還暦に直面する頃になると体の弱いが現れてくる。強めな外反母趾の妻は右手の薬指と小指のつけねから手首にかけて痛みを感じるので整形外科までの運転手となった。お互いに少しずつ修繕費用が必要となってきている。自分も数年前に2度も左目の網膜剥離で入院した後普通の体力に戻るまでに3年ほどかかった。このところの山登りでも下山時は膝の踏ん張りが弱くなってきている。
強烈な夏の暑さを懐かしく思える残暑から昼過ぎに家に戻りベランダで簡単な昼食をとった。贅沢にも白ワインを一本飲みほした後、釜石の親戚から届いた浜千鳥が訴えているようなので小グラスで一杯受け止めることにした。この辺のお酒と違いすーと入るが歯茎に辛みの余韻が残るお酒である。それからご他聞にもれず夕方の5時過ぎまでベットに沈んでしまった。