こずくな生活

写真付きで山暮らし

肉料理と山椒

2018年06月22日 | 料理・菓子

 

自然と体がバランスを保とうとするのか?毎日のように山菜ばかり食べていると無性に肉料理が恋しくなる。そして、何かが憑依したかのように「肉食べたい」と声を発してしまう。

 

立派なスリコギができそうな玄関わきの太き山椒の木から今年も沢山の小粒な贈り物をいただいた。採りにみえた人やあげた人と多くの人に喜んでもらった。我が家はチリメン山椒を作りあったかごはんでピリッと香りを楽しもう。


散歩の延長

2018年06月13日 | 旅山行

時々に散歩の延長として飯綱山に登りたくなる時がある。玄関を厳寒の冬に耐えるよう改装しているので真に今日はその日だ。いつもながら登山道わきのナラ大木が優しく迎えてくれる。両手でそっと触り言葉無き挨拶を交わした。

一歩一歩を続けていると予想に反し雲の切れ間から戸隠連峰が覗いてきた。平日の今日のような天候でも20人ほどの登山者が、皆、この静けさに浸り幸せな顔をしていた。

   

これも挨拶を交わした、登山道わきに、ひっそりと、咲いていた花達。


思いがけなく

2018年06月10日 | 家と家の近くで

 

次男夫婦のお陰で思いがけなく長野冬季五輪20周年記念のアイスショーを観ることができた。今朝の新聞によると観客は約5200人とか、一流スケーターは華やかさがあり柔らかくスピード感が格段に違うことに驚いた。その日の夕食は次男達に食べさせようと久しぶりとなるネマガリダケの入った中華ちまきを手際よく妻がこしらえた。たくさん作ったのでお土産にと持たせた。クマザサの新葉開いた今時期、孫達にも食べさせてあげよう。

 

次男達が帰り、雨が降りそうでもないので此の地に住まいする密かな愉しみの山菜取りに出かけた。目的のワラビだけなく思いがけなく山のアスパラガスであるシオデも採れた。シオデは茹でてスパゲティの具やばら肉で巻き炒めワラビは煮物で食べよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


山菜シオデ

2018年06月06日 | 料理・菓子

 

爽やかな朝は折りたたみ椅子を東に向けて座り玄関前で新聞を読むことにしている。木々や草花が木漏れ日を受け輝いている。ミヤコワスレも早く浴びたいと待ちわびている。

  

妻は実父の命日になると思い起こし作りたくなる料理がある。それは義父が好きで自ら作っていた、エンドウマメゴハン、野沢菜の醤油漬け、フキの甘辛煮である。もちろんフキの甘辛煮を肴に暮れゆくベランダで飲むロック焼酎は価格以上の味わいとなる。

 

植物の成長具合を判断し妻は山菜の女王で山のアスパラガスと呼ばれている貴重なシオデを採ってきた。茹でると緑色に変わりアスパラガスと同じ食感がする。家の周りのワイルドストロベリーも小さな実をつけヨーグルトに入れアクセントに、いづれも自然からの贈り物であります。

 

左が挿木から育て花芽をつけ咲き始めたサンショウバラ右がハマナス、外見はそっくりだがサンショウバラはハマナスのような甘い香りを放たない。

  

  

こずくな妻のお蔭で今年も秋まで和ませてくれる花達