行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

2回目の大雪は災害へ

2014-02-25 23:46:13 | Weblog

先週の大雪の被害が徐々に明らかになるにつれ、これは災害だと判ってきた。これからどんな影響が私たちの生活に及ぼすことになるのだろうか。近県の農家は首都圏にとって新鮮な野菜を供給しているのだが相次ぐニュースでハウス栽培の壊滅的な被害を報道している。特に雪の深かった山梨では、桃、葡萄の被害が大きく、今年はワインが生産できないどころか果樹園が再建出来るかという問題になるだろう。また、幹線道路の除雪が遅れたのは対策を怠ってきた人災と判ってきた。

我が家の損害はカーポートがつぶれ、これまで口もきかなかったご近所の方々が、車をつぶれたカーポートから出すのを手伝いますよと言ってきて「皆高齢なのに」と感激した。雪かきも近所の協力が生まれ、この災害が絆の始まりになりそうだ。カーポートの件は全て初めてのなれない作業なので、怪我でもしたら大変なので丁重にお断りをして、業者に頼んだ。その時判ったのだが、雪害によるカーポートの被害はあまりにも件数が多く、大手の日頃契約しているメンテナンス会社や住宅メーカーは様子を見に来たがいつ業者が来てくれるか判らない状態だった。

灯台もと暗しで、知り合いの地元の工務店に頼んだら、カーポート復旧件数をたくさんかかえながらもすぐ駆けつけて壊れたカーポートを撤去し、愛車を救ってくれた。これだけの災害だと、カーポートメーカーの生産が間に合わず、梅雨の前にでも新築できればとのんびり構えるしかない。

今回の大雪は地球温暖化の影響で大雨が大雪になったわけだから、これからも起きうる現象だ。地方自治体から各家庭まで大雪対策をしっかり考えなければならない。

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