こずくな生活

写真付きで山暮らし

月の環

2024年02月24日 | 家と家の近くで



冬の寒さから冷たさに切り替わるときがある。マイナス5度でも通常のマイナス5度と違い
心底に冷たさが響いてくるような、まさに昨日は家の中に居ても響いてくる日だった。
いつもだと夜の10時にはベットに身を入れるのだが、久しぶりにSさんとKさんとの3人で
3時間程さまざまに語り合ったせいだろうか?何故か昨日は遅くまで炬燵から離れなかった。
「さあ、寝るよ」と妻に言い、何となく薪ストーブ裏の障子仕様のサッシを開けると一際に明るい。
顔を上げると丸い月に大きな環が!その様をカメラに収めようと玄関を出た。三角屋根の頂点上に
神秘的な光景が!数枚を収め、手がはじかんで微雪が顔に降ってきても目線を下ろすことが
できなかった。目をこらし環を眺めると色がついている。不思議ながら昼間の虹とは逆に、内側が
赤く外側が青く見える。静けさの中、かぐや姫のように月に召されるような、人生72年余、素敵な
対話の時を味わった。



 


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