ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

先制、全員サッカーで勝利 ~アウエー琉球戦~

2020-09-30 22:07:23 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第23節、FC琉球対アルビレックス新潟。
琉球は18位ながら、2つ前の試合では松本に6-1で大勝し、松本に監督の解任交代の事態を引き起こしている。
あなどれない相手。

新潟は、FWの位置にロメロフランクとシルビーニョという、どちらかというとトップ下に使うことの多い2人を起用した。
試合開始とともにボールを支配し、相手陣内に攻め込んだ。
開始5分に、コーナーキックからボールがこぼれたところを、ロメロフランクが押し込んで先制した。
それ以降もしばらく新潟が多くのチャンスを作っていたのが、途中から全線と中盤が間延びし、琉球に攻め込まれる時間が続いた。

アルベルト監督は、選手たちの疲れを見とり、後半開始から一気に4人の交代を行った。

シルビーニョ→堀米
ロメロフランク→ファビオ
高木→大本
舞行龍→早川(センターバックに新井が回り、早川は右のサイドバックに)

この策が当たった。
1点リードしているので、とにかく相手にプレッシャーを与えて、攻めのリズムを作らせないようにしていた。
特に、堀米が早い段階でプレスに行っていたのが効果的だった。
守るところはしっかり守り、少ないチャンスを待っていた。
攻められても、最後の頼みのGK小島が安定していた。
的確なポジショニングで相手のシュートを防いだり、味方の最後方からの攻撃の組み立てに参加したり、よい働きをしていた。

途中、様々な選手に連戦の疲れが出ているのがよくわかった。
だから、後半開始の4人替えは、とてもよかったと思う。
代わりに入った選手たちも、とてもクレバーにプレーしていた。

先制点を取る。
チーム全員で力を合わせて、勝利を目指す。
そんなことができた試合だったと思う。

次戦は5連戦の最終戦をホーム新潟で行う。
今日のように、先制そして全員で勝利を目指すサッカーを見せてほしい。

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小名浜の海を見ながら走る

2020-09-29 14:48:20 | RUN
伯父の葬儀の日の朝は、とてもいい天気だった。
朝食を終えると、葬儀の時間まで間があった。
こうなると、あそこまで行ってみたいなという思いが強くなっていく。
泊まった場所は小名浜。
港が近い。

小名浜港は、いわきサンシャインマラソンでもコースに入っている。
2年半余り前の第9回大会に出場した時に走った思い出がある。
海が見たい。
じゃあ、走りに行ってみよう!

ランニング用の服装に着替えて、車に積んであった古いランニングシューズに履き替えた。
港の方に向かって、いざ出発!

ジョギングで行くつもりだったが、よい天気で走りやすい。
足が軽い。

1kmほど行くと、「アクアマリンふくしま」の前に出た。


正面入口手前の交差点には、ハマナスがいくつかきれいに咲いていた。


いわきサンシャインマラソンでは、この外周がコースとなっている。
なので、もう一度周囲を走ってみようと思った。

海上保安庁の舟が停泊していた。


桟橋は、朝の光が水面に反射し、まぶしかった。


こうして晴れていると、青空、それを映した海面がきれいだ。
そこにアーチをかけるマリンブリッジが、よく映える。


こういう海の景色はいいなあ。
気分がいい。
何人もの釣り人たちもいたが、彼らも気持ちいいだろうなあ。

アクアマリンの隣にあるのが、いわき・ら・ら・ミュウの建物。
コースでは、ここも1周したのだった。
今回は、コースを反対回り。
さっき1周したアクアマリンふくしまの方を1枚、パチリ。


いわき・ら・ら・ミュウを1周し、漁船がたくさん泊まっているところで働いている人たちを見かけ、それを横目に通り過ぎた。

外の道路に出て走っていると、緑のスペースに、あらビックリ、花との邂逅。
ツルボだ!

ツルボを初めて見たのは、長岡市の旧栃尾市の山間部。
2回目が加茂市の山道。
なので、山がちなところに咲くものだと思っていたのに、いわき・ら・ら・ミュウのそばに咲いているなんて、驚いた。

こうして走っているときに着ていたTシャツは、中止になった去年の第10回大会のもの。

これを着てここを走りたかったな、という思いで持って(着て)きたのだった。

最後に、広い駐車場。

ここは、ゴール地点となって、誘導路やたくさんのテントなどが設置されていた場所だった。
その端まで走っていって、折り返して帰ることにした。

ここまで走ったのは、4km。
帰りの1kmは、速く走りたくなった。
きつすぎない程度にスピードを上げて、ホテルに着いて5km走の終了。

いわきサンシャインマラソンは、来年の第12回大会も中止が決定している。
再来年の第13回大会に、私は参加することができるのだろうか?
できるといいなあ。
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伯父の葬儀に参列して…

2020-09-28 22:02:33 | 生き方
伯父の葬儀が終わった。
享年97歳の大往生だった。
1男9女のきょうだいの中で中心だった人物だったので、周囲に対する影響は大きい。
伯父は、7、8番目だったはず。(あれ?どっちだったっけ?)
これで10人いたきょうだいの中で残っているのは、9番目の伯母だけになってしまった。
周囲の目から見ても、このことは非常に寂しい。

たくさんの中心であったので、その「ファミリー」の数は多かった。
いとこの数もたしか33人いたはずだ。

告別式の会場には、海をバックにした、とてもいい笑顔の伯父の遺影が飾られていた。


一家の集合写真や、「ファミリー」を中心に旅行に出かけたときの写真なども飾られていた。


告別式の後には、伯父をしのんで、花火も打ち上げられた。

昼の花火なので、音だけの花火ではあったが。
「ファミリー」の中心だったので、「天から見守ってほしい」というのが、見上げた人々の共通の思いだったことは間違いない。

伯父の遺骨は、小高い丘にあり、海が見える、先祖代々の墓に納められた。


伯父の世代の人たちばかりでなく、その子どもたち、すなわち私たち世代も、もう最年少が60歳になってしまっている。
「こういう機会でもないと、会わないねえ。」
とたくさんのいとこから言われた。
そう。私は新潟県に住んでいるが、多くの人たちはいわき市だ。
「以前は、結婚式で会えたのだが、今会えるのは葬式ばっかりだ。」
「嘆く前に、自分が死んじまって、次にみんなを集めるんじゃないよ。」
そんな会話も飛び交っていた。

一時代を築いた伯父の存在の大きさを考えるだけでなく、その後の世代である我々の世代も随分と高齢となってきたことも感じた、今回であった。

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今の時代には磐越自動車道がある

2020-09-27 22:38:00 | お出かけ
海―湖―洋。
すべて「うみ」。
日本海―猪苗代湖―太平洋。
この3つの「うみ」をつなぐということでうたわれたのが、磐越自動車道だった。
開通したのが、1997年。

新潟県の日本海の海辺の村に生まれた父と、太平洋を目の前にする福島県いわき市に生まれた母が結婚して生まれたのが私。

結婚して、「洋」から「海」に来た母に、文化の違いは多かったようだ。
里帰りする方法は、当時の国鉄の磐越線を西線から東線に乗り換えて鉄道で行くしかなかった。
小さな私の手を引いて、何時間もかけ、一日がかりで帰るのだった。
その費やす時間の多さに、時にはなんでこんなに遠くまで行って結婚してしまったかと、涙したこともあったと言っていた。

それが、今はこうして高速道路を使って、4時間で行くことができるのだ。
時代が変わったと思う。

磐越自動車道が開通したころには、私の父はすでに存命ではなかった。
それでも、私が母を乗せて高速移動したことはあった。
「時代が変わったねえ。」
そう母はつぶやいていた。
その母も、いなくなってから久しい。
もうすぐ17回忌となる。

今日は、私ひとり車を運転して、磐越自動車道を走ってきた。
母の兄である伯父が亡くなり、今夜が通夜、明日が告別式だからである。

さらに時代が変わっていく…。


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後半戦開始。だが、まだ未成熟なのだなあ~ホーム甲府戦~

2020-09-26 21:06:15 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第22節。
いよいよ今季の対戦も2回目を迎える。
後半戦の開始だ。
ホームで迎えられるのは、ありがたいことだ。
対戦相手は、ヴァンフォーレ甲府。
甲府との一戦は、いつも接戦になる。
果たして、今日は―…?

ホーム戦で負けられない一戦とあって、前半は、新潟の選手たちの動きのよさが目立った。
特に、2,3試合の間をおいて出場したMF高木の動きがいいなあと思ったりした。
5回連続のコーナーキックを獲得したりもした。
しかし、ゴールを割ることはできず、後半へ。

後半開始早々に、甲府が速攻を仕掛けてきた。
実に危ないところだったが、ゴール寸前、DFが体を張って防ぐことができた。

63分、左側でポンポンポンとパスがつながり、ゴール中央のファビオへのセンタリングを、相手DFがオウンゴール。
新潟が先制。
今日は、勝てる!

…そう思ったのも束の間、2分後、目の色を変えて攻めてきた甲府の迫力に負けて、自陣でのパスが相手に奪取され、あっさり同点に追いつかれてしまった。
ああ、…「潟って」しまった…。

その後もカウンターを食らってピンチもあったが、GK小島のナイスセーブで、危機一髪のピンチを逃れることができたのが、2度ほどあった。
今季、キーパーが小島でなければもっと失点が多くて負けていただろう、と思わされる場面が時々出てくる。

互角の展開の中、結局、試合終了。
またしても、勝つことはできなかった。
4試合連続未勝利。


ただ、今日思ったことは、選手たちが皆、一生懸命にプレーしている、ということだ。
それがよく分かった。
試合に出ている誰もが手を抜いたりはしていないのだが、監督の目指すサッカーにまだ到達していないのだ。
そのことがよくわかった。
選手たちは、そのサッカーを体現しようと懸命にがんばっているのだが、相手選手に読まれてしまうことが多い。
予想外の動き、相手の思っていなかった瞬間的な動きが少ないのだ。
それができれば、今日のようなゴールもありうるし、もっと得点は増えるだろう。
そのためには、やはりこのサッカーの成熟を待つしかないのだろうなあ、と思う。

「今季は、見ていてもっとワクワクするような試合をします」
シーズン前、そんなことを是永社長は言っていたっけ。
確かに、ワクワクする。
最後のフィニッシュにつながる動きが成熟するとき、本当に強くなるのだろうなあ。
ただ、今季のことを考えると、だんだん時間が少なくなってきたのも事実だ。
まだ、期待を来季に回すには早過ぎる。

中3日で今度は沖縄に飛び、水曜日に琉球と対戦する。
最近、琉球も好調だが、勝ち点3を土産に帰ってきてほしい。

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アルビレックス新潟、2020シーズンを折り返して

2020-09-25 22:23:57 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ、前半戦を終えた。
ここまでの結果を順位表で表してみた。



今年は、自動昇格で2位までが来季J1に上がれる。
J1への昇格を考えると、前半での勝ち点の目安は40と言われる。
アルビレックス新潟は、勝ち点30で、10も及ばない。
引き分けが9と多いのが、つまり勝ち切れないのが、上位に行けない要因。

勝敗を見ると、新潟は、11位以上の上位で勝ったのは、アビスパ福岡だけである。
あとは、大事な試合で、敗戦か引き分けに終わっている。
だから、上位を引きずりおろせない。
(まあ、下位にも取りこぼしは多いけれど…)

そして、表ではわからないのが、連勝が1度、しかも2連勝1度しかなく、波に乗れないこともある。
上位に名を連ねるチームは、何連勝もしている。
上位に追いつくためには、後半戦に5連勝、10連勝という勝ちまくりが必要になってくる。

明日の、後半戦の最初の試合は、ホームで甲府を相手に行われる。
甲府は、負けは少ないが、新潟同様に引き分けが多く、勝ち切れていない。
新潟と似ていて、得点も失点も多い傾向がある。

似たような順位、結果になっている新潟と甲府。
どちらもJ1昇格を目指すからには、勝ち点3の積み上げが必要になってくる。

きがかりなのは、連戦に次ぐ連戦で、新潟の方が、疲れが見える選手や故障している選手が多いように感じる。
最近は、出場選手が限定されているのが、その疲れにつながっているように見える。

もっと様々な選手を使っていくことはできないのか?
フレッシュな選手を起用することはできないのか?
そんなことを思ったりもする。

さて、明日の甲府戦は、今後を占うのに最適の試合だと思う。
連戦が続くが、ホーム戦だから、なおさらがむしゃらに戦ってもらいましょう!
そして、勝つことによって、自信を復活し波に乗っていってもらいましょう!
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彼岸明けに間に合った!?

2020-09-24 20:52:52 | 草木花
今年の秋の彼岸の中日は、22日だった。
彼岸の中日をはさんで前後3日間ずつが彼岸になると聞いた。
だから、今年の彼岸の入りは、19日(土)で、彼岸明けは明日25日(金)となる。
彼岸の中日を過ぎても、今年はまだ見ていないなあ、と思っていた。
何かといえば、勘のいい人は気付いているでしょう。
…それは、ヒガンバナ(彼岸花)。

去年は、埼玉に行っていたときに、田んぼのあぜ道や人家の庭などに、飽きるほど(?)見た。

あんなにたくさん見たのは初めてだった。


今年はまだ見かけないので、残暑が長かったから、彼岸を過ぎて、また10月になってから咲くのかもしれないな、と思っていた。

今日そのヒガンバナを、今年初めて見つけた。
娘の歩きに付き添って買い物に行く途中、川の土手の藪の中に咲き始めていた。
最初に、赤色のヒガンバナを。


次に、すいぶん離れた遠い藪の中で白いものを。


彼岸花、開花。
明日で彼岸明けとなる。
期間内に「間に合った」ということかな?
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リーグ前半戦最後の試合も勝てず、引き分け~アウエー愛媛戦~

2020-09-23 22:33:36 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第21節。
新潟は、アウエーで愛媛と対戦。
この試合をもって、前半戦終了。

新潟は、この試合前まで、7勝8分け5敗で勝ち点29の9位。
対する愛媛は、4勝4分け12敗で勝ち点16の21位だが、最下位の山口と勝ち点は同じ。
アウエーとはいえ、最下位のチーム相手なのだから、J1を目指すチームなら当然勝って勝ち点を積み上げたい新潟であった。

試合が始まると、新潟が圧倒する。
ボールを保持して、愛媛陣内に攻め入る回数が多い。
コーナーキックの回数も多く、決定的なシュートチャンスもあったが、決め切れない新潟。
そのうちに、愛媛の選手たちも新潟の戦い方に慣れてきて、チャンスを作り始めた。
愛媛の選手たちは中2日、新潟の選手たちは中3日の試合なので、愛媛の選手たちの方が疲れが早く出るのではないかと思っていたが、前半はどちらもノーゴールで終えた。

後半になっても、最初は新潟が押していたが、途中からほぼ互角となった。
それどころか、決定的なチャンスは、愛媛のものだった。
だが、GK小島が、ナイスセーブを連発した。
いつも思うのだが、小島のセービング能力は大したものだ。
1対1となっても、しっかり対応してゴールを許さない。

ただ、こんな接戦になると、最後の最後に相手にゴールを献上することの多い新潟。
不思議なもので、攻めていてもゴールのにおいがしない。
反対に、相手に攻められると、一発でやられそうな雰囲気が漂う。
攻め込むシーンもあったし、コーナーキックのチャンスも8回もあったが、ゴールは割れずじまい。
新潟は、13本シュートを打ち、愛媛はたった4本しか打っていなかったらしい。
それなのに、印象として「負けそうだった」試合となってしまった。
結局0-0で引き分けとなってしまった。
試合中継のアナウンサーは、自動降格がないのに、地元愛媛がこの引き分けで最下位に落ちたことを叫んでいた。
そして、新潟のJ1昇格への道が厳しさを増したことを言いながらも、強い(?)新潟相手に善戦した愛媛の戦いぶりを称えていた。

さて、これで、前半戦の戦いが終わった。
7勝9分け5敗で勝ち点30の8位。
例年、J1に自動昇格するチームは、勝ち点80を稼ぐ。
現に、現在J2で1位の北九州は勝ち点44、2位の徳島が43、3位の長崎が40。
新潟は、そこから遠く離されている。
J1昇格圏の2位になるには、何連勝もすることが必要だ。

しかし、今日の試合を見ていると、選手個々がやりたいことをやらないまま、創造性のない戦いをしているような気がした。
これでは、点は取れないし勝てない。
選手個々がやりたい、得意なプレーを選手同士がもっと分かり合いながらプレーすることが必要なのではないかと思ってしまう。

後半戦は、さらに厳しい戦いが続く。
なんと、中2日で後半戦の戦いが始まる。
次は、土曜日に、ホーム戦とはいえ、上位の甲府戦。
さらに、次は中3日で水曜日に沖縄へいってのアウエー琉球戦、また中3日でホーム町田戦、と移動距離も長いハードな戦いとなる。

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亡父の37回忌と伯父逝去の報を受けた彼岸の中日

2020-09-22 21:15:00 | 生き方
彼岸の中日。
いつものように、墓参り。

ただ、今日は、墓参りの前に、菩提寺に行ってきた。
寺には、私たちと同様な目的で、集まった人たちがいた。

それは、法事である。
「○回忌」という法事なのだが、特定の個人のものばかりではない。
複数の檀家が集まって、住職から経をあげてもらうのである。

わが家では、亡父の37回忌の法事であった。
今までの法事では、すべて家族だけ、あるいは親類等を呼んで行っていた。
一般に33回忌か50回忌で弔い上げにするとのこと。
33回忌まではしっかりと行ったのだから、37回忌は、少し軽くてもいいかなと思ったのであった。
菩提寺では、彼岸の中日に複数の檀家が集まって法事を行うこともできると聞いて、今回はそうすることに決めた。

指定された時間前に寺に行ってみると、お堂にはすでに20人ぐらいの人々が集まっていた。
さすがに、皆マスクを着用していた。
座って待っていると、住職・副住職が準備を整えた頃、集まった人数は60人ぐらいになった。
結構な数がいるものだね。

読経が始まったが、べちゃべちゃしゃべる不心得者がいて、不快な思いをした。
住職たちにも、集まった人たちにも、ホトケ様にも、非常に失礼だゾ、まったく…。

感染症下なので、途中で焼香することもなく、読経は終わった。
お説教もなく、塔婆が配られて、会は終わった。
なんとも、あっけらかんとした会に感じた。
仕方がない。
これも、COVID-19 感染症の蔓延する時世なのだから、というわけだ。


その後、塔婆をもって、墓参りに行った。
墓の裏側に塔婆を立て、焼香。

37回忌の法事を終えた。

亡くなったときに、父は56歳であった。
あれから36年の月日が過ぎたのか、と、その年月の多さにある種感心もする。

夕方になって、亡母の兄だった伯父が96歳で命を終えたという連絡が入った。
7月に亡くなったその姉、104歳の伯母の葬儀では、しっかりと挨拶をしていた伯父だったのに、わずか2か月後とは。
長い人生を送ってきたのに、最期はあっという間だった。
「人生、そういうものだよ」と、父や伯父・伯母たちは改めて教えてくれているようにも感じる。

「ありがとうございました」と思いつつ、合掌。
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黄金色の田を見ながら、RICE RUN なんちって

2020-09-21 19:42:54 | RUN
気温が30℃を超えなくなって、急に秋めいてきたと感じる。
昨夜は、夜中に寒気を感じて何回か目を覚ましてしまった。
年齢のせいもあるのだろうけれど、走るようになって無駄な脂肪がなくなって、どんどんやせていったせいなのが一番だ。
そのせいで、体内の「自家発電能力」が低下してしまったらしい。
走ることは楽しくていいのだが、走れる距離が長くなったら、寒暖の差をより多く感じるようにもなってしまった。
まあ、メタボな体型にはなりたくないし、足腰はしっかりしていたいので、風邪をひかないように気をつけながら、走っていくことにしよう。

今日の天気は、一応晴れ。
大きな雲が空に多いので、ときどき太陽を隠すから、陽射しもさえぎられ、体感温度も高くならない。
絶好のRUN日和、走り出そう。
家の近くの気温は、表示では「24℃」。
つい先日までは、走り出すとすぐに汗が噴き出していたのに、今日はそうなるまでに時間がかかった。
時おり感じる風が、夏のものとは違う。
涼やかで、心地いい。

今日は、田んぼがたくさん見られる道を走った。

稲刈りが終わって「ひこばえ」で青くなっている田もあるし、何日か前に刈った田もある。
稲刈りは、雨の降った次の日にはできない。
稲穂が濡れたままではダメなのだ。
昨日の朝は雨で濡れていたから、一日晴れて一夜明けた今日は、絶好の稲刈り日和。
あちこちで、コンバインに乗った農家の方が、稲刈り作業をしているのを見かけた。

黄金色に輝く稲穂いっぱいの田んぼを見ると、とてもうれしくなる。
少年時代から見てきた風景ではあるが、「1年かかってよくここまで育ってくれたね」という気持ちになる。
そこまで世話をして、苦労して稲を育て、おいしいお米を作ってくれる農家の方々には心から感謝したくなる。

「ありがとうございます。」と、心の中でつぶやきながら、その近くを通り過ぎる私。

実りの秋。
黄金色の中を走るのは、気持ちがよく、「ナイス・ラン(NICE RUN)」。
いや、輝くのは稲穂だけに、「ライス・ラン(RICE RUN)」というわけだな。
へへへ…。
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