みである。
途中怪しいところが多々あったが、双方アマチュア、秒読みなのでご勘弁願う。



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