昨日のこと、テレマーク仲間のTさん(ログビルダー)の田植えに初めて参加した。
既にフランス人のDさんとピノキオのSさんが先着し田植え用の長靴を履いていた。
9時には11人が揃い、7つある田んぼだが全て機械植えせずにTさんの心遣いで1つだけ
手植え用に残してある。風そよぐ雲一つなき青空の中、西に戸隠連峰や高妻山が望める
絶好天日だ!泥土で足がぬかる田んぼ、横一線になりワイワイ賑やかに童心になり楽しい。
それは子供のころにタイムトリップしたように思えたから、隣近所が集まりそれぞれの
田んぼの田植えをする。こびれには(休憩時の食事)黄な粉餅や山菜煮物などを田んぼの
畔で食べたこと、古き懐かしき思い出である。
今回もTさんが用意した餡・きな粉・ごまの餅・エラ(山菜)に鯖缶入りネマガリダケ味噌汁
や、銘々が持ち寄った一品二品、とても食べきれない。もったいないのでラップに包んで
持ち帰る、夕食二人分には充分だ、次は稲刈りとなる、妻と二人で参加しよう。
今年は雪の消えるのが遅い、昨年と同時期の2日前、気早なネマガリダケを採ろう
と気早な爺婆はいつもの場所を目指した。熊よけのカウベルを鳴らしながら登山道
を20分ほど登っていくと年配の気早な二人連れが下りてきた。聞くと少ししか採れ
ないとのこと、期待しないで柔らかき新緑の中を目的場所へと歩を進めた。
背丈以上の竹藪に入り、ネマガリダケ眼に切り替えても全く飛び込んでこない。
でも、さすが採集民妻だ!そこそこの太さのを見つけ声を発している。2時間ほど
費やし成果は少ないけど夕食分には充分だ、皮ごと焼きミソマヨをつけて食する
のが美味しい。それに、自然からの恵みを感謝し天ぷらと味噌汁に入れ歯ごたえを
味わった。1週間後に再チャレンジを予定している。
3日前のこと、テレマークの滑り納めに鍋倉山に出かけた。連休前に峠下の沢まで除雪して
あるので麓の温井集落からの行動開始より楽に登ることができる。若くはない、この時期が
ベストである、当日も除雪車が峠に向けて放物線を描き豪快に残雪を飛ばしていた。
ブナの新緑と残雪、眩いほどに眼に入り素晴らしいと発するのみ、入山者が少なく我々二人
だけブナ林の中を、小鳥の鳴き声を聞きながら、小汗をかきながら、ひたすらに登るだけ、
稜線に出て頂上までの最後の登り、歩を停め眺めると日本海はもとより遠くの山々まで望めた。
1時間以上も山頂で過ごした、下山は華麗なターンを控え、雪面に多くあるブナの空実ブレーキ
に注意しながら、斜滑降・横滑りを交えながら無事に駐車場まで戻ることができた。
以前に女性二人組が「蟹食べに行こう!」なんて歌っていたが、妻が
「セリ採りに行こう!」なんて言うもんで早朝散歩を兼ねて秘密の場所へ
出かけた。そこは残雪時に偶然遭遇した場所で、天然のクレソンから始まり
ワサビにセリが自生している。市販のワサビはツーンと刺激が強いが自然
ワサビは甘みがありツーンとはしない。今朝は花が咲いている、それと茎部を
摘みさっと湯どうし食するとちょびっと辛みがある。
今はセリの丈はまだ短いが30㎝ほどに長く成長しても固くなく美味しい。
何故かと言うと開けた頭上はハンノキなどの高木に囲まれ柔らかく陽が射す
からなんです。
今晩は土鍋で湯豆腐とコラボして根髭付きで食しよう、困ったことに日本酒が
進むこと進むこと!!