ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

暑さの影響、うちの庭にも

2024-04-15 20:37:35 | 自然・季節

すごいね、新潟県。

全国で、今日の日中の最高気温ランキング。

第1位 本県の三条市 32.5℃

2位と3位タイは沖縄。

第3位 本県長岡市 31.4℃

第5位 本県関川村下関 30.8℃

第6位 本県魚沼市 30.7℃

    同じく新潟市秋葉区 30.7℃

    秋田県横手市 30.7℃

新潟県が上位独占に近い暑さだよ。

新潟県各地で、4月の観測史上で最も高い気温を記録したそうだ。

当たり前だ。今日の気温は7月下旬の気温なのだから。

 

そのせいで、寒さで遅れていた桜がやっと咲いたのに、あっという間に桜吹雪になり始めた。

ことほどさように、様々な植物たちが驚きの変化を見せている。

それは、わが家の庭でも。起こっていた。

 

きれいに咲いた白いハナモモの花が散り始めた。

白い種類のボケの花も、きれいだったのに、一気にくたびれてきた。

反対に、きれいになった同じ白い花を咲かせたのは、イチゴの花だ。

ハナニラの花もたくさん開き始めた。

昨日まで一つも開いてなかったチューリップが、今日一日でいくつも咲き始めた。

オキナグサだって、明日には完全に咲きそうだ。

花はまだでも、オダマキも、急につぼみがふくらんだ。

ツツジも、つぼみの先端が赤くなった。

シャクヤクは、急激に地上で茎を伸ばしている。

当地は30℃まではいかなかったかもしれないが、間違いなく20℃台の後半。

なんてことないけど、今日、本州一暑かった新潟県で、この急な暖かさは、わが家の庭にこんなにいろいろな変化をもたらしていたのでありました。

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心地よい春の気分

2024-03-01 20:47:37 | 自然・季節

3月になったというのに、新潟を含め北日本ではまた冬型の気圧配置で明日は雪だという。
こちら埼玉では、午後からまた赤城おろしの風が強くなってきた。

でも、こちらで春気分をたくさん味わえた。
暖冬となった今年は、新潟でももう出始めているふきのとう。

ここの庭でも、当然のようにポコポコ出ている。
新潟に持ち帰って味わうことにしよう。

 

新潟でだいぶ開いてきたウメの花。

こちらでは、ピークを過ぎて散ってきていた。

 

新潟ではそんなに見かけないムラサキハナナ。

サクラが咲く頃にこちらでは普通に咲き乱れる。

なのに、もう花が開き始めている。

 

プランターで見ることが多いビオラの花。
こちらの畑で辺り一帯に咲いているのが見られた。


去年落ちた種が、陽射しをいっぱいに浴びるから冬の間に、こんなに育ったというわけだ。
こうして青空の下、明るい陽射しがいっぱいに降り注ぐのはいい。
新潟でなまり色の空の下、冷たい雪がいっぱい降り続くより格段にいい。

ひと足早く心地よい春の気分を味わえたことを喜び、新潟に帰ったら、近々また春の気分を味わえる。

二重に春の気分を楽しむことにしよう。

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埼玉で小屋の古屋根強風被害

2024-02-28 20:36:38 | 自然・季節

豪雪期が過ぎたので県境を越えるのも大丈夫だろうということで、今年に入って最初の埼玉行。

昨日は、首都圏では台風並みの強風が吹いたとニュースになっていた。

ここは、埼玉とはいえ、首都圏とは言えない農村地帯だが、風はすごく強かった。

もともとこの辺は、冬は赤城おろしの強い風が吹く地域。

そのせいか、強風で離れの小屋は被害にあっていた。

古くなったトタン屋根が2枚も飛ばされていた。

昨日は終日風が強かったので、屋根に上ると危険だから、修理はやめておいた。

今日も赤城おろしは吹いていたが、昨日よりははるかにましだったから、はしごをかけて屋根に上った。

トタンは、下の屋根板数枚もろともはがれてしまっていた。

屋根の上からは、隣近所でも小屋の古屋根のトタンがはがれているのが見てとれた。

農家の小屋は、かつてはどこも貴重なものだったはずなのだが、今ではその重要性が低くなっているということでもあるのだなあ…。

 

まずは、何はともあれ修繕作業。

いろいろ劣化しているから、応急処置みたいなもの。

 

よし、終わった。

強い風よ、吹くんじゃないぞ。

赤城おろしよ、どうか手加減を。(苦笑)

 

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過ぎゆく冬、後半の雪

2024-02-22 19:53:35 | 自然・季節

今朝起きてみると、久々に玄関前が白くなっていた。

積雪は久しぶりだ。

せいぜい5cmくらいでしかなかったが、2月の初旬以来だから半月ぶりくらいだろうか。

久しぶりの雪が、今日はいやなものに感じられなかった。

昼過ぎまで半日あまりずうっと降っていた。

もしも同じような条件下だったとしたら、サッカーアルビレックス新潟の選手たちは、開幕直前だというのにまともなピッチの上での練習はできなかったのじゃないかな?大丈夫かな?などと考えてしまった。

 

それはさておき、雪は降りながらも、時間の経過とともにどんどんとけていった。

 

植木台の上のオウバイ(黄梅)は、つぼみの先が黄色くなっていて、花が咲くのも近かったはずなのに、ちょっと「待った」をかけるようなこの雪だった。

オウバイのつぼみが寒そうに見えた。

 

咲いているのに雪をかぶったのは、ツバキ。

ツバキの花が咲くのはもう少し後の時期のはずなのに、今春は早く咲いていた。

そこに降った白い雪。

ツバキをさらに美しく見せてくれているような気がした。

雪にツバキ、きれいだ。

 

そういえば、昔は「雪椿」とは雪をかぶった椿のことかと思っていたが、そういうわけではなかった。

ユキツバキの名の由来は、その種類のツバキが雪に耐えて育つことにあるのだそうだ。

枝がしなやかで豪雪に押しつぶされても、春になると枝を持ち上げて開花する力強さを持っているからそう名付けられたらしい。

初めて発見された新潟県では、ユキツバキを「県木」としている。

ちなみに、わが家のこのツバキは、ユキツバキではない。

 

道路に目をやると、とけかかった雪が何やら模様のようになっているところがあった。

枝のような、線のような模様である。

これが何なのか、見ている人は簡単に分かる。

これは、要するに電線に積もった雪が、落ちた跡。

電線の上の雪が、短くまとまりながら落ちたのが、シャーベット状の雪の上。

それでこんな模様が路上に出現したというわけだ。

普通の積雪の上に落ちたのなら、こんなものは見られない。

 

こんなふうに、今日は心に余裕がありながら雪を見ている自分を感じた。

困らせるような降り方ではなかったからだろう。

今年は参加しないが、何年か前のいわきサンシャインマラソンは、このくらいの雪で中止となったことがあったなあ、なんてことも思い出した。

過ぎゆく冬、後半の雪に、いつにない風情を感じていた私であった。

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2月中旬、信じられない3日間連続の青空

2024-02-18 21:41:41 | 自然・季節

今日も晴れ。

陽ざしの明るい日が3日も続いた。

2月の中旬でありながら、毎日ふとんを干せるような気候は、新潟県では本当に珍しい。

数年前までは、この時期は重く湿った雪が降り積もることが多かった。

ところが、この冬の、この明るさはどうだ。

街の中では、雪は、駐車場の片隅などに残っているに過ぎない。

 

うちの庭のロウバイは、昨冬に重い雪で幹や枝が折れてしまった。

どうなるかと思ったが、今冬は短い枝や新たに出たものの幹から枝を伸ばし、少ないながらつぼみを付けた。

そのつぼみが、もう満開となってしまった。

明るく黄色い花は、よく晴れた青空がよく似合う。

ロウバイの花の甘い香りにつられたのか、見た目がうまそうに見えたのか、野鳥がついばんでその花をいくつも地面に散らしていった。

せっかく少ないながら咲いた花だったのに…。

 

道路に面したところのネコヤナギがふくらんだ。

ふっくらモフモフの姿の内側はピンクで、外側は白い毛となっている。

明るい陽ざしに照らされて、白い毛は銀色に輝いて見えた。

これって、すっかり春を迎えたときの光景だよなあ。

 

夕方4時半頃、天気のよさがもったいなくて散歩に出かけた。

空にはひこうき雲がやたら大きく広がっていたが、そこに飛行機が飛んで、青空に新たな白い直線が描かれていた。

青空にたくさんの落書きがされているような、そんなふうにも見えた。

 

5時になったから帰ろうとしたら、途中の気温表示は18℃を示していた。

夕方だというのに、なんて暖かいのだろう。

4月の頃と錯覚しそうな陽気であった。

今年は、桜が咲くのがまた早まるかもしれないな、夏も早く来て猛暑が長く続くのかもしれないな。

そんな連想までしてしまうほどの、2月中旬、信じられない3日間連続の青空であった。

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まだ1月なのだけど…

2024-01-20 20:15:47 | 自然・季節

今日見た、近くの公園での光景。

公園内の遊具の間にも、まるで何かのモニュメントのように白い塊が、ぽつりぽつりと点在していた。

これが何かといえば、言わなくても分かるでしょうけど…。

 

これは、雪の塊。

近寄って見ると、その両側に細い枝があった。

そう、これは、雪だるまのとけたものだ。

きっと、雪だるまの手のつもりで枝を刺したのだろうが、とけてしまったというわけだ。

きっと頭にした部分もあったのだろうけど、そこも落っこちてとけてしまったのだろう。

 

1月で、こんなに陽射しが強いのは、以前から比べると珍しい。

だから、周りの雪も頭の部分も一気にとけてしまったのだ。

1月でもこれだけ雪がない冬を過ごせるのは、ありがたい。

 

いい陽気だ。

でも、まだ1月なのだよな。

この光景は、本来3月のもののはずだ。。

来週はまた少し雪の予報もあるが、これから2週間が過ぎれば、こちらでいう大雪にはならないだろう。

数年前まであまりなかった、1月の陽気。

それが、去年も今年も、ということは、やはり温暖化が進んでいるということなのだろうな。

子どもの頃は、小学校の廊下の木床を水ぶきでぞうきんがけした後、しばらくすると水で濡れた床板の一部がよく凍っていたことがあった。

それだけよく冷え込んでいたということだ。

それが今は…。

 

とけ残った公園の雪の塊を見ながら、この気候に一抹の不安を覚えたのだった。

 

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春遠からじ? 久々の散歩

2024-01-17 20:00:09 | 自然・季節

腰痛発症から約2週間。

ようやく痛みから解放されて、普段の感覚に近づいてきた。

そうは言いながらも、まだ日中コルセットを外してはいないのだが。

このコルセットは、25年前に作ったものだが、この2週間は寝るとき以外ずっと付けていた。

40代前半のあの頃は、人生で最もウエストが広がってメタボだった時期であった。

走るようになってからぐんぐんやせたから、その当時からウエストは10㎝くらい細くなった。

だから、その頃買ったスーツのズボンなどは、腰回りが今はぶかぶかである。

コルセットも、実は同様であった。

できるだけ締めつけてはいるが、付いているベルトが折り返しの金具から余り過ぎている。

それでも、腰への負担はだいぶ減ったように思う。

この2週間、体を前に倒すと痛みが来るせいで、靴下をはくことも、ズボンのはき替えも、両手をつかって洗顔することも、皆うまくいかなかった。

今朝、久しぶりに両手で顔を洗うことができた。

痛みがなくズボンをはいたり顔を洗ったりできることは、当たり前のことではないのだ。

 

前日までに降っていた雪が、午前中から出ていた陽射しのおかげで、午後には路面からだいぶなくなっていた。

天気もよかったので、正月2日に走ったとき以来、久しぶりに外に出て歩いてみることにした。

歩くこと自体なんだかぎこちなくて、1㎞ほどでなんだか体の重さを感じたのであった。

 

ひと休みしようかと思ったところに、たくさんの黄色いつぼみをつけた木があるのが目に入った。

おお、これは、

ロウバイではないか!

わが家の庭のロウバイは日当たりがよくないので、つぼみはあってもまだまだ小さい。

だけど、ここのは大きい。

いや、大きいだけじゃない。

よく見てみると、下の方にもう咲いている花があるのを見つけた。

雪に当たりながらも早く咲こうとしているのは、日当たりがいいせいなのだろう。

もう数日暖かい日が続けば、ここのロウバイは一気につぼみを開くことだろう。

 

再び歩き出すと、今度はふわふわの毛に包まれたモクレンの芽を見かけた。

うわあ、このふわふわ感。これまたいいねえ。

 

ロウバイのつぼみと花、そしてモクレンの芽。

春遠からじ、だなあ。

元気が出たぞ。

青空と陽射し、そして10℃まではいかないとはいえ、暖かい。

久々に外に出て歩くのは、こんなに気持ちがいいものなのか。

その距離は3㎞ほどでしかなかったが、腰痛からの快復、春の兆しにうきうきした気分になりながらの散歩であった。

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長いトンネルの向こう側で「常春」を感じる

2023-12-16 20:28:22 | 自然・季節

雨もちらほら降っていた新潟県から長いトンネルを抜けると晴れていた。

今日の新潟も雨は降っていたが、朝から気温は10℃台と高かった。

だが、関東地方はまだ雲が多くあったが、まぶしい陽射し。

そのうえ、気温表示には20℃というものすら見られた。

先日の新潟で「雑草の花畑」に出合って、心ときめいたことがあったが、暖かい関東地方は、新潟では春にならないと見られない野草の花が、12月でも見られるから、うれしい気分になる。

ホトケノザ

これは新潟でも、少しは見つけることができた。でも、

ナズナ

この草まで花を咲かせていることに、驚いた。

 

驚いたといえば、雑草ではないが、ユキヤナギ。

葉が紅葉(黄葉)しているのに、花をいくつも咲かせていた。

紅葉も花も楽しめるとは、なあ。

12月に春の花がたくさん見られるのがうらやましい。

関東地方の冬は、太平洋に近い地方ほど「常夏」ならぬ「常春」なのだなあと感じてしまう。

 

それに比べて、今日から新潟は風雪が厳しくなるとの予報だ。

半月前のサッカーJ1の試合でセレッソ大阪の応援に来た人たちが、あの日の風雨だけでも「新潟寒すぎ」と言っていた。

いやいや寒さは、雪の降るこれからですよ。

だから、秋春制反対なんですってば。(ソコニハナシヲモッテイクカ!?)

 

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10月最後に生け垣のせん定作業

2023-10-31 17:28:41 | 自然・季節

10月31日。

10月ももう終わりだ。

アルビのカレンダーだって、これをめくると、あとは最後の1枚しかないぞ。

今日は、久々の青空、いい天気。

例年これから、新潟は寒さを増して、空は時雨やすくなる。

 

その前に、しなくてはいけないことをいろいろしておかなくては。

家ですべきことの一つに、冬じたくがあるが、さすがにそれにはまだ早い。

今年の夏から秋までずっと暑かったためにやらなくて、気になっていたことの1つが、生け垣のせん定。

生け垣の木は、モッコク。

暑くて避けていたら、みっともなく伸びてしまった。

隣家との境をモッコクの生け垣にしていたので、へんに伸びすぎていて見苦しいのは、隣家に対しても申し訳ない。

だから、いつかせん定しようと思っていたのだが、延び延びになってしまった。

延び延びになっていたら、伸び伸びと育ってしまったというわけだ。(…くだらん

いざ、今日こそ作業するぞ。

 

大きな刈込ばさみを使って順調に切っていたら、なんと途中でぐにゃりと片方の柄が曲がって、折れてしまった。

なんだ、このもろさは。

折れたりしないようにと、金属製の柄が丈夫そうなものにしていたのに。

今年買って、埼玉中心に使っていたのだが、まだ使い古すまで入っていない。

こんなに簡単に折れてしまうとは、不良品か!?(…ブツブツ

 

仕方がないので、ドイツばさみのようなせん定ばさみに持ちかえて、せっせと枝を切った。

太いものは、ノコギリを使って作業。

その次には、作業で切った枝葉を、わが家の庭のスペースに運んで積んでいく。

隣家に落ちた枝葉をはき集めて片付けた。

2時間近くかけて作業終了。

ああ、スッキリした。

夏からやらなくてはと思っていたことが、10月末日になって、ようやく済ませることができ、ほっとした。

でも、冬の前にまだ切っておかなくてはいけないところはあるのだよな。

また新しい刈込ばさみを買っておかなくてはいけないな。

 

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明け方のゲリラ豪雨、そして朝の虹

2023-09-15 17:34:53 | 自然・季節

長崎に2日連続で線状降水帯が発生したというのが、夕方のトップニュースだった。

ここ毎日のように、各地で、たった1日で9月1か月分の雨が降ったというニュースが流れている。

東京や横浜でもゲリラ雷雨となったという。

 

異常なゲリラ豪雨は、今日の明け方、当地でもあった。

夜中の3時15分ごろから、急にザアッという強い雨が音を立てて降り始めた。

寝ている部屋の窓の隙間から、雨が差し込んできたのでそこを閉めた。

ところが、雨はなかなか弱くならない。

30分ほどたってから、スマホを開き雨雲レーダーを表示して見てみると、当地の上空は強い雨を示す濃い赤の色でおおわれていた。

悲しいことに、スマホの画面では細かい文字や数字がぼやけて見える。

だから、何時頃までこの強い雨が続くのかわからない。

別室まで老眼鏡を取りに行って、やっと見ることができた。

あと20分くらいは続きそうだった。

外の様子が心配になって、玄関の戸を開けて様子をうかがった。

幸い、側溝や道路にあふれるほどの出水はないように見えた。

ふとんに戻って横になり、もうすぐ止むのかな、と期待したがなかなか止まず、ほんの少しだけ雨音が小さくなったりまた大きくなったりで、降り始めから1時間以上が経過した。

ずっと不安の中にいたのは、去年3度も大水の被害を受けたから。

それ以来強い雨が連続して降ると、また車庫の浸水などが起こるのではないかと、大きな不安にかられるのだ。

20分の倍近くの時間がたつ、4時35分を過ぎて、およそ1時間20分余りに及んだゲリラ雷雨は収まった。

ほっとした。

ただし、寝付くのには時間がかかった。

 

朝、眠くて仕方ない思いだが、目覚ましに起こされた。

起きてから西の方角に「虹が出ている」と娘が見つけ、教えてくれた。

二人で外に出てみると、また雨が降り始めたが、大きな弧を描いて虹が出ているのをしっかり見ることができた。

でも、雨のせいかすぐに薄くなって消えてしまった。

明け方の豪雨、起きてからの虹。

なかなかないことかもしれない。

朝から疲れた思いで起きたが、虹を見られたことに少しだけ心が安らいだのだった。

でも、この異常気象、とにかくゲリラ豪雨はない方がいいよ、やっぱり。

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