バイクの後部座席から

関西から東京、広島、そしてまた東京へと転々とする転勤族の妻。
写真と植物と山と猫とタンデムでのバイク日記。

出西窯とジムニーカスタム完了。

2019-05-18 | ドライブ
2019年5月3日 GW 晴れ

平成最後の日となった4月30日の夜、救急病院直行→そのまま丸二日寝込むという失態を犯してしまったこのGW。
唯一の救いは、寝込んでる間、お天気がパッとしなかったという事でしょうか。
ドンヨリとした空を見上げ、観念してとにかくひたすら寝ておりました。

お蔭で、三日目に復活。
ちょうどお天気も回復。

ま、さすがにバイクでおでかけする気にはなりませんでしたが、これ以上せっかくのGWを家で過ごす気にもなれず。
それに、せっかくカスタムが完了し戻ってきたジムニーに、まだ、乗っておりませんでしたので。

ドライブがてら、以前から気になっていた島根県にある「出西窯」へ行ってみることに。

一面田んぼに囲まれた田舎道を走っていると、突然現れたおしゃれ空間。

なんだか素敵なカフェがあったので、まずは腹ごしらえに直行。

おいしそうなパン屋さんがあり、カフェメニューも充実。

ライダーはBLTサンドと、自家製のコーラ。


あたくしは、アボカドと・・・なんだっけ。リコッタチーズだったかな?のサンドウィッチ。

どちらも、大変おいしゅうございました。パンがもーふっかふか♪

その後は、敷地内にある出西窯の工房を見学したり。

自由に見学できます。

写真もオッケー。

これは登り窯の内部。

展示販売所もあるので、そこで綺麗なブルーのマグカップを購入♪
あ、展示販売所の写真は撮り忘れましたが、すごくおしゃれな雑貨なんかもあって愉しいです。
詳しくはこちらをどーぞ→「~くらしを彩る器たち~出西窯」


あ、そうそう。
我が家のおんぼろジムニーのカスタム、見てくれます?

ジャン♪

あ、真正面過ぎた。。。

横から見るとこんな感じ。

わ~いわ~い♪

後ろはこんなん。

あ、邪魔者が写ってますね、失礼。

カスタム内容は
●3インチリフトアップ。
●前後バンパー(黒 塗装)交換
●タンクガード
●フェンダーカバー
●テールランプ
●ナンバー灯
●ナンバー移動
●構造変更
以上。

もともと背が高いパノラミックなので、更に高くなっちゃいましたが、今んとこスーパーなどの立体駐車場でも問題なしです。
これ、車検のタイミングでやってもらったんですが、車検整備でブレーキパットとかブレーキオイル交換してもらったり
色々整備してもらってとっても調子よくなりました。

さて、話が横道にそれましたが、出西窯を見学した後は、三瓶山方面へドライブ再開。
特に何か目的地があるわけでもなく、つれづれに地図を眺めていると「ブッポウソウ観察小屋」という文字を発見。
ブッポウソウってなんぞや?とネット検索してみると、とても綺麗な鳥の画像が。

わ~い♪観たい観たい。

はい。こちらが観察小屋。

しかし、思い付きで来たぐらいで、簡単に姿を見せてもらえるほど、野生動物は甘くない。←ホエールウォッチングで身に沁みた。。。

しばらくウロウロと鳥を探してみるものの。

お!あれはブッポウソウに違いない!

ズーム。。。

頭青いケドねー。鴨に見えるなー。。。

じゃあ、あれやな!←鳥と見ればシャッターを押すライダー。

どう見てもトンビですよね。。。

最後は、シジュウカラで終わりました。

あ~ん、ブッポウソウさん会いたかったよー。。。

さ、帰ろかえろ。

しかし、ブッポウソウさんっていつ頃日本に渡ってくるんだろう?いつか必ず!


クジラさんにもブッポウソウさんにもふられっぱなしやな。ぷぷぷ♪

同じ渡り鳥でもツバメさんなんて、サービスエリアに行ったらびっくりするほど近くに来てくれるのにねぇ。。。

2019 ライダーのシーズンイン。BMW RnineTで初サーキットだったんですがね。

2019-05-11 | レース
2019年4月30日 GW 曇り時々雨

平成最後のこの日、ライダーの今シーズン初サーキット走行会でした。
しか~し、前日から生憎の雨でしてね。
ギリギリまで参加を迷っていたライダーなんですが、最悪ピットでボーっとすることになってもそれはそれでいいので
行きたいという結論に至ったようで。

ま、気持ちは分かります。

ナント云っても、今回はBMW RnineTでは初になるサーキット走行。

しかし、やはり天は味方をしてくれず。

走行時間になった途端、降り出す雨。←直前まではやんでいたのにね。

という訳で、何が何でも新しい相棒(RnineTの事ね。)をコカしたくないライダー。サーキットでツーリング状態。

あ、一応ライダーの名誉のために云うと、これはコーナー直前のブレーキングポイントの写真ね。

ところでこの日、実は朝からわたくし、体調不良でしてね。
ひたすら車で寝ていたんですが、さすがに一枚ぐらいは写真を撮ってやらねばと思いまして、走行時間なるとカメラを抱えて
撮影に向かったんですが、いつもの撮影ポイントまで行く元気もなく。

という訳で、こんな写真になってしまいました。

しかも二本目はもう動く気力もなかったため、写真はナシ。

まあ、二本目はガス欠になってしまったらしく、あっという間に戻ってきましたがね。。

お疲れ~。


で、かーさんかえってきたとたん倒れ込んだわけね。

そーなの。帰りの車の中で体調がどんどん悪化してね。
帰宅後すぐ熱を測ったら39.5度。そのまま夜間急病センターへ直行の憂き目に。。。喉が真っ白になってました。

高知県へ鯨に会いに行こう♪ツーリング。。。だったんです、予定では。

2019-05-04 | お泊りツーリング
2019年4月27-28日 GW 晴れのち曇り時々雨

今年は、平成天皇の退位と令和天皇即位により、稀に見る大型連休となったGW。
我が家では、初日の4/27から一泊で、高知県ツーリングを企画しておりました。
そして、その真の目的は・・・。

「ホエールウォッチング♪」

最初はね、九州にイルカウォッチングに行こうかな~と思ってたんです。
そしたらね、ライダーが「鯨が観たいな~❤」と云いだすもんだから、フムフムそれもいいね♪となりまして、宿やら
ホエールウォッチングやら、そして高知県といえば絶対外せない大好きな居酒屋さんまで、全て手配したんです。

わ・た・く・し・が。

そして待ちに待ったツーリングの前夜。
わたくしは、早々に晩御飯を済ませ、お風呂に入り、もんちゃんとの夜のお遊びタイムもこなし(←これをおろそかにすると
夜中に遊べ攻撃を受けて寝かせてもらえなくなるのでとても重要ポイント。)22時半にはお布団に入ってたんです。

一方、ライダーと云えば。
この週、月曜・木曜、そしてツーリング前夜のこの金曜と飲み会が入ってましてね。
「土曜日は朝早くから出発したいから金曜日はなるべく早く帰って来てな。」
「うん、わかった。」
と念押ししたにもかかわらず、帰ってきたのは夜中の12時過ぎという体たらくでした。

え?12時過ぎは遅くないですか?

いやいや、そっから風呂に入り、歯を磨き、寝る。
その一連の動作に小一時間はかかりますよね?その時点で夜中の1時。
しかも、酔っぱらってるもんだから、いちいち動作がウルサイ!
その上、イビキも大音量!

もうね~それでなくても、こっちはイライラしてる訳ですよ。
はよ帰って来てなって言ったのに、いったい何時に帰ってくるつもりなんだと、イライラして寝付けない。
挙句に大イビキでしょ?もう夜中に三回は蹴飛ばしてやりました。
そして結局こちらもイライラしてほとんど寝れず。。。

そんな出発の朝だったのでした。

結婚して十数年、「旅行の前日は早めに帰って来てね。」と云い続けてきましたが、守られたことは数えるほどしかない。。。

さて、そんな荒ぶる心で始まったツーリングも、四万十川の雄大な流れを観て、ようやく癒され。

幸か不幸か、季節外れの極寒ツーリングとなったため、途中眠気に襲われることもなく。ええ、イヤミです。

やっぱ、四万十川と云えば「沈下橋」ですよね♪

広島からここまで、寒すぎてどこにも立ち寄ることなく、ひたすら走ってきたので、しばし写真撮影をして遊ぶ♪

有名な岩間の沈下橋は、残念ながら流されて修復中でした。

ここは、無事だったみたい。橋の名前は・・・忘れちゃった。

それにしても、この寒さは大誤算でした。

GWの高知県なんて、いつも汗ばむぐらいなのになぁ。冬装備で来なかった事をめちゃくちゃ後悔。。。

さて、しばらく沈下橋で遊んだあとは、四万十市の宿へ。
チェックイン後は、強烈な睡魔に襲われしばし沈没。。。ほらーだからツーリング前夜は早く・・・。

その後は、待望の晩御飯です♪

いえ~い!鰹の塩タタキ!!これがホントにオイシイの♪

中村の町に、とても大好きな居酒屋さんがありましてね。

も、何を食べても絶品という奇跡のお店♪清水サバのタタキと手長海老の塩焼き。

お酒も充実してます。「船中八策」という日本酒と焼サバ寿司。

お店の方も気さくで優しくて、居心地も抜群!料理人のおにーちゃんがなんと同じ中学の先輩だったことが発覚してビックリ!

食後は、同じく中村の町にある「平和の湯」へ。
ほろ酔いで入る温泉がまた、最高でね。
しかも、居酒屋さんからこの温泉に来るのに使ったタクシーの運転手さんが、これまためっちゃいいヒトで♪
「風呂あがったらまた迎えに来てあげるから電話して~。」と名刺をくれまして。
平和の湯からホテルまで、たったワンメーターの距離なのにちゃんとお迎えに来てくれました。

結論:高知県四万十市は、食も温泉も人も最高だーっ!

あ、余談ですが、この日のホテルはダブルベッド+ソファーベッドの部屋でした。それしか取れなかったの。
ダブルにふたりで寝るのは狭すぎてムリなので、必然的に一人はソファーベッドで寝る事になるんですが。
どちらがソファーで寝たのか。それはご想像にお任せします。うふっ♪


明けて翌日!
ホエールウォッチングは7:30に集合だったので、早々にホテルを出発し、入野漁港へ。

15分程の説明を受け(これがちょっとした生物の授業みたいで楽しい♪)、10人程度のグループに分かれ、船へ乗船。

いざ、大海原へ出港!!

所要時間は、約4時間。漁船に乗せて頂き、ひたすら目視で鯨を探します。

それにしても、漁船って半端なく揺れるのね!この上で普段漁をしてるなんて、漁師さんってなんて凄いんだろう。

船長さんを始め、乗客全員でひたすら海を見つめ続けます。
ちなみに遭遇率は97%とか。
かなりの高確率ですもの、絶対逢えるはず。
沖に向かい、猛スピードで進む船。

突然停止。
ざわつく乗客たち。「お!あれはなんだ?!」指さす先に、黒い背びれがふたつ。
「あれはサメの背びれやねぇ。」と船長さん。
「なんや~サメかー。。。」テンションが下がる乗客たち。
再び出発。


またまた突然止まる船。「すわ!鯨発見か?!」とざわつく乗客たち。
「さっきここにゴンドウクジラがおったんやけどねぇ。」と船長さん。
「え!どこどこ?!」船の舳先に集まる乗客たち。
「・・・う~ん。いないね。」「潜っちゃったのかな~。」口々に残念がる乗客たち。
そして再び出発。



3時間が経過した頃、「やけに静かだな。」と船を見渡すと、なんと起きているのは船長さんとわたくしだけでした。
皆飽きたんか~い!

そして!
そして!!
キターッ!


ごめんしてや~。ぼくクジラやないで~イルカさんやで~。

これが、4時間太平洋を見つめ続けて出会った、最初で最後の海洋生物の姿でした。

いや、誰が悪いわけでもありません。
野生動物ですもの、出会えるかどうかなんて相手の気分次第!

多分なんですが、これがアカンかったんだと思うんですよ。

前日の居酒屋で食べた「クジラの竜田揚げ」。ごめん、クジラさん。。。

下船の際、船長さんがかけてくれた「残念やったね。」という言葉が、心に沁みました。。。

ぜったい!絶対リベンジしてやる~っ!!

さて、クジラさんにフラれた傷心を抱え、次に向かったのは「竜串海岸」。
わたくしの子供の頃の思い出の場所でしてね。

この「足摺海底館」に子供だったわたくし、いたく感動したのを覚えてて、もう一度訪ねてみたのです。

後ろの赤い建物が「足摺海底館」。

建物の窓からは、太平洋が一望できます。

「太平洋はもう充分観たからもうええで。」←ライダー談。

ええ、わたくしも海面を眺めるのは、もうお腹一杯です。
でもこの「足摺海底館」は、展望台ではありません。その名の通り、海の底を眺められるのです。

という事で、建物の地下へ降りていくと。

海底に窓があって海の底の景色が広がります。ああ♪そうそう、子供の頃の記憶と全然変わってないわ~♪

さすがに、クジラさんは泳いでいませんでしたが、可愛いお魚が沢山観られて良かったです。

さて、お空もドンヨリしてきたし、帰りましょうかね。


帰路は、愛媛県の松山港からフェリーを使いました。
でも、松山港に到着したのは、最終フェリーギリギリでしてね。
しかもかなりの混雑ぶりで、なんとか乗せて貰えた感じで。
この頃には、わたくし急に降り出した雨とずーっと続く寒さと、そしてまだ乗り慣れていないRnineTの後部座席で
ヨレヨレになっていたので、乗せて貰えた幸運に、めちゃくちゃ感謝しました。クジラが観られなかった不運もこれでチャラ♪

で、よなかの11じにかえってきて、そっからとーさんはジムニーのひきとりにいったと?

そうそう。ジムニーのカスタムを車屋さんにお願いしてたのが、出来上がったとツーリング中に連絡があったの。
この日取りに行かないと連休明けになっちゃうから、帰宅したその足で取りに行ってくれました。真夜中なのに。
わたし?それはさすがにムリ。
その話はまた。