ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

またまた余計なお節介を

2021-02-02 07:34:57 | 雑感
 今回も、前回触れたストレッチ関連の話です。

 私の歩行リハビリコース途中に、背伸ばしベンチ、腹筋ベンチなど、ストレッチ用器具が設置されている小さな公園があります。

 それらの中に、上下3段の横棒を備えた “ぶら下がり” 用器具があり、背筋や肩甲骨を伸ばすのが目的のようです。

 その “ぶら下がり” 用器具で、奇妙なことをしている おばちゃん がいました。彼女は何と、右腕一本だけで、横棒に飛びついては掴まり、掴まっては直ぐに放すを繰り返していたのです。

 彼女が掴まろうとしていたのは上から二番目の横棒。背伸びして手を伸ばしてもちょっと届かない高さでした。

 こんなことをしていたら、ストレッチどころか下手をすれば、右肩脱臼にもなりかねません。私は、思い余って声をかけてみました。

「一番下の棒なら、両手でぶら下がれますよ!
 その方が、もっと運動になるのでは?」

「実はね わたし、左肩が痛くて上がらないの。
 だから、こうして片手でするしかないんです!
 わたし、巻き肩で肩甲骨辺りが硬くなっているから、
 少しでも背中を伸ばして、柔らかくほぐそうと思ってね!」

 そのオバチャン、私が立ち去るときには、しっかり笑顔で見送ってくれました。

 人はそれぞれ、行動にもわけがあるもの。自我の肥大傾向(?)のある私としてはいつものことですが、またまた余計なお節介をしたものです。

 ものごとはすべて、あくまでも経験した範囲内でしか捉えることができません。たとえ見当違いの経験でも、経験は経験です。そうした経験の記憶がある限り、同じ轍を踏むことはありますまい。

 経験と記憶が、すべて残りの人生の糧になるのです。ですから、これもヨシとしましょう。



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