ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

生命力、繁殖力の強い野草の花々が、庭に咲く

2023-05-31 20:06:02 | 草木花

わが家の庭に咲く花。

今咲いているものには、野草の花も多い。

とても頼もしく思う。

なぜなら、それらは、生命力、繁殖力が強いものばかりだからだ。

 

オトギリソウ。

かつてアスファルトの道ばたに咲いていた細い1株を、こんな場所ではかわいそうだからと引き抜いて、家の鉢に植えてやったものだ。

それが、あんな細い1本から、年を重ねるごとに種を飛ばし本数を増やした。

最近は、雑草の1つとして抜くことが多い。

 

ニゲラ(クロタネソウ)。

これは、丸いフクロのような枯れたものが道ばたに落ちていたのを見たことから始まった。

そこには黒い種がいくつか入っていたので1つ拾ってきた。

翌年種まきをしてみたら、毎年咲くようになった。

芽はたくさん出ているが、同じところに咲いて生えているから、年々その草丈が小さくなってきた。

でも、たくさん生えている。

 

ホタルブクロ。

最初に生えていた場所でそのロゼッタを見たとき、何の植物だろうと思ったのだが、大きくなったらホタルブクロと分かって、わが家にはなかったので歓迎した。

ところが、今やわが家のあちこちに生えてくるので、これも雑草扱いしてだいぶ抜いている。

 

ユキノシタ。

隣家との隙間に生えていたのが、わが家の方にも足を伸ばした(?)。

1本生えたのを移し替えたら、少し日陰の環境が合っていたのか、これまた数を増やしている。

 

こんなふうに、本来野草だったものが、わが家の庭で堂々と咲いているのを見るのは楽しい。

その生命力、繁殖力に、「あっぱれ!」と思うのだ。

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娘よ(97) ~DECADE~

2023-05-30 21:43:51 | 生き方

10年。

言ってしまえば、簡単に言える、10年。

 

突然の発症から10年。

過ぎてしまえば、あっという間、10年。

DECADE…。

 

このDECADE、うちの家族の生活は、娘を中心に回っていた。

2013年5月29日から…。

 

今でも、娘は、毎日朝と晩に5種類9錠の薬を服用している。

以前に比べて、昼食後は飲まなくてもよくなったし、毎回3錠ほど減ったとはいえ、服薬が欠かせない。

 

そんな現状だが、毎日の暮らしは、ほとんど平常に戻った。

2月から3か月間、週に4日間5時間ずつ働いてきた。

そのパートの仕事は、いろいろなものを運んだり並べたりする仕事だった。

病の後は、あれほど足腰が弱っていた娘だったが、重い荷物を運ぶ仕事もがんばっていた。

あちこちぶつけるのだろう、腕や脚に青あざをいくつも作りながらも、自分なりに精一杯やっていたようだった。

 

ただ、残念なことに、試用期間の3か月が終わる今月で、職場の上司から「試用期間満了」と告げられ、悔し涙を流していた娘であった。

満了の理由は、「仕事が遅いから」と言われたのだとか。

病の影響で、今でも頭の中に地図を描くことが苦手になっている。

だから、ものの覚えが常人に比べてうまくないのだ。

それが、仕事の遅さにつながってしまったようだ。

 

しかし、3か月間、働くことができた。

給料ももらうことができた。

うまくいかなかったこともあったが、やれる部分も多くあった。

それを自信にして、また次に向かえばいいのだ。

 

ここ10日間ほど、働いている日も休みの日も、娘はわが家の毎日の夕食づくりにも精を出している。

休みの日は、昼食づくりもがんばっている。

毎日のしたこと、作ったもの、食べたものなどの記録も、欠かさず行っている。

 

いろいろとできるようになったなあ、と思う。

だが、できるようになったとはいえ、「以前に比べ」である。

このDECADEの初めは、何もできなくなったのが、よくここまで回復したと思う。

まだまだ記憶の積み上がりに難があるが、日常生活は普通にできている。

 

入院当時、「一人で留守番ができるくらいなところまで回復してほしい」というのが現実的な願いだったが、そこまでは確実に到達した。

入院当時や退院したばかりのころを思うと、雲泥の差だ。

 

このDECADEは、娘にとって停滞以外の何物でもなかっただろう。

まだまだ、彼女の人生は続く。

だから、これからも親としてその奮闘ぶりを見守っていこうと思っている。

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40年余り前の教え子たち3人と再会、今は同じ実年世代

2023-05-29 19:55:05 | 「育」業

3月、「天上のT君がいたずらして、K君に会わせてくれたのだろうか!?」という記事を書いたことがあった。

 

天上のT君がいたずらして、K君に会わせてくれたのだろうか!? - ON  MY  WAY

先日、新潟ハーフマラソンを走り終えてから、行きたいところがあった。この時期は彼岸の期間に当たっていたからだ。行きたい場所は、今年の初めに訃報が届いたT君の家だ。...

goo blog

 

そのとき会ったK君から、その後連絡があった。

T君やK君と同級生だったKO君が、2年ほど前から現在私が住んでいる街で料理など食べ物を提供する店を経営しているとのこと。

そんなことは、全然知らなかった。

「今度、そこへ一緒に行ってみませんか?」

という誘いだった。

同級生の女性KEさんにも声をかけ、伴って来るという。

 

先日、それを叶える日がやって来た。

 

彼らと初めて出会ったときに、私と彼らは、24歳と9歳だった。

当時、この年齢差は、大きなものがあった。

15歳という年齢差、まさに、大人と子ども。

教師と小学生。

24歳で新採用教員となった私と、小学校4年生の彼らであった。

 

それから3年間、彼らと私は互いにかかわり合う時代を過ごした。

単純に思い出と呼ぶにはあまりにも軽すぎる。

私にとって、人生で非常に濃い時間となったのであった。

 

その3年間、私と彼らには、やはり大人と子どもの大きな違いがあった。

それが、60代と50代で再会してみると、大した差を感じない。

42年経った今、私は66歳で、彼らは51歳である。

当たり前だ。

同じ大人であるし、同じ「実年世代」という枠でくくれるのである。

彼らだって結婚して子どももいる。

それどころか、会って話してみたら、女性のKEさんは、「おばあちゃん」になっているとか。

私は「おじいちゃん」にはなれていないので、越えられている感じすらする。

40年余りの年月は、互いの立場を大きく変えていた。

 

K君、KEさんと私の3人で、KO君の店に行って、少し遅いランチをいただいた。

ランチをいただきながら、昔のことを中心にいろいろと話をした。

ランチは、さすがにおいしかった。

この店は、若い女性を中心に人気がある。

K君いわく、予約しないと席が確保できないので、前もって予約したとのこと。

つまり、人気の流行店なのだ。

 

食事後しばらくして、KO君と会って話すことができた。

40年余り前は、スポーツが大好きで、当時巨人のストッパーだった角三男投手の投球フォームをよく真似ていた少年だったKO君。

彼は、すっかり立派な料理人、職人という雰囲気を醸し出していた。

だが、2年ほど前にこの店を開いたときには、感染症禍だったために、不安でいっぱいだったという。

幸い今はこうして、話しているときも客がひけるときはない人気がある店の経営者である。

彼の成功を心から祝福した。

そう言いながら、何も準備していかなかった私に、帰るときKO君はスイーツの入った箱を持たせてくれた。

この店の共同経営者は、様々な新作スイーツづくりに取り組んでいる。

それがまた、この店の人気を高めている。

お土産までもらって申し訳ない、恐縮至極。

 

K君、KEさん、そしてKO君。

彼らが現在、自分の人生をしっかり生きていることが確認できた。

いい刺激となった。

近ごろは自分が老年世代に入っているとばかり考えていたが、私も、まだ彼らと同じ実年世代なのだということを意識して、元気で生きていたいと思ったよ。かつては彼らを教える身だったけど、今は彼らに教わるような思いがした。

ありがとう、素敵な再会だったよ。

またいつか、元気で会いましょう!

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慈悲深きアルビ、最下位ガンバに勝利献上 ~2023第15節ホーム・ガンバ大阪戦~

2023-05-28 21:59:25 | アルビレックス新潟

やっぱりねえ。

どうしてこう慈悲深いのか。

弱きを助ける新潟、最下位ガンバ大阪に今季の2勝目を献上。

今月初旬には、最下位だった横浜FCに初勝利をさせてあげたし、まったくもって情けないとしか言いようがない。

 

試合のスタッツだって、見てみるとどっちが勝者だったのかわからない数値だ。

ボール保持数…新潟65%:G大阪35%

シュート数……19:10

枠内シュート…8:4

パス成功数…682:220

全ての項目で、新潟がG大阪をはるかに上回っている。

 

なのに、試合結果は1-3でG大阪の快勝。

なんでこうなる???

 

今日は、守備に回ったとき、特にペナルティエリア内での危機意識が絶対的に不足していた。

開始1分台でのDF千葉は、自分が倒されたのがファウルだと主張していたようだが、主審も副審もそれは認めなかった。

そこからゴール前にボールを送られると、隙あらばと狙っていたG大阪選手にしっかり決められて先制を許してしまった。

こんなに早く劣勢に立たされると、その1点を取り返すことは簡単ではなく試合が難しくなる。

案の定、G大阪のいい守備ばかりが目につき、やがてはその守備から追加点まで食らってしまった。

いい守備が目立つということは、こちらのボールが相手に読まれて取られやすかったということでもある。

後半は、何か思い切った策が必要だぞ、と思いながらハーフタイム。

 

松橋監督にしては珍しく、後半開始から一挙に3人替え。

DF千葉→渡邉泰基、MF伊藤→小見、FW谷口→ネスカウ。

これが当たった。

一気に攻勢が強まった。

48分には、CKから舞行龍のヘッドで、1点差。

スタジアムに反撃ムードが高まった。

 

なのに、珍しく相手が攻め込んできたとき、ルーズボールをクリアせずにGKに任せようとしたまずい判断が、隙をねらっていた相手選手に奪われ、3点目を決められてしまった。

 

1点目もミスだったが、3点目もミス。

ペナルティエリアでの危機意識が低い。

簡単にクリアすればいいのに、それをしないから、最下位チームに2点も献上してしまった。

 

さすがに、2点のビハインドは重い。

負ける時のパターンとして決まっているように、攻めても攻めてもゴールを割れない。

結局、1-3で試合終了。

試合後のサポーター席からは、大きなブーイングがとんだ。

応援する方も懸命にやっているのに、そこに水をかけるような気の抜けた失点の連続だから、それは当然だろう。

しかも、そういう試合が連続している。

下手な試合運びは仕方ないが、思い切りやっていると思えない姿があるから、ブーイングにもなるということだ。

 

相手のG大阪は、自チームのふがいない戦いぶりに、前節は応援の声を出すのを止めていた。

その試合も負けたのだが、今日は、心を入れ替えたように大きな声援を送っていた。

久々の勝利だったから、上がったボルテージは、試合後もなかなか下がらなかった。

 

怖いのは、負の連鎖。

選手たちから思い切りのよさがなくなってしまうこと。

攻撃でも守備でも今日の前半はそれがなくなっていた。

慎重にやっていれば点が取れるというわけでもないが、思い切りが悪ければよい結果は得られない。

 

次節以降は、もっと積極的な、思い切りのよいプレーを見たいと思う。

Visca Albirex !

 

 

ところで、試合終了後、G大阪のGK東口が、Nスタンドの方まで挨拶に行っていた。

正面スタンドでも、ファンに対してよく手を振って応えていた。

東口にとっては、初めてプロとして認められ、活躍した新潟だもんなあ…。

ひーがしーぐちー ラーララララ―

ひーがしぐちー ラララーラララーラララララー

チャントを歌って応援した頃を懐かしくも思う。

挨拶ありがとう、東口。

でも、今度対戦するときは、もっとがんばらなくてもいいからね…。

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世界卓球2023、早田ひな選手の試合に、感涙!

2023-05-27 22:41:08 | スポーツ

録画とはいえ、すごい試合を見た。

 

朝になって、世界卓球2023、準々決勝の結果を知った。

男子シングルスの張本が中国選手に負けた。

女子シングルスの伊藤が中国選手に負けた。

残るは、今や日本のエースの早田ひな選手のみ。

しかし、早田の相手も中国選手。

どうだったのだろうと、結果を検索した。

 

すると、なんと早田がゲームカウント4-3で勝っていた!

しかも、最後のスコアが、21-19である。

昔のルールでは、卓球は1ゲームが21本先取での試合であった。

今のルールでは、11本先に取れば勝ちである。

つまり、10―10からジュースを10回繰り返したということだ。

しかも、最終ゲームでだ。

なんと壮絶な試合だろう。

そんな試合は見たことがない。

卓球史に残ることだろう。

 

結果を知った後ではあるが、調べてみると、YouTubeでその試合のすべてが見られると知った。

さっそく見てみようと思った。

 

早田ひな対中国・王芸迪の対戦。

過去2戦2敗。

世界ランクは、早田10位対王3位。

明らかに格上との対戦だった。

 

世界3位に気後れせず強気に攻める早田。

第1ゲームを取られても、第5ゲームまでで逆転して3-2とリードした。

しかし、さすがにそこは最強中国、第6ゲームを取り返し、最終第7ゲームへ。

積極的な早田は、8-5とリードしたが、なんとそこから5連続で王に巻き返され、8-10とマッチポイントを握られた。

ここを自身のサーブからのラリーで2点を連取、ジュースに持ち込んだ。

 

これだけでもすごいのに、ここから先がもっとすごかった。

ジュースをなんと10回繰り返す。

ここでも、10回のうち7回は相手が先にポイントを取った。

あと1点失うと敗退するというピンチを合計9度もしのいだ。

ラリーの中では、相手の鋭いスマッシュも食らったことが何度もあったのだが、バックハンドでそれを返し、相手に粘り勝ちしたのは見事だった。

 

そして、ジュースも10回目を数えたとき、早田が先にポイントを奪った。

彼女にとって、ようやく3回目のマッチポイントだ。

最後は、早田のバックハンドのクロスボールが、ノータッチで相手のフォアを抜いて行った。

 

何とすごい精神力だろう。

9度もマッチポイントを握られながらも、それをしのぐという粘り強さ。

普通は、その圧迫感に心が折れてしまうものだ。

なのに、彼女は、負けなかった。

豊富な練習量に裏打ちされた技術と、自分を信じて戦うという心の強さが、早田を支えていた。

「努力してきたことが無駄ではなかった」

「自分がやってきたことに間違いはない」

と試合後のインタビューで涙を見せしながら彼女は答えていた。

試合も、インタビューも見終えて、この50foxじいさんもうるうるきてしまった。

 

これで、銅メダル以上のメダルの獲得が決まった。

世界選手権で、日本の女子選手が、中国選手に勝ってメダルを獲得するのは初めてなのだという。

すばらしい快挙であった。

 

そして、今日、準決勝が行われた。

さすがに、現在世界ランク1位の圧倒的女王、中国の孫穎莎にはかなわなかった。

それでも、第4ゲームを取り、一矢報いた。

第5ゲームも、終盤まで競る展開となった。

早田の粘り強さと対応力のすばらしさが十分に発揮された試合だった。

ただ、現状では、一歩及ばなかっただけだ。

大会前は、数歩離れていた差がそこまで縮まったように思えた。

 

敗れた早田は、涙をこぼしながらも、「最後の最後まで努力し続けたい」と、今後の自分の強い決意を語っていた。

そんな姿にも、50foxじいさんは、胸が熱くなった。

 

勝っても、負けても、感涙、感涙。

早田ひな選手、心を打つ戦いぶりでした。

すばらしい試合を見せてくれて、本当にありがとう。

そして、銅メダル獲得、おめでとうございます!

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走りながら見た花々は、子どものころにわが家で見たものばかり

2023-05-26 21:32:46 | RUN

昨日、久々に走りに出た。

走りながら、いつも道沿いの野草の花見を楽しむのだ。

だが、当然普通の家の庭に咲いている花たちも目に入ってくる。

昨日は、走りながらあちこちで子どものころによく見ていた花たちをよく見かけ、自分が住んでいた家の庭にも咲いていたことを思い出した。

昔の家の様子を思い出し、なんだか妙に懐かしくなってしまった。

 

ナデシコの花。

ピンクの花びらに、中央に丸を描くように見られる模様。

子どものころは、可愛いと思いながら、その匂いがかなり強く感じたものだった。

昔の家の南の部屋の窓下に咲いていたっけなあ。

 

 

今や各地で旺盛に繁殖しているのを見かける明るく、濃い黄色い花。

昔の家では、表の道路のそばに咲いていた。

名前がずうっとわからないままでいたが、40代半ばを過ぎたころに、その名前を覚えた。

オオキンケイギクという。

子どものころは、この茎を折ると草の汁がたれてきて、その匂いが好きではなかったのを思い出す。

 

 

これまた野生化しているが、その名前は、子どものころの少女漫画雑誌と同じ。

マーガレット。

家の庭の東南に咲いていた。

花びらがたくさんあるけれども、花びらの先端が、ナデシコやオオキンケイギクと違ってギザギザしていなくて丸いから、子どもにとっては、絵に描きやすかった花だった。

 

そして、アヤメ。

あの頃、家にあった小さな池。

父が地面の土を掘って、「水」という字の形にしてコンクリートを塗り固めて池を作ったのだった。

その最も手前の右側にアヤメを植えていたのだった。

 

走りながら見かける花々。

こんなふうに思い出して走っていたら、道端の野草にも、昔、家のそばでよく見かけていたものがあった。

 

マンテマ。

 

ムシトリナデシコ。

 

コバンソウ。

 

みんなみんな、子どものころになじみのあった植物ばかり。

走りながらだったから、いろいろな場所でこれらの植物や花を見ることができたけど、子どものころはわが家にいるだけで、これらのすべてを見ていたのだった。

 

子どものころ、自分が育ったわが家のことを思い出すのに十分だった。

60年も前に当たり前に見ていた植物、花たち。

あの頃、子どもの自分を見守ってくれていたようにも思えてきたのだった。

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潟って、悔しい逆転負け ~2023ルヴァン杯第5節ホーム福岡戦~

2023-05-25 13:51:34 | アルビレックス新潟

逆転勝ち、逆転負け。

いずれにせよ、最終的にそれまでの勝者が敗者となり、敗者が勝者となる。

傍目で見ていると、そんな試合は、見ていて面白い。

 

だが、それが当事者となると、勝者には大きな喜びとなり、敗者には重い悔しさが残る。

当事者でなくても、応援していたものにとっても同じである。

 

昨日は、NPBで、ヤクルトスワローズ対阪神タイガースの試合が行われた。

9回2死ランナーなしで、ヤクルトの勝利目前。

そこからヤクルトのミスにも救われたランナーが出塁すると、四球、2塁打で2点を入れ、阪神タイガースが逆転勝ちを収めた。

 

サッカーでは、J1ルヴァン杯予選リーグ第5節。

新潟では、アルビレックス新潟対アビスパ福岡の試合が行われた。

ここでも、「逆転」があった。

76分までリードしていたアルビレックス新潟が、その後2点を入れられ、1-2で逆転負け。

俗にいう、「潟って」しまったというやつだ。

 

アビスパサポで、阪神ファンの人にとっては、最高のダブル逆転勝ち。

アルビサポで、ヤクルトファンの人にとっては、最悪のダブル逆転負け。

という結果となった。

私?

アルビの悔しさを阪神が少し癒してくれたというところかな…。

 

こんなデジタルポスターが試合前にSNS上に出ていた。

グスタボ・ネスカウ選手がかっこよく描かれている。

そう、この日のネスカウは、すごくよかった。

開始4分で先制ゴールを挙げたのは、ネスカウ。

来日以来初ゴールだった。

それで気をよくしたからというわけではないだろうが、味方からのボールをよく収めたり、収めたボールを何があっても相手に渡さないようにしたり、逆に相手のボールを奪取したりと、今までにはなかった積極的なプレーを見せてくれた。

今までは、鈍牛のような動きで、よいところを見つける方が大変だった。

だが、こんなプレーが毎試合できるなら、今後が楽しみだと思った。

 

もう一人のブラジル人選手、ダニーロ・ゴメスもすばらしくよかった。

彼のドリブルには、独特のものがあり、相手をかわしてどんどん前に出ていくたびには、スタジアムは大きな期待感に包まれた。

対戦相手だけでなく、三戸、太田、松田など、チームで同じポジションを争う選手たちにとっても、大きな脅威となったはずだ。

「ダニーロ、ダニーロ」と、サポーターからの名前の連呼が一番多かったのも、彼の名前だった。

今後の活躍が、間違いなく期待できそうだ。

 

そして、久々の出場だった右のサイドバック、長谷川巧も、昨日はすごくよかった。

ダニーロの動きをよく助けていたし、いく、いかないの判断もとてもよかった。

昨日は最後に登場した藤原の動きがよくなかったので、巧のプレーのよさはなお光っていた。

 

さらに、驚きは、渡邉泰基のCB起用であった。

左サイドバックだけの選手かと思っていたら、昨日は初めてCBとしての先発メンバー。

危険を未然に察知して動き、ボール扱いでも不安視されるところは、全くなかった。

左利きでCBができる選手は貴重だ。

それだけに、昨日は足をつらせたために選手交代となり、それがもとで逆転負けになってしまったのは、非常に残念だった。

 

この敗戦で新潟は、ルヴァン杯の予選敗退が事実上決まったようなもの。

昨日を含め、もったいない流れの試合が多すぎた。

残念、無念。

 

切り替えてリーグ戦に力を入れてほしい。

次の対戦相手、ガンバ大阪は最下位だから、死に物狂いで来るぞ。

こちらも同じ思いでやらないと、窮鼠ガンバが白鳥を噛むぞ。

 

Visca Albirex !!!

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たくましきゼニアオイの成長にビックリ!

2023-05-24 14:56:10 | 草木花

埼玉の畑にある柿の木の下に、草を集めておくようにしていた。

ひと月ぶりに除草に行ったら、びっくりした。

そこにゼニアオイが背丈を高くして、花を咲かせていた。

ひと月前には、まったく影も形もなかったのに、こんなに大きくなっているとは。

 

 

ゼニアオイは、原産地がヨーロッパ南部で、江戸時代に渡来したのだが、帰化植物となったようである。

ウイキによれば、

大変丈夫で寒さに強い植物であり、草丈は60-150cmほど。日本には江戸時代に鑑賞目的で渡来したが、強健な性質から逸出し、現在では帰化植物のひとつとなっている。

初夏から夏にかけて赤紫色の花を咲かせる。この花は近縁種のウスベニアオイと同様にハーブティーとなる。

などと書かれてあった。

畑にいくつも芽を出し、大きくなっていく。

確かに、強健な性質だ。

畑で野生化している。

そのうえ、刈って積んだ枯れ草がよい肥料となっていたのだろうか。

ただ、寒さに強いとは書いてあるけれど、新潟ではそんなにたくさん見てはいなかった。

雪の寒さより乾燥した空気の寒さに対して強いということだったのかもしれない。

 

短い間に何本も大きく育ち、花を咲かせていたことにびっくりのゼニアオイであった。

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タツナミソウ、咲く

2023-05-23 21:47:38 | 草木花

タツナミソウ。

今、その花が盛りの時期を迎えている。

わが家の庭にも、去年から咲くようになった。

去年のこの時期に、近所の方からいくつか分けてもらったのである。

 

タツナミソウは、「立浪草」と書く。

漢字の名前を知ったときには、大相撲の名門「立浪部屋」のことを思い出した。…へへへ…。

たしかに、花は「波が立つ」ように見えるので、うまく名付けたものだなあと思う。

 

このタツナミソウの花を初めて意識して見つけた場所は、10年余り前。

栃木県の三毳山公園の中でのことだった。

え?「三毳山」が読めないって?

私も、最初は読めなかったよ。

これは、「みかもやま」と読む。

万葉集の歌にもこの名が出てくるのだそうだ。

紫色の花と白い花とが遊歩道沿いに見られて、花の形も面白いので引き付けられた。

 

家に帰ってから調べてみたら、この野草は、「タツナミソウ」だと知ったのだった。

そう知ってから、ご近所さんの庭を見ると、なんとそのタツナミソウが生垣の隙間からたくさん咲いているのが見えたのだった。

意識しているのと意識していないのとでは、見え方が違うのだな、とあのときは思ったものだった。

 

去年タツナミソウをいただいたのは、そのお宅からだった。

「前にほしいと言っていたでしょ!?」

おや、よく覚えていてくださったこと。

そう思いながら、ありがたくいただいた。

いただいたのは、白い花を咲かせるタツナミソウだった。

家の中で、日が当たりながらも当たり過ぎないところを選んで植えた。

幸い、今年もその場所に花を咲かせてくれた。

このタツナミソウの花言葉は、面白い。

代表的なものが、「私の命を捧げます」なのである。

この花をもらって、命預けます、私の人生全て捧げます、なんて言われたら、ちと怖いかもしれないね。

また、「忘却」「精神の安定」などもあるそうだ。

ほかの花ではなかなか聞かない花言葉だ。

 

タツナミソウ、今年も咲いたということは、多年草ということ。

来年も、再来年も、美しく咲いてほしいな。

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世界卓球2023をYouTubeのLiveで楽しむ

2023-05-22 21:59:04 | スポーツ

月曜日。

スポーツが見たいけど、プロ野球の試合もないし、夜のテレビ番組はつまらないなと思っていた。

そう思って、新聞のテレビ欄を見る…と、おっと。

あるじゃないか、スポーツが!!

南アフリカで行われている世界卓球2023が。

BSテレ東でやってくれる。

テレ東は、卓球の放映に力を入れてくれているので、ありがたい。

調べてみると、YouTubeでも卓球チャンネルをやってくれている。

そして、この方がアナウンサーの絶叫などがなく、会場やボールの打球音などが聞こえるだけなので、案外いい。

 

世界卓球は毎年開催されるが、団体戦と個人戦を隔年で行うようになって、久しい。

今年は、個人戦を行う年。

個人戦と言っても、シングルスばかりでなく、男女別にシングルスとダブルス、そして混合ダブルスの5種目がある。

 

今日のテレビでは、男子シングルスで日本の吉村真晴選手の試合中継をやっていたが、残念ながら負けてしまった。

次の試合は、張本・早田の混合ダブルス。

この試合、地上波で中継したのだろうけど、新潟でテレビ東京の地上波は映らないのだ。

だから、YouTubeで見た。

第2ゲームで、10点を先に取られたのに、4ー10から6点連取してジュースに持ち込むと、13ー11で奪取したのはさすがだった。

結局、ゲームカウント3ー0で貫禄の勝利!

 

さらに、女子ダブルス長崎・木原組があっさり勝つのも見た。

 

それから、女子シングルス。

平野美宇は、ドイツの難敵カウフマンを4-2で下した。

以前に比べて、やみくもに速攻で決めようとするのではなく、緩急も意識している平野。

そして、時折笑みを浮かべながら、卓球を楽しみながらやっているように見えた。

平野美宇が、なんだかひと皮むけて強くなったように見えた。

今大会での活躍が楽しみだ。

 

今も、女子ダブルスの早田・伊藤組の試合をLive中継しているが、これまたあっさり勝ちそうだ。

…こんなふうに、次々と日本選手の試合を見ることができて、時間があっという間に過ぎた。

 

こうして、日本選手の試合をみんな見られるなんてうれしいなあ。

以前は、テレ東の放送だから新潟ではLiveで見られなかった世界卓球の放送が、こうしてYouTubeでほぼリアルタイムで見られるなんて、最高だよ。

世界卓球の放送、テレ東のBS放送、YouTubeでLive中継…。

昔の人間には、時代が変わったと思うよ、うん…。

 

ともかく、まだ2回戦の試合だが、これからの試合も、ガンバレ日本!

 

 

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