バイクの後部座席から

関西から東京、広島、そしてまた東京へと転々とする転勤族の妻。
写真と植物と山と猫とタンデムでのバイク日記。

牡蠣三昧♪

2016-02-22 | 街中散策
2016年2月21日 日曜日 晴れ

皆様、おげんき?

我が家はなんかもー疲れ切っております。。。シゴトが忙しくてね。

なので、お出かけもナシ。
よってネタもナシ。
結果、一か月もブログを更新出来ず。。。

しかし、ふと思ったんですよ。
このまま無為な日々が続き、ふと気が付けば「あら、春になってたわ♪」みたいな事になるとですね。
来年の冬まできっと後悔し続けてしまうに違いない!

だってだって、ここは広島。

なのに、なのに・・・「まだ牡蠣を味わってなーいっ!!」


という訳で一念発起し、ライダーと二人、疲れた体を引きずって行って参りましたよ。「牡蠣小屋」とやらへ。

ああ・・・シゴトでパソコンばっか見てた目に、海の青さが沁みるわ~。

で、この牡蠣小屋には、メニューが、大ざっぱに云うと二通りございましてね。
一つは、バケツ一杯(若しくはざる一盛り)の牡蠣を買い求め、それを焼いて食べるコース。
もう一つは、60分食べ放題!のコース。

せっかくだし、心置きなく山のように牡蠣を食べたかった我々は、「60分牡蠣食べ放題コース。」を選択。

するとまずは、一人一盛りの牡蠣を持って、お席に案内される。
これを食べきったらどんどん補充してくれる、いわばわんこそば方式。

で、この牡蠣を目の前の網に5~6個ずつ並べ、それぞれに蓋をする。

で、タイマーをかけ6分間、ひたすらじっと待つ。

さて、この待ってる間、キョロキョロと周りを眺めてみると、ほとんどの方が、ひとテーブルで一つ「バケツ売り」の牡蠣を購入し
それをご家族やカップルでシェアしながら食べているご様子。

「え~たったあれだけで足りるんかな~。。。もっといっぱい食べないと後悔するんじゃない?。」首を傾げるわたくし。
「我々は食べ放題だから心置きなくい~っぱい食べるんだもんね♪うふふ、いいだろ~いいだろ~♪あ、でも60分じゃ
短いかも・・・。大丈夫かな?とにかく素早く焼いていっぱい食べるぞーっ!!」と内心ウキウキ。

ちなみにお値段の方はというと、バケツ売りはひとバケツ2000円。
ホントに所謂バケツに入ってるので結構量はある模様。
食べ放題の方は中学生以上は一人2000円。なので我が家は二人なのでx2=4000円
我が家の食事事情としてはちょいと贅沢なお値段だけど、ふふふ、い~のい~の、普段頑張ってるご褒美に今日はちょっと
贅沢するんだ~♪
でも少なくとも、あのバケツに入ってる量以上には食べないと、元が取れないよね~。頑張るぞ~♪

それっとばかりに、焼けた牡蠣を片っ端から食べてゆく♪

ああ~なんて美味しいんでしょう♪

このぷりぷりっぷりったら♪

さすが全国ナンバーワンの牡蠣王国!

と、最初のうちは、焼けるのももどかしく、次々と頬張っていたんですが。。。

・・・あれ?まだ時間があと30分もあるのに、なんだかお腹がいっぱいになってきたよ?
・・・ありり?なんだか飽きてきたよ?
・・・なんかこう・・・味の違うものが食べたくなってきたよ?

あ、おじさん・・・もう充分ですよ?あ、またお代わりお置いて行ってくれた。。。

いや~昭和生まれなもんで、お代わりが来ると食べずにはいられない二人。
もう既に胃袋は悲鳴を上げかけているというのに、もったいないという言葉が浮かんでき・・・なんでまだ網に載せてるんだわたし。。。


この時点で、よ~やく分かりましたね。
周りの皆様がなぜ、食べ放題ではなく、バケツ売りの牡蠣にしたのか・・・。
そう、お腹がいっぱいになるというより、おんなじものを一時間ひたすら食べ続けるって、実はかなりの苦行だったりするのね。
飽きて、白いご飯とかとにかく味の違うものを食べたくなる。。。

で、改めて周りの皆様を見ると、おにぎりとかちょっとしたおかずとか持参されていたり(網で焼かないものなら持ち込みOK)
一品メニュー(牡蠣飯とかカキフライとかもあった。)を頼んだりと、つまり飽きない工夫をしながら、美味しく牡蠣を
召し上がっていたのね。あ、お店によってシステムが違うから要注意よん♪

それを牡蠣初心者の我々は、勢い余って食べ放題に挑戦し、あたかもそれをブルジョアかのように勘違いし、訳のわからない
優越感に浸ってまでいたと。あー恥ずかしい。

あー、バケツ売りで充分やったわ、ホンマ。あ、でも若い方とか健啖家の皆様にはおすすめよん♪

おそらくこの日食べた牡蠣の数は、一人三十個はいったと思われます。
当分・・いや、もう来年まで、牡蠣の顔は見たくありません。。。


唯一の救いと云えば、牡蠣は疲労回復効果が高いという事でしょうか。
疲れ切ってる我々も、明日はきっと元気リンリンで迎えられることでしょう。



かあさん、なにごとも過ぎたるはにゃお及ばざるが如し、やで?

そーゆー意味で使うかどうかはともかくとして、なんでもほどほどが美味しく頂く秘訣なようで。