黒猫のつぶやき

法科大学院問題やその他の法律問題,資格,時事問題などについて日々つぶやいています。かなりの辛口ブログです。

資格数の正しい数え方とは?

2006-09-11 03:37:32 | 各種資格
 2005年に「シカクロード」という資格試験の雑学本を書かれた鈴木秀明氏のブログ「シカクロード」を初めて拝見しました。どうやら取得資格数は既に100個を突破されたようで、大した人だと思うのですが、こちらに載っている取得資格の内容を見てみると、よくもまあ話のネタにしかなりそうにない資格をこんなにたくさん取るなあと思う一方、ある資格の上級資格を取得すると資格数を2個に数えたりしており、こんなことやっていいのかとちょっと疑問に思ったりするところもあります。
 黒猫の取得資格数は今のところ公称15個ですが、鈴木氏のような数え方を許容するのであれば、もう少し数が増えます。具体的には以下のとおりです。
(なお、資格名の左に○が付いているのは、公称15個に含まれている資格です)

   普通自動車運転免許(AT限定)
 ○ ヤマハ音楽能力検定エレクトーン5級
 ○ 行政書士(試験合格のみ)
   ビジネス実務法務検定2級
   日商簿記検定2級
 ○ 宅地建物取引主任者(試験合格のみ)
 ○ ビジネス実務法務検定1級
 ○ 日商簿記検定1級
 ○ マンション管理士
 ○ 管理業務主任者
   AFP
 ○ 弁護士
   2級ファイナンシャル・プランニング技能士
 ○ CFP
   2級DCプランナー
 ○ 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
 ○ DCアドバイザー
 ○ 1級DCプランナー
 ○ 情報処理技術者(初級システムアドミニストレータ)
 ○ 個人情報保護士
 ○ 産業カウンセラー

 こんなところです。
 既に取得した資格の下級資格である、あまりにありきたりな資格であるといった理由で○を付けなかった資格も含めると、取得資格数は16種21個ということになりますが、これで21個なんて称していいのかなあ・・・。

 ところで、弁護士資格を持っていれば無試験で弁理士・税理士・社会保険労務士及び行政書士の資格登録をすることもできますが、なぜか最近これを利用して「弁護士・弁理士」あるいは「弁護士・弁理士・税理士」などと名乗り、資格数の水増しをしている弁護士が増えているようです。資格事情を知る黒猫にとっては単なる悪ふざけだとしか思えないのですが、素人さんから見ればそのほうが立派そうに見えるのかなあ・・・? 

1 コメント

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鈴木です (鈴木秀明)
2006-09-14 22:49:38
どうもこんにちは、鈴木秀明です。ライバルどころか相手にもなりませんよorz すごいですねえ。僕はほんと質より量を地でいっている感じですので。



資格の数え方については、拙書「シカクロード!!!」でも書かせていただいているのですが、確かに今の101個というのは「最も寛容に数えた場合」の数でして、僕自身もどうなのかなあと思ってはいます。なので



《現在取得資格》…83種101個。



といった書き方をさせていただいたりもしています。



変な例を出しますと、普通免許を持っていれば自動車に加えて原付も運転できるわけですから、原付免許を資格1個と数えるなら、普通免許を資格2個分と数える見方もできなくはないわけです。

黒猫様の例示されている、弁護士と弁理士・税理士・社会保険労務士及び行政書士との関係もコレに近い感じですかね。いろいろと難しいですよね。
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