こずくな生活

写真付きで山暮らし

ネマガリダケ2023

2023年05月27日 | 料理・菓子



一昨日のこと、このところの安静時の心拍数が安定してきたこともあり、昨年より一週間遅いネマガリダケ採り
に出かけた。車を停める登り口は既に数台の車で満車、道路わきに停め身支度し、40分ほど登山道を一歩一歩
ゆっくりと登り我々の採取場所に着いた。登山道から離れ過ぎないように背丈以上のネマガリダケの中に入る。
背を低くし這いつくばるように眼をこらすとネマガリダケが飛び込んでくる。さすがに採集民妻だ!声をあげ
ながら結構な太物を採り見せつけてくる。
お腹に力が入らなくなり、おにぎりを頬張ろうと登山道に戻ると、何とまあ!昨年に出会った同年齢の4人組と
ばったり、こんなことがあるだろうか!一期一会ではなく二期二会とは!二度あることは三度あるとしたら
来年は三期三会となるかもしれない。
採るは良いが家に戻った後の処理、これまた二時間ほどかけ皮をむき丸裸にする、ほんにまあ!一日仕事と
なります。

 
アルミホイルで包み蒸し焼きし味噌マヨで食べる、しゃきしゃき採れたての食感、これがもっともに美味い。
次に北信濃のソウルフード、鯖缶と味噌が妙にマッチするタケノコ汁、山椒新葉をパチンと叩いて入れた風味、
これも美味い。それに天ぷら、我が身と時間を使った自然からの恵み物、次はワラビの番となり続きます。


小さな店

2023年05月21日 | その他


こつこつとリンゴ剪定枝をチェーンソーで40㎝程にカットし続けた。
その作業も終え軒下などに太さを気にせず、思いつくままに崩れないように
積み上げた。このリンゴ薪は乾燥すると固くなり、我が家の暖となるのは3年
後になる。


今日はリンゴ摘果作業は休みとし、以前から気になっていたパンと日用品の
店までドライブすることにした。その店は我が家から車で2時間ほどに位置す
る。パンは食パンとカンパーニュの2種類だけ、店までの案内看板は無くとも
切れ間なく人が訪れるくる。周囲は水を張った田んぼと野菜畑が広がり、遠く
東側には浅間山、南側には蓼科山 ・美ケ原を望め、気持ち安らぐ期待を裏切
らなかった小さな店だった。



再認識

2023年05月07日 | 家と家の近くで


渇ききった喉を辿り着いたオアシスで潤すように、木々草花達は待ちに待っていた
恵み雨を、一滴残らず逃すまいと浴び吸収したようだ。寝室の観音窓を開けると、
満開だった山桜は葉桜と変貌していた。昨夜来の雨は自然が与える魔法雨だった
かも知れない。このことに立ち会える環境からは離れたくないと再認識した次第
であります。


    セリ        コシアブラ      タラの芽        山ウド     

   セリのお浸し         フキノトウの茎の炒め煮        コゴミの胡麻和え

加速している自然の変化に遅れないように、山菜の恵みをいただくに忙しい。
瞬きしているうちに背が伸びてしまう。それでも標高のせいだろうか?里産と
比較して伸びても柔らかく美味しい。今朝の朝食はセリのお浸し・フキノトウ
の茎の炒め煮・コゴミの胡麻和えの三種おかず、ザ・日本人の食だった。        

     




小ずくな手間

2023年05月01日 | 薪ストーブ


 
りんご農家の友人から剪定した枝がたんとあると聞き、暖かさが影響しているのか?
体調が良いので軽トラの荷物シートを外し標高600mの畑へと向かった。
我が家から30分ほどで信号機は2つしかない。新緑の景色を眺めながらの下り運転、
紅葉のように一つとして同じ淡緑はなく優しく眼に映る。曲がりの多い道なので
美景に見惚れてしまうと田んぼに突入してしまいそうだ。美女美景は要注意だ!
想像していた以上の枝量が有り3日間で5往復もした。家前の道路下に山盛りと
なった枝(直径3㎝~20㎝)、「よくもまあ~運んだものだ!」と思うこと、
あと何年続くだろうか?この小ずくな手間と気力体力を、失せないようにしたい
ものであります。