<1986> 余聞、余話 「谷桔梗の花」
時を得て咲き出す花の谷桔梗 まさに輝く命の燈 (ともし)
咲いている 咲いている
輝いている 輝いている
みんな 居場所に 時を得て
健やかに 爽やかに
何と言っても
健やかなのがいい
爽やかなのがいい
山道の一角 谷間の眺め
初夏の木漏れ日の恵みに
麗しくも開く 谷桔梗の花
[ タニギキョウ ] キキョウ科タニギキョウ属の多年草。山地や谷間の木陰に生える。高さは10センチほど。卵円形の小さな葉を互生する。全国的に見られ、6月から8月ごろにかけ、上部の葉腋から立てる花柄の先に白い小さな鐘形の1花を開く。花冠は5裂し、裂片に淡紅紫色の条が入るものも見られる。谷筋の登山道でよく出会う。 写真は木漏れ日を受けて輝くタニギキョウの花。
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