「梅雨空に 報告兼ねて 菩提山」
昨日、時たまポツンと雨が落ちてくるどんよりとした空模様の中、毎朝散歩で眺めている飯綱山(1917m)に登ることにした。登山口近くの園長(飯綱の主)宅に車を置き6時30分に行動を始めた。2合目付近からミツバツツジの歓迎を受け快適に視界の開ける稜線まで一気に登ると、何のご加護か残雪の北アルプス後立山の峰々や浅間山まで望めることができた。それでも慌ただしく東南方面から駆け上ってくる上昇気流が稜線を境にして稜線北側に次々と忙しく雲を育成していた。花の最盛期には1ヶ月ほど早いけれどイワカガミやゴゼンタチバナやチドリソウなどが緑の中で小さくも自己主張していた。
10時30分車に戻った。園長宅のサンショウバラ花見を午後にと約束し本格的な雨の前に冬の間に作っておいた世界に一つだけのポストを設置すべく家に向かった。作業を終えシャワーを浴び極限状態で飲んだビールの味はたまらなく美味しいものだった。午後1時過ぎメロンとワラビのお浸しとクレープと白ワイン(こいつが余計だったと妻が言う)持ってお邪魔した。分厚いカツラのテーブルに座り眺める満開のサンショウバラを観賞するどこでなく、午後6時過ぎまで2人で飲み4人で途切れ無き会話を続けた。