ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

かつて「原っぱ」があった…

2023-05-19 21:40:09 | 生き方

昨日今日と、除草作業の合間に、畑の草むらに生えて咲いた野草の花たちに心和まされた。

この時期だからこそ、たくさんの野草の花が咲くのだろう。

様々な種類の草たちが生える、荒れ放題の畑。ということは、たくさんの種が集まるところでもあるということだ。

 

昔は、そんな空き地が、どこにでもあったよなあ…。

原っぱって、だいたいは言われていた。

集まるのは、草だけではなかった。

 

そんな場所は、子どもたちの貴重な遊び場だった。

野球したり、鬼ごっこやかくれんぼしたり、秘密基地を作ったり。

子どもたちの行動力や想像力を引き出してくれたよなあ、と今になって思う。

 

今は、空き家は増えたが、空き地はない。

そして、遊ぶ子どもたちの姿もない。

原っぱという言葉も聞かれなくなった。

なんだか寂しくなる。

 

除草作業をしながら、心は遠い昔へ…。

自分が子どもの頃のことをいろいろ思い出し、物思いにふけっていた私であった。

 

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