岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

マネジメントの反省点

2012年05月05日 | 活動方針
今回の四国中央市長杯、選手は自信を深めたり、新たな課題に気づいたり、収穫の多い大会でしたが、ベンチワークも含むマネジメントでも、いくつかの課題があります。

一つ目ですが、「ラグビーは試合が始まれば監督やコーチは何も指示できない」とか言われます。(確かに野球ほど一つ一つのプレーにサインを出すわけではありません)

岡山ジュニアスクールの場合、まだまだ成長過程の中学生に対し、決して多くない試合の中でラグビーを知ってもらうためにも、ベンチから色々な指示・指導をしています。
※ジュニア段階ではこれがOJT(オンザジョブトレーニング)だと考えています。

ただ、今回は、ベンチの指導陣が、プレーの細かいところを意識しすぎて、広い視野を忘れた(広い視野で指示することを忘れた)という反省点があろうかと思います。

はっきり言うと、初日の2試合目、終盤に同点に追いついた際に、選手に対して点数やPGの考え方について声をかけるべきだったと思います。
結果的に、最後の1プレーで得たPGを狙わずに攻めて同点のまま終わりましたが、ペナルティを得た瞬間はもちろん、ブログ担当コーチはPGは全く頭にありませんでした。

試合が終わって「同点だけど、まあイイ試合だった」とか思っている時に、他のチームのコーチから「PGねらわせたらよかったのに」とか言われて、はじめて気づきました。
※抽選の結果、1位グループには進めませんした。

このあたり、選手とともにベンチ全員が冷静な頭で試合に全力を尽くしたか、本当に必要な声をかけれているか、やはり反省すべき点だと思います。

二つ目ですが、一日目が終わった後で、ホテルの風呂が小さいこともあり、急きょ予定変更して、中学生皆を「温泉」に連れて行きました。
中学生の疲労を早く取る意味もあり、これ自体は別に問題ではないのですが、ここでもブログ担当コーチ等、失敗しました。

というのは、試合で足を強打して何とか試合に出たBK選手について、風呂を少し我慢してでも冷やすとかいったことを、十分徹底していませんでした。
本人の自主性を尊重するのは大切ですが、やはり中学生、「様子を見ながらの最後の一声」は非常に大切です。
結果的に、その選手は2日目は出場できませんでした。

さらにもう一人のBK選手も、同じように2日目は足が動かず、何とか第1試合はポジションを変わって出場したものの、第2試合は欠場しました。

今回はとりあえずコーチ陣の反省ですみますが、このようなケース(特に二つ目)は、代表を争うような試合や関西大会等では、本当に後悔することになります。


以上、選手たちが、毎試合を全力で頑張っているだけに、コーチ陣も、コーチングだけでなくマネジメント面でも成長していく必要をあらためて感じた大会でした。

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